プロジェクト概要

 

〜ネクストゴール達成のお礼〜

 

皆さまのご支援のおかげで、ネクストゴールも達成いたしました!

心から感謝いたします。

 

プロジェクト終了日まであと3日間ございますが、終了まで引きつづき皆さまからのご支援を継続して募集させていただきます。

 

これからも地域の外国人のニーズにそった取り組みを充実させていきたいと考えていますので、そのために活用させていただきます。

 

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!

 

とよなか国際交流協会 事務局長 山野上隆史
(2019年3月12日追記)

 

 

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〜目標達成のお礼とネクストゴールについて〜

 

皆さまの温かいご支援のお陰で、目標の50万円に到達することができました!

このご支援金で、書籍「外国人と共生する地域づくり~大阪・豊中の実践からみえてきたもの」の出版費用の一部を賄うことができます。

本当にありがとうございます。

 

皆さまの温かい応援と励ましのお言葉をこれからの活動のエネルギーとして次の目標を60万円と設定させていただきます。
 
今後いただいたご支援で、6月29日(土)に開催する出版記念シンポジウムの開催費用に充てさせていただきたいと思います。


参加費は無料にする予定ですので、支出は登壇者謝礼と交通費、資料代等に充当させていただきます。

 

 

「外国人と共生する地域づくり~大阪・豊中の実践からみえてきたもの」

出版記念シンポジウム
 

・日時:6月29日(土)13時~16時(予定)
・会場:とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ「ステップホール」
    豊中市玉井町1-1-1-501 阪急豊中駅直結「エトレとよなか」5階
・参加費:無料
・ゲスト:牧里毎治さん、榎井縁さん、門美由紀さん 他調整中

 

シンポジウム開催のためにどうか変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます!

 

とよなか国際交流協会 事務局長 山野上隆史
(2019年3月7日追記)

 

 

 

日本全国に「多文化共生」の地域づくりを広めたい!

 

はじめまして、山野上 隆史です。大阪府豊中市にある“とよなか国際交流協会”で、在住外国人の生活支援を行っています。

 

当協会は、阪神淡路大震災の後、豊中市の財政状況が厳しくなるなか、外国人の中でも社会でより厳しい状況に置かれる人たちに焦点をおいて活動をはじめました。

 

今では外国人にとって安心できる場となり、とよなか国際交流センターの利用者のうち、約4割を外国人が占めるようになっています。まさに外国人と日本人が出会い、ともにまちづくりを進める拠点となっています。

 

外国人ママの居場所づくり「おやこでにほんご」の活動の様子 

 

近年、日本でも少しずつ国際化が進み、ついに日本国内の在日外国人数は256万人を超えました。しかし、このような現状に対して、地域の外国人受け入れ環境は追いついていないのが実情です。

 

そこで私たちは、日本社会の中で周縁化される外国人の“声なき声”に耳を傾け、日本全国に「多文化共生」の活動を広めていくために、これまで約25年間を通して豊中市が多文化共生に向けて行った取り組みをまとめた「書籍」を発行します。

 

外国人との共生社会の実現を通して、地域の未来をつくり、みんなが笑顔で暮らせる町を目指すために。どうか、皆さまのあたたかいご支援・応援をよろしくお願いいたします。

 

日本語交流活動「とよなかにほんご金あさ」の様子

 

 

「生活者としての在日外国人」が抱える悩み

 

2018年6月、ついに日本国内の在日外国人数は263万人を超え、全人口の2%を超えました。これは、過去最大の人数です。また、半数以上が日本社会に定住している人たちで、日本の夫婦の約3.3%は国際結婚というデータもあります。(出典:法務省厚生労働省 人口動態調査

 

こうして国際化が加速していく中、地域の外国人の受け入れ体制は進んでいないのが実情です。

 

「気軽に相談できる場所がない...」

「子育てを手伝ってもらえる場所がない...」

「仕事が見つからない...」

 

日本人であれば当たり前のように受けることができる支援が受けられず、日常生活を送る上で悩みを抱えている外国人は少なくありません。

 

もちろん、自治体内で対策を取っている地域もあります。しかし、その対策の内容や実施状況は地域によってまったく異なり、住む地域によって暮らしやすさに大きな差が生じています。

 

私たちは、在日外国人も「同じ地域社会の一員」として一緒に暮らすことが当たり前な社会をつくりたいと願い、日々の活動に取り組んでいます。

 

子ども・若者支援事業ボランティアで合宿の様子

 

 

25年間かけて取り組んだ、地域で支える外国人の居場所づくり

 

大阪府豊中市には、5,400人を超える外国人が暮らしています(2018年3月末時点)。年々その数は増加しており、この1年間で約10%も増えました。

 

私たちは「国際交流活動を推進する人づくり」・「周縁化される外国人のための居場所づくり」・「多文化共生の地域づくり」の3点に力を入れて取り組んでいます。

 

地域に暮らす外国人への相談事業に取り組む多言語スタッフ

 

具体的には、定常的に以下のような活動を実施しており、これらは約500人にもおよぶ豊中市の市民ボランティアによって支えられています。

 

