ミャンマー中部大地震 命をつなぐ給水支援と医療支援を継続!

支援総額
目標金額 10,000,000円
- 支援者
- 63人
- 募集終了日
- 2025年10月6日

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プロジェクト本文
【はじめに】
私たち、一般社団法人裸足醤チャンプルー、は「地域に根付き裸足で駆けつける医師/専門家集団」という趣旨のもと、ベアフットドクターズグループ(BarefootDoctors Group: BFDG)、ベアフットドクターズ・ミャンマー、八角平和研究所といった専門家達による団体を立ち上げ、あらゆる人々の健康向上のために活動中です。2025年3月、ミャンマー中部を襲った大地震。私たちは、4月より「支援が届かない孤立地域に、水を届ける」プロジェクトを開始、ザガイン市内でエヤワディ川の水より飲料水を製造し、避難所に給水タンクを設置、ザガイン全市民に「命の水」を届ける給水活動へと取り組みを拡大、現在も継続しています。発災直後から行った仮設診療所での医療支援は、移動診療へと移行。地震から5ヶ月が経ちましたが、直後に適切な医療を受けられず麻痺などが重症化している患者の発掘を行っています。内戦の最前線であり、再び戦闘が活発化、国外はもちろんのこと、国内からの市民団体の支援も制限され始めました。今、この地で包括的な人道支援活動を継続できているのは、我々、ベアフットドクターズ・ミャンマーだけです。私たちは、この「命の水」を届ける活動、「命を繋ぐ」活動を、2026年5月までに現地の人々へ確実に引き継ぐ体制を整えるための資金が必要です。
撮影:堀潤氏
【自己紹介】
こんにちは、林健太郎です。父方が台南市麻豆領に出自を持つ台湾クウォーターで、山形県酒田市生まれ、東京で育ちました。琉球大学医学部を卒業、30歳から国境なき医師団にてミャンマー/イラク/ナイジェリア/スリランカ等の紛争地で、東日本大震災では日本プライマリ・ケア連合学会災害チームの初代コーディネーター、震災後は国立保健科学院健康危機管理研究部に所属し、世界の緊急人道医療基準「SPHER Project」を指導/普及、日本ジェネリック医薬品・バイオシミラー学会原薬分科会委員して、国内外の人道医療支援活動、グローバルな医療危機の問題解決のために奔走してきました。現在はBFD Group代表として、国境・宗教・人種を越えて命を守る活動、地域住民の自立に焦点を当てた活動に取り組んでいます。2025年3月のミャンマー大地震発生以降、震源に最も近い商都ザガイン市で、内戦の影響で支援が極めて困難な中、現地でのネットワークと長年の活動実績を活かし、給水や医療支援活動を立ち上げ、現在も活動中です。
撮影:堀潤氏
【なぜ私たちがミャンマーの孤立被災地で活動を?BFDMyanmarと八角平和計画】
林健太郎がミャンマーで医療活動をはじめたのは2004年のタイ国境の内戦地域でした。2008年、15万人の犠牲者を出したサイクロンナルギス高潮災害時に、BFD Myanmarとして独自の医療・復興支援を開始。2012年より、現在激しい内戦地帯となっている、北部ミャンマー少数民族山岳地域にて、地域住民の自立と、インフルエンザパンデミック対策として重要な抗インフルエンザ薬「タミフル」の原料である「香辛料八角」を栽培・植林する事業、八角平和計画(Star Anise PeaceProject)を開始しました。被災地が植林事業のハブであったことから、震災直後より被災孤立地域に入り緊急医療救援活動を開始しました。現在の医療・給水支援も、地域住民と力を合わせ、生活と命を守る取り組みとして継続してまいります。
撮影:堀潤氏
【プロジェクトの背景】
2025年3月、ミャンマー中部を襲ったマグニチュード7.7の大地震。とりわけ被害が深刻だったザガイン市では、インフラが壊滅的な被害を受け、水道や電力、通信が遮断され、多くの市民が避難生活を余儀なくされました。発災直後から、私たちは現地に入り、緊急医療・給水支援を展開、第一弾クラウドファンディング(2024年5月~7月)では、多くの皆さまのご支援をいただき、ザガイン市内の複数の避難所に給水車とタンクを導入。最低限の飲料水を届ける体制を構築することができました。しかし、政府の復興フェーズ宣言により、ミャンマー赤十字の飲料水製造設備が撤退。震災から5ヶ月が経過した現在、現地の状況は全く改善していません。内戦の影響により国内外の支援が届かず、インフラ復旧の目処も立たない中で、命を守るのに必要な水の供給は数少ない給水設備に依存しており、また初期に救命した重症患者やそもそも適切な処置を受けられなかった患者が放置され、要リハビリ患者の急増と相まって、命の危機は今なお継続しています。
撮影:堀潤氏
【これまでの成果】
■ 給水支援体制の構築
ザガイン市避難所19か所に給水ポイントを新設・拡張し、1日あたり最大10トンの飲料水を安定供給。給水タンクの増設、給水車(トラック)の導入を現地リソースで確保。しかしながら、ミャンマー赤十字が飲料水製造設備を撤退したことで、ザガイン市民に飲料水を供給する体制が著しく減少している状態です。
■ 人的ネットワークの拡充と「オールジャパン体制」の形成、国連機関との連動
