インドネシア路上猫たちリターンズ

ご支援頂いたみなさまへ

プロジェクト期間あと１２日となりましたが、達成まであと２０万円以上も必要です。引き続きご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

さて、今日のご紹介はクアクアくんです。

最初のキャットハウスは、チカランという町の繁華街に近い住宅地の一軒家、と言っても日本の長屋のイメージですが、を借りていました。クアクアくんはその最初のキャットハウスの玄関先に置き去りにされていました。最初は特に怪我も病気もなく、自然とキャットハウスのほかの猫たちに溶け込んでいきました。彼に降りかかった最初の苦難は、伝染性腹膜炎でした。当時のケアラーファイザルさんが「お腹が大きすぎる」と異変に気付いてくれて、直ぐに獣医さんに診てもらい、この難敵が判明しました。しかし、何と彼は薬を二か月間毎日飲み続けて、遂に克服したのです。３年前のことです。更に、去年もう一度この病気に罹患したのですから、不運な子です。しかしこれまた克服して、いまではすっかり太っちょさんになってきています。クアクアくんは、ユディさんに名前を呼ばれると、ちゃんと返事ができるほど聡明で、かつ、ユディさんが薬を飲ませているときはいつも近くで見守っているほど、病気の猫たちを気遣うことができる優しいお兄さんです。おそらく、自分が何度も難病を克服してきているので「諦めずに頑張れ」と病気の子たちにエールを送っているのではないでしょうか。ご飯時も、食べるのはいつも最後のほうで、若い子たちに先に食べさすのです。ユディさんもそれがわかっているので、ちゃんとクアクアの分を残してくれています。こんな頼もしく優しく美しいクアクアを、是非皆さん応援してあげてください。