・就労のための日本語や検定サポート

・図書館で行われる親子参加型の交流活動

・10言語と専門家によるDVや就労も含めた多言語相談サービス

・学力保障のための子ども日本語教室

・外国にルーツを持つ若者支援事業 等

 

約25年間の活動を通して、地域の外国人市民の方々より「安心で安全な居場所」と思っていただけるようになってきました。こうして少しずつ、私たちが目指す「地域で支える外国人の居場所づくり」が形作られてきたのです。

 

フィリピン人コミュニティが企画した「まちなかフィリピンデ―」の様子

 

当センターの利用者は年間84,755人で、昨年と比べ2,082人増。そのうち外国人利用者は33,893人で全体の約40%を占めています。

 

日々、利用者の皆さまが安心して地域での暮らしを送れるように、様々な支援活動を行ってきた結果、少しずつ在住外国人の方のご利用が増えてきました。

 

過去には、小さなお子さんを抱えて相談に来ていた在住外国人のお母さまが、当センターの日本語交流活動や学習支援への参加を通して自信をつけたことで、地域で働き始めることができた事例もあります。

 

とよなか国際交流協会の事業体系は、地域で暮らす外国人のエンパワメントのプロセスなのです。

 

センターでの日本語交流活動の様子

 

 

書籍出版を通して、外国人との共生社会の実現へ。

 

今回は皆さまからのご支援で、豊中市が多文化共生を目指して取り組んできた活動事例および地域づくりのメソッドをまとめた書籍を出版します。

 

ご支援は、研究者の皆さまが書籍の執筆にあたり実施する調査費用や出版にかかわる経費として、大切に活用させていただく予定です。

 

このプロジェクトを通して、日常的に外国人の生活支援に関わる皆さまへ、多文化共生の地域づくりを地域福祉の観点から整理した「豊中モデル」をお伝えし、同様の活動に取り組む全国の人たちの活動のヒントになればと願います

 

そして、このプロジェクトが当協会の未来を考えるきっかけとなるだけでなく、全国の外国人支援団体の皆さまとの情報交換のきっかけとなれば嬉しく思います。

 

【制作概要】

タイトル:「外国人と共生する地域づくり~大阪・豊中の実践からみえてきたもの」

ページ数:A5判, 280ページ(予定)

制作部数:2,000部

制作完了予定日:2019年3月31日(日)

編集:公益財団法人とよなか国際交流協会

監修:牧里毎治

問い合わせ:atoms@a.zaq.jp

 

【冊子の目次】※以下は現時点で予定している内容です。

 

はじめに:本書の使い方 (山野上隆史)

序章:事業の変遷と「顔の見える公」をめざして(榎井縁) 


1章 相談事業
1 相談事業における支援臨床(仮題)(吉嶋かおり)
2 支援の現場から~担当職員の試行錯誤(山本愛)

 

2章 こども事業

1 子ども事業のミソ~子どもとボランティアがつくる居場所(今井貴代子)
2 子ども事業と居場所づくりー社会全体をあたたかくするために(山根絵美)
3 若者支援ー職員もまた悩み、進み、育つ(黒島トーマス友基)

 

3章 日本語交流活動

1 「日本語を教える」から「日本語で知り合う・つながる・支え合う」へ(新矢麻紀子)
2 市民による日本語交流活動の広がり(山野上隆史)
3 日本語事業の現場ー働く場の環境づくりと関係づくり(山本房代)

 

4章 とよなか国際交流センターに集まる人々(永田貴聖)

 

5章 ソーシャルワークの視点ー国流の取り組みを捉えなおす(門美由紀)

 

6章 市の施策

1 豊中市の多文化共生と外国人施策 (田中逸郎)
2 多文化共生指針とは (山野上隆史)
3 福祉の視点からみる豊中市多文化共生指針 (武田丈)

 

7章 国の施策と各地の対応

1 日本の外国人施策と「外国人」イメージ(野崎志帆)
2 多文化共生のまちづくりと自治体政策(渡戸一郎)
3 多文化地域福祉とジェンダー(朝倉美江)

 

8章 とよなか国際交流協会の基本理念をあらためて考える(窪誠)

 

9章 地域福祉からアプローチする多文化共生(牧里毎治)

 

※写真はイメージです

 

 

外国人“も”安心して暮らせる地域は、誰もが安心して暮らせる地域

 

「多様性を大切にし、外国人が暮らしやすいような地域では、一人ひとりが大切にされ、様々な人にとって暮らしやすい地域になる」と、私たちは確信しています。

 

このような活動が広がっていくことで、日本全国の在日外国人が安心して暮らせる地域が増えることを切に願います。

 

これからも私たちは、たとえ数は少なくとも、彼らの声を拾い続けます。

 

ありのままの自分で過ごせる場所があることの大切さ、そして、互いが持つ個性を尊重し合える社会をつくることの重要性を発信し、誰もが自分らしく生きることができる地域づくりを伝えていきたいです。

 

皆さまからの温かいご支援・応援を、どうぞよろしくお願いいたします。

 


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