【リレーインタビュー】第2回ジャ・チンさん（多言語スタッフ）

【リレーインタビュー】第2回は、毎週金曜日の「多言語相談サービス」でコーディネーター兼中国語スタッフを担当しているジャ・チンさんです。

 

Q:ジャさんはいつから国際交流センターで活動していますか？

 

ジャ）2013年からです。豊中に引っ越してきて、豊中市の外国人相談窓口があると知って、国際交流センターに来たのがこことの初めての出会いです。そのあと、「小学校外国語体験活動」という事業（市内の小学校に外国語や異文化理解の事業をするプログラム）にボランティアとして参加するようになりました。そんな中、2014年にちょうど相談サービスの中国語スタッフが募集されることになりました。同胞の役に立ちたいという思いもあったので、相談の仕事に応募したところ合格したんです。

 

Q:相談の仕事をする中で、どんなことを感じていますか？

 

通訳はそれまでしたことがあったのですが、相談の仕事は初めてでした。

とにかく勉強しなくてはならないことが多いです。単に通訳をするだけではなく、相手の心についてもよく知っていくことが求められると思います。私はもともと世話好きな方なのですが、こういう活動ができて、充実感を感じています。

 

Q：豊中市の外国人支援についてどう思いますか？

 

豊中に来る前は、豊中よりも大きな他市に住んでいました。豊中市は小さい都市ですが、前の町よりも支援が充実していて、すばらしいと思っています。私も誇りをもって、中国人のみんなにここのサービスについて情報提供できています。

 

（おわり）

 

「豊中市は外国人も住みやすい街」、と言ってくれることはとても嬉しいことです。さらに住みやすく、頼ってもらえる地域、組織をめざしていきたいと思います。本書では、これまでの取り組みや歴史的経緯についてもふれており、「とよなか国流」を包括的に知っていただく資料にもなっていると思います。お楽しみに!