これまでピースウィンズ・ジャパン、徳洲会など他の日本NGOと連携。在ミャンマーの学校関係者・現地通訳・看護師らと協働し、多国間・多文化での医療・給水支援を展開。NGO同士の連携によって、単独では実現できなかった支援の持続性と信頼性を確保しました。医療外のニーズの拡大も著しく、国連機関UNICEFやIOM(国際移住機関)、HandiCap InternationalやMaltiser等のINGO、日本大使館草の根援助等との連携を模索しつつ、事業を徐々に現地の人々に引き渡す準備を同時に進めます。
■ 社会的注目と報道の拡大
Yahoo!ニュース(堀潤氏による取材)や8bitNews、毎日新聞、沖縄タイムス、共同通信など、複数の報道メディアにて取り上げられ、広く市民の共感と支援を獲得。SNSや口コミによる草の根の広がりを通じて、支援の輪を拡大しようと試みています。
撮影:堀潤氏
【今回のプロジェクトで実施すること】
第一弾プロジェクトで、ザガイン市内の主要避難所における緊急給水支援の体制を立ち上げることができました。しかし、水と衛生の確保は“単発”ではなく“持続的”でなければ、命を守るインフラにはなりません。今回の第二弾では、以下の取り組みを通じて、2026年5月までの現地への引継ぎを見据えた中長期の支援体制を確立します。
- 飲料水・生活用水製造設備の拡充:ミャンマー赤十字の撤退後、現在何とか確保している独自の飲料水製造設備の他、新たに僧院に導入したソーラー駆動型水製造装置を、他の僧院にも設置します。また他団体からの設備譲渡の提案もあり、北部の仮設住宅地への給水設備設置も進めます。
- 給水支援の確実な継続」:現在稼働中の給水車・タンクの維持管理に必要な経費(修理費、燃料費、人件費等)の確保、給水対象エリアと裨益者数の検証、雨期・乾期に対応した柔軟な給水スケジュールの運用体制強化が必要です。将来的に現地の人々で運用できるよう研修を実施します。
- 衛生環境の改善と感染症予防の推進:トイレ・洗面場の整備および簡易的な下水処理支援、石けん/消毒液などの衛生物資の配布、水由来の感染症(下痢症、皮膚疾患など)予防のための啓発活動及び検査体制の強化が必要な状況です。
- リハビリ・包括的福祉支援:初期重症患者、要リハビリ患者が放置されている状況で、このままではせっかく助かった命を失ってしまいます。訪問介護・リハビリ等の計画やフローの構築など、日本チームの知見を生かした支援体制の拡充が必要です。
撮影:堀潤氏
【資金使途】
目標金額:1000万円。
今回のクラウドファンディングを通じたご支援は、以下の活動に活用させていただきます。
- 飲料水・生活用水製造設備の拡大:現地は内戦地であるため、テロの危険性から燃料の貯蓄が難しく、発電機・ポンプを動かすための燃料の入手が大変困難な状況であるため、太陽光発電設備の導入を進めます。
- 給水支援体制の維持・拡張:現状の給水車の維持管理(燃料費、修繕費)や、新たな給水タンク・パイプ等の設備導入を進めます。また、市内の複数避難所への配水ルート強化のため、荷台付三輪自動車トックトックによる給水自動車の導入を計画します。
- 衛生環境整備と感染症予防:簡易トイレ、手洗い場の拡充・整備、石けん・消毒液等の衛生資材調達、水由来感染症の予防啓発活動を行います。
- 初期重症患者及び要リハビリ患者への支援:訪問看護/リハビリ/介護専門家の日本からの招聘と、現地スタッフ・ボランティアの育成・研修を実施します。
- 物資調達・拠点維持:医療物資の現地調達と活動拠点(水道・通信・設備)の維持・拡張、支援チームの移動と連絡体制強化を進めます。
- 情報発信・記録・報告活動:現地での映像・写真記録の制作、活動報告書の作成と配信、国際社会への情報発信・連携基盤を固めていきます。
本プロジェクトは、第一弾プロジェクトで築いた基盤の上に、期日までに集まった支援総額に応じて、下記の優先順位に従って各活動の維持、拡充を進めてまいります。
- 物資調達・拠点維持費:150万円。支援金が予算に満たない場合、自己資金で完遂します。
- 初期重症患者及び要リハビリ患者への支援:170万円。支援金が予算に満たない場合、自己資金で完遂します。
- 情報発信・記録・報告活動:80万円。支援金が予算に満たない場合、活動規模を調整して進めます。
- 衛生環境整備と感染症予防:150万円。支援金が予算に満たない場合、活動規模を調整して進めます。
- 給水支援体制の維持・拡張:200万円。支援金が予算に満たない場合、自己予算にて維持費を確保します。
- 飲料水・生活用水製造設備の拡大:250万円。支援金が予算に満たない場合、購入機材の規模、数量を調整します。
撮影:堀潤氏
【BFDMyanmarについて】
BFDMyanmarは、ミャンマーでの八角平和計画・緊急人道医療援助の活動組織として立ち上げられた、BFDGroupの一組織です。BFDGroupは香辛料八角の生産、香辛料八角より中間体のシキミ酸の抽出、シキミ酸からタミフルの合成まで通して計画しており、BFDMyanmar以外に、BFDVietnam、BFDOkinawa((一社)裸足醫チャンプルー)、(一社)八角平和計画研究所からなるGroupです。
撮影:堀潤氏
【最後に】
「国籍も宗教も関係ない。ただそこに人がいるから救いたい。」この想いを胸に、私達ベアフットドクターズミャンマーは今もミャンマーの地で命を守る活動を続けています。皆さまのご支援が、確実に現地に届き、命を救います。どうかこの挑戦に力を貸してください。よろしくお願いいたします。
【メディア掲載情報】
本プロジェクトは、複数のメディアで紹介され、現地での活動が社会的にも大きな注目を集めています:
8bitNews:「緊急配信!ミャンマー大震災 孤立地域が直面する水不足 現地支援に入った医師と堀潤が語る!」
