ドローンでの非破壊検査と映像撮影を通じて、地域社会に貢献したい

▼自己紹介

　はじめまして。株式会社ドローンワークスの代表取締役・喜多真吾と申します。弊社は、和歌山県新宮市を拠点に東京・名古屋に事業所を置く、ドローンを活用した非破壊検査および映像撮影を行う企業でございます。

1. 私の経歴
   　本社のある和歌山県新宮市で1997年6月に生まれました。幼いころから野球漬けの毎日であり、高校では進学した広島県の広陵高校で2年生時に甲子園出場、3年生時に主将を務めました。大学では明治大学法学部に進学し、2016年の明治神宮大会・2019年の全日本選手権で日本一を経験させていただき、4年生時には副主将を務めました。大学卒業後は、社会人野球チームの日本製鉄かずさマジック・日本製鉄鹿島で引退までの4年間所属し、当社である株式会社ドローンワークスを立ち上げ、現在に至ります。
   
   
   ※現場の様子（代表の喜多真吾）
   
   
2. 会社設立の思い
   　もともと父がドローン操縦士の免許を持っていたこともあり、今後ニーズが高まるであろうドローン事業に興味を持っておりました。昔からお世話になっている地元企業様からもドローンによる非破壊検査のニーズがあることをお聞きし、まずは地域社会に対して恩返しできるようにという思いで当社を立ち上げました。
   　会社の理念である「ありがとう」は私が在籍していた広陵高校野球部の教えでもあります。ドローンを活用した安全性の高い検査により安全・安心なまちづくりを実現することで、野球漬けの日々の中で学んだ「ありがとう」の教えを、関係するすべての皆様に対して伝えていきたいと考えております。

※実際の現場の様子

▼プロジェクトを立ち上げた個人的きっかけ

「地域への恩返し」

　私は社会に出て早5年目を迎えました。学生時代とは異なる種類の責任やプレッシャーを感じる毎日ですが、そのおかげで地域の皆様が私にしてくださったことの本当のありがたみが、恥ずかしながら今になって、身に染みるほど感じております。

　幼いころは地域のお兄さん達にお祭りに連れて行ってもらったり、海や山に遊びに連れて行っていただきました。今でもふと街を歩いていると「真吾！」と声をかけていただくことが多く、温かみを感じながら生活をしております。新宮市や近隣の那智勝浦町にある豊富な自然や世界遺産が身近な中で暮らす皆様だからこそ生まれるこの温かみが、当たり前ではないことを大学時代に東京で暮らしていたこともありひしひしと感じております。

　その中で昨年、大学野球部の同期である宮本と、この地で当社を本格的に立ち上げ、右も左も分からない中もがきながら、何とか事業を運営しております。お陰様で少しずつお客様にも認めていただき、スーパーマーケットチェーン様でのドローンに搭載した赤外線による外壁点検・雨漏れ診断や、発電事業者様でのドローンを活用したダム点検のお仕事などをさせていただきました。

　しかしながら、ドローンのサービスが比較的新しく馴染みがないこともあり、クライアント様に当サービスの良さを分かってもらえないことも多々ございます。もちろん、力不足による部分が大きいことも痛感しております。今回のクラウドファンディングを通して、少しでも多くの方に弊社のサービスを知ってもらえると幸いです。

※使用しているドローンの一つ

▼プロジェクトを立ち上げた社会的きっかけ

「老朽化する社会インフラと従来点検の課題」

　近年、橋梁・建物・トンネルなどの社会インフラの老朽化が深刻化しており、安全性の確保と維持管理が重要な課題となっています。

従来の点検方法は、人が高所作業を行うため、危険性が高く、時間もコストもかかります。

　また、広範囲を詳細に点検することが難しく、点検漏れや見落とし のリスクも存在します。

「社会インフラ点検の重要性」

　老朽化した社会インフラは、地震や台風などの自然災害によって倒壊するリスクが高く、重大な事故につながる可能性があります。そのため、定期的な点検を行い、必要な補修や改修を行うことが重要 です。

　ドローンによる非破壊検査は人による高所作業を削減するとともに、足場を組むなどの費用を削減でき、上記課題を解決するサービスとして、クライアント様にとって安全性・経済合理性のどちらも担保する素晴らしいサービスであると信じております。

　当社は、当サービスを提供することで、安全・安心な社会インフラ点検を実現します。

▼プロジェクトの内容

「実施内容」

・地元企業様・住民様への非破壊検査及び映像撮影

※非破壊検査に使用する追加機材の購入、機材の運搬、保険などに費用が掛かります。ご支援金につきましては、これらに充当させていただきたいと思います。

※人物の撮影だけでなく風景撮影も可 (例)那智勝浦町の朝焼け

「実施スケジュール」

・令和6年8月～10月ごろを想定

▼プロジェクトの展望・ビジョン

1. 地域社会への貢献
   　ドローンによる非破壊検査は、老朽化した橋梁やダムなどのインフラの点検や、各種不動産の点検を効率化し、安全な社会の実現に貢献します。また本社のある和歌山県新宮市周辺のエリアは、南海トラフ地震などの災害リスクが高く、万一の場合迅速な被災状況把握にも弊社のサービスは役立ち、救助活動の効率化を実現できます。
2. 新たな雇用の創出
   　ドローン非破壊検査は、新たな雇用を創出する可能性を秘めており、将来的には障害のある方々の受け皿になれればと考えております。例えば足が不自由な方でも、ドローンの操縦は何ら問題なく行うことができます。今後社会で必要となってくる先端サービスを、幅広くノウハウ提供できることは、少子高齢化で生産年齢人口が減少していく日本社会で、非常に重要な役割と考えております。
3. 技術力の向上
   　クラウドファンディングを通じて得られた資金は、ドローンサービスの向上や、ドローン非破壊検査のさらなる普及を目指します。