プロジェクト概要

民話のふるさと真室川の伝統的な昔話を絵本にまとめ後世に残したい!

 

はじめまして。佐藤奈津紀です。私の住む真室川町にはたくさんの口承文学(昔語り)があります。真室川の口承文学は慣れた人でなければ読むことが難しく、また、昔語りをしている方々の高齢化により、この伝統をこれからの子どもたちに残していくことが難しい現状があります。そこで、「真室川民話の会」のおじいちゃんおばあちゃんが語っている昔話の中からひとつ『きゅうりひめご』というお話を来春までに絵本化します。当初は100冊の予定だったのですが、ご好評により合計300冊に増刷することにしました。

 

40万円程度あれば、絵本を300冊制作することができます。どうぞ皆様のお力添えをお願いいたします。

 

(「ふるさと子ども伝承祭」での昔話クラブの発表の様子。緊張している
ようですが、語りはゆったりと、とても趣があります。)

 

 

街のおじいちゃん・おばあちゃんが子どもたちに昔語りを教える伝統

 

私は5人の子どもの母をしながら手作り絵本の制作や、絵本の読み聞かせを行っています。我が町真室川町では読み聞かせサークル活動が盛んに行われており、私はその中のひとつ「読み聞かせサークルこだま」の代表をしています。読みきかせを通じて、絵本の楽しさ、素晴らしさを子どもたちに伝えている日々です!

 

毎年、町で開催されている「ふるさと子ども伝承祭」という、町の伝統芸能や伝承文化を子どもたちが発表する場があります。安楽城地区の「昔話クラブ」の子どもたちが昔の子どもの格好をして、方言もそのままに昔話を話す姿はかわいらしく、そのお話の内容もとても興味深いものでした。思いがけない展開だったり、腑に落ちる結末に納得したり。昔語りって、おもしろい!と思いました。

 

どうやって練習をしているのか話を聞くと、「真室川民話の会」という、昔語りができるおじいちゃんやおばあちゃんで構成される会があり、その方々に学校に来ていただき、教えてもらっているのだそうです。

 

(真室川あさひ小学校の昔話クラブの様子。おじいちゃんおばあちゃんたちから、お話を聞いて、語り方を覚えています。)

 

 

おじいちゃん・おばあちゃんで結成された昔話クラブ存続の危機

 

真室川は昔話の宝庫のようなところです。口承文学研究者の野村敬子先生も関わって、採話集が刊行されています。ですが、慣れた者でなければ読むのは難しく、まして語りの調子は伝えてくれません。多くの昔かたりを伝えている方々は皆さん魅力的で、お話に出てくる人物の掛け合いや温かな想いの通じ合いまで想像されます。

 

近年、会員の方々の高齢化により、存続の危機をむかえていると聞きました。「昔話クラブ」の子どもたちとの交流はありますが、その間の世代との交流がなく、語り継ぐ者がいないのです。

 

(今回絵本化する昔話『きゅうりひめご』を語ってくれた髙橋市子さん)

 

 

昔語りはおじいちゃん・おばあちゃんの生きがいとなっています

 

会員のおばあちゃんの中には、昔語りを続けるために病気を克服して頑張っている方もいらっしゃいます。昔語りはおばあちゃんたちの若さや健康の源なのかもしれません。

 

おばあちゃんの、静かにやさしく語る声は、芸術そのものでした。瞳を閉じて聞いていると、情景が目に浮かびます。会員の皆さんは、語ることが大好きで、誰かに聞いてもらうことが喜びであり、生きがいなのです。まずは私も、聞くだけしかできないけれど、会員になりました。

 

(初めて真室川民話の会の皆様の生の昔語りを聞いた日。とても感動しました!おばあちゃん方に私が昨年描いた絵本をプレゼントしました。

口承文学研究者の野村敬子先生もプロジェクトに参加されています。)

 

 

言葉は変わっても、昔話を子どもたちに残していきたい

 

会員の皆さんとお話をする中で、言葉は変わっても、その内容を子どもたちに伝えられたらいいな、という意見があり、絵本にしたらいいのではないか、という提案が出てきました。

 

真室川の昔語りをまとめた文集はあっても、絵本というものはありません。読み聞かせ活動が盛んに行われている今、絵本があれば広く活用できる!昔語りが子どもたちにとってより身近なものになる!と思ったのです。そこで、「真室川の昔語りを絵本にする会」を立ち上げました。

 

(去年私が描いた絵本『ラッキーとの日々』

東日本大震災のドキュメンタリー絵本です。)

(絵本の中の一場面)

 

「真室川民話の会」の皆さんも私が描いた絵本を見て、大変感動してくださいました。こんな風に絵本になったらうれしいね、とおっしゃっていただき、私もがぜんやる気になりました!