https://www.youtube.com/live/ftPo22o5UCk?si=FXiUWeKg_wFd2QPp
Yahoo!ニュース(エキスパート堀潤氏):「ミャンマー大地震から1ヶ月、孤立地ザガインで水も医療も絶たれた中で─林医師が語る“命をつなぐ支援」
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/d780bf15d291e4bb0e2fcb2284f00e35d442e89f
Yahoo!ニュース(エキスパート堀潤氏):「ミャンマー地震3ヶ月」支援最前線で何が起きてきたのか 現地活動3人の日本人医療従事者が明かす
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/d65622a67d1c58e82dea81ab5c947c49ac18c14f
毎日新聞:ミャンマー地震3カ月 「急性期」の孤立地域で奔走する日本人医師
https://mainichi.jp/articles/20250629/k00/00m/030/174000c
ミャンマー給水 寄付募る 琉大医学部出身 林医師らの団体 震災支援
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1623174
- プロジェクト実行責任者:
- 林健太郎(医学博士 一般社団法人裸足醫チャンプルー Barefoot Doctors Group代表)
- プロジェクト実施完了日:
- 2026年5月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
皆さまからいただいたご支援は、医師である林健太郎とサポートスタッフが、以下に使用させていただきます。 ①給水支援体制の維持・拡張:給水車の維持管理(燃料費、修繕費)、新たな給水タンク・パイプ等の設備導入、市内の複数避難所への配水ルート強化、地雷回避ルートの探索・安全確保支援。 ②衛生環境整備と感染症予防:簡易トイレ、手洗い場の拡充・整備、石けん・消毒液等の衛生資材調達、水由来感染症の予防啓発活動。 ③現地スタッフ・ボランティア支援:現地スタッフの人件費、学校等との協働による育成・研修。 ④物資調達・拠点維持:医療物資の現地調達と活動拠点(水道・通信・設備)の維持・拡張、支援チームの移動と連絡体制強化。 ⑤情報発信・記録・報告活動:現地での映像・写真記録の制作、活動報告書の作成と配信、国際社会への情報発信・連携基盤づくり。
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プロフィール
一般社団法人裸足醤チャンプルーは「地域に根付き裸足で駆けつける医師集団」という志のもと、Barefoot Doctors Group、BFDMyanmarといった国際団体を立ち上げ、あらゆる人々の健康向上のために活動中です。今回、代表の林健太郎医師が、被災したミャンマーのザガイン市に入り、BFDMyanmarのチームを率いて支援活動を進めています。
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リターン
3,000円+システム利用料
感謝メッセージと活動レポート(PDF)
プロジェクトへのご支援に感謝の気持ちを込めて、林医師からの感謝メッセージと、現地活動の様子をまとめたレポート(PDF)をお送りします。
- 申込数
- 38
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年6月
10,000円+システム利用料
活動レポート+ビデオメッセージ+八角パッケージ(希望者)
活動レポート(PDF)と、林医師からの現地ビデオメッセージ(限定リンク)をお届けします。
さらに、希望者には林がミャンマーで推進してきた八角(スターアニス)を、小パッケージでご送付します。
※食品輸入届と食品検査が完了して国内輸入済の八角を活用します。
※八角の発送時期は26年6月頃です。詳細については、26年4月までにメールにてお知らせいたします。
- 申込数
- 23
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年6月
3,000円+システム利用料
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さらに、希望者には林がミャンマーで推進してきた八角(スターアニス)を、小パッケージでご送付します。
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- 23
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- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年6月
プロフィール
一般社団法人裸足醤チャンプルーは「地域に根付き裸足で駆けつける医師集団」という志のもと、Barefoot Doctors Group、BFDMyanmarといった国際団体を立ち上げ、あらゆる人々の健康向上のために活動中です。今回、代表の林健太郎医師が、被災したミャンマーのザガイン市に入り、BFDMyanmarのチームを率いて支援活動を進めています。














