支援総額
目標金額 300,000円
- 支援者
- 37人
- 募集終了日
- 2015年5月7日
香港雨傘運動展を観た人たちの反応それぞれ。 By 小川善照
初日の12時の開場の時、内心ドキドキでした。平日だし、お客さんは来てくれるのだろうかと。 でも、すぐに4~5人の人たちが、ほぼ開場と同時に入ってきてくれました。
その中に、一人で来た女の子がいました。彼女は一つ一つの写真をじっくりと見つめて、開場の真ん中で、いつまでも座っていました。 香港からの留学生だそうです。開場を待っていたとか。
香港人のスタッフのメギーさんと話をしたら、いろんな思いが溢れ出たのでしょう。彼女は泣き出してしまいました。
しばらく泣き続けて、私たちにメッセージをのこしてくれました。
「日本のみなさん、ありがとうございます」
実は、展示のための搬入が朝方までかかって、フラフラでした。でも、彼女のその一言で、疲れも吹き飛びました。
日本にいる人ばかりではありません。雨傘運動に参加していた香港の人たちが、今回の展示を機に、日本旅行を企画して、実際に何人も開場に来ています。来場者への記念品を持ってきてくれた人もいて、みなさん、熱いです。
いっぱい感謝の言葉をいただきました。
日本人の来場者も熱い人が多いです。ある女性は、何回も会場に来て、この前は、メギーさんと抱き合って泣いたそうです。 みなさんメッセージを残してくれて、階段にある特設レノンウォールに貼りだしてくれています。
あとお一人、一番おもしろいリアクションをした人がいます。 彼女は会場に入ってくるなり
「これは、すごい写真ね!」
そう言って、一通り写真を見終わったあと、こちらが香港の人からいただいた記念品をお渡ししようとしたところ
「こんなもの、もらえないよ!」
我要真普選と書かれたバナーが入った袋を突き返して会場を出て行きました。
あとで聞いたら、彼女は大陸から日本に来ている中国人だそうです。 間違って雨傘運動のグッズを持って帰って、それが中国国内で見つかると、やっぱりたいへんなことになるのでしょう。
こんな態度ですから、雨傘運動を嫌いなのかというと、そうではないようです。彼女もじっくりと一枚一枚の写真を目を丸くしながら見ていました。
どこか香港の人たちをうらやんでいるような雰囲気でした。
香港にはまだ立ち上がれる自由があるのです。
いろんなお客さんの反応を見ていると、香港の人たちがやったことは、すごいことなんだなと改めて思います。雨傘運動は歴史に残る出来事でした。 今回の展示は、そうした歴史を目撃できる機会でもあるのです。
リターン
3,000円
1)サンクスレター
2)「香港雨傘運動展」で展示された写真を10点プレゼント
- 支援者
- 23人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
1)サンクスレター
2)「香港雨傘運動展」で展示された写真を10点プレゼント
3)トークイベントを映像化にしてDVDプレゼント
- 支援者
- 10人
- 在庫数
- 制限なし
30,000円
1)サンクスレター
2)「香港雨傘運動展」で展示された写真を10点プレゼント
3)トークイベントを映像化にしてDVDプレゼント
4)香港雨傘運動のTシャツ【限定10枚】
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 6