 

「真室川民話の会」のおじいちゃんいおばあちゃん方が語っている昔話の中からひとつ『きゅうりひめご』というお話を絵本化し、来春までに100冊制作します!

 

(今年描いた絵本・真室二郎作 さとうなつき絵・脚本『梅の名木』の挿絵)

 

『きゅうりひめご』の絵本は現在作成中で、ただ今下書きの段階です。これから色を入れていく作業に取り掛かるところです。

 

 (絵本『きゅうりひめご』きゅうりひめごを一人残し、町に着物を買いに行くじさまとばさま。それを見ているあまのじゃく。)

 

先にも触れましたが、「真室川民話の会」のメンバーの方々は大変ご高齢となり、解散の話が出ています。その前に、ぜひ昔話の絵本を作って、子どもたちに読み聞かせしたい!また、民話の会の皆さんにもぜひ見てもらいたいと考えています。

 

真室川町を含む最上地域では、小中学校で読み聞かせボランティアが活発に活動しています。真室川町では、保育所・小学校・中学校で、読み聞かせの時間が定着していて、みんな読み聞かせを楽しみにしています。

 

読み聞かせボランティアの皆さんに昔語りの絵本を届けたい!真室川の口承文学(昔語り)が、絵本という形で読み聞かせられることで、昔の風景や昔の人の知恵・教訓をこどもたちに伝えることができます。大切な郷土の宝を、絵本で残す意義は大きいと思っています!どうか応援よろしくお願いします。

 

(町内の小学校での読み聞かせの様子。みんな真剣に聞いています。)

 

 

引換券について

 

■絵本の挿絵がプリントされた絵ハガキでの、手書きのサンクスレター

 

絵本『きゅうりひめご』のワンシーンをプリントした絵ハガキで、感謝の言葉を送ります。


■絵本1冊

絵本『きゅうりひめご』表紙ハードカバー、全20ページフルカラーの絵本です。

 

あらすじ・・・昔、子どものいないお爺さんとお婆さんがいた。ある日胡瓜畑にいってみると、光る胡瓜があり、そこには小さな女の子が。お爺さんとお婆さんは喜んで女の子を育て、やがて女の子は美しい姫になった。ある日姫が一人で留守番してる時に、あまのじゃくがやってきて・・・

 

 

 (絵本『きゅうりひめご』逃げるあまのじゃく)

 

■2Lもしくはハガキサイズのさとうなつき作抽象画(フレーム付)

※どの作品になるかは選べません

 

絵本『きゅうりひめご』の絵を担当するさとうなつきが、子どもがお昼寝している間などのちょっとした時間を利用して描いた小さな抽象画をフレームに入れてお届けします。棚ややトイレなど、ちょっとしたスペースにすぐに飾っていただけます。

 

 

■絵本の最後のページに名前が入る権利
絵本『きゅうりひめご』の最後のページ(奥付)のスペシャルサンクスという箇所にあなたのお名前を掲載します。


■真室川のつる細工ストラップ・わら細工のしおり

真室川の山で採れた山ブドウやあけびなどのつるを、真室川の職人が作ったストラップと、わらで編んだしおりです。職人の技が光る、素朴で温かい作品です。


 

 

◆真室川の郷土料理レシピ本『あがらしゃれ真室川』

母から娘へ、長年かけて伝えられ、受け継がれてきた真室川の季節ごとの郷土食や年中行事とともに伝えられてきた郷土食などをまとめた1冊です。

 

■真室川の特産品「森の停車場セット」

真室川産のつや姫2キロと梅干し、真室川の原木なめこの入った梅なめこ酢(お豆腐やおひたしにかけるとおいしい!)、真室川養蜂の天然はちみつのセットです。


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