振り込め詐欺（オレオレ詐欺）を撲滅するぞ。

 

　「振り込め詐欺防止」に関して、一昨年、ＲＥＡＤＹＦＯＲのクラウドファンティングに挑戦して、皆様のご協力のお陰で、目標額を達成することができました。

本当に、感謝致します。ただ、皆様のご協力にも拘らず、最初の目標であった銀行での実証実験に現在まで繋げることができていません。その点、大変申し訳ありません。

新出口作戦の概要

現在までの主な経過報告

１　いくつかの銀行に直接訪問して、提案を行いました。

２　全国の銀行　信用金庫220行に対して、提案書＆招待状を郵送して、Web会議に

　　よる説明会を開催しました。ただ、参加頂いた銀行は、２行のみでした。

３　政府の内閣官房が主催している新しい資本主義実現本部のサンドボックス制度に

　　応募して、本仕組みを推進する為に相談を致しました。ただ、関係する銀行や

　　開発メーカの協力が不明確の為、金融庁へ繋ぐことも難しいとのことでした。

４　現在は、オンラインによる相談窓口を設けている銀行に対して、ほぼ毎日、提案

　　活動を続けています。（残念ながら、ほとんどの銀行から回答はありませんが、

　　回答のあった銀行からは、高い評価を頂いています）

 

何故銀行が手を挙げてくれないのか

訪問した警視庁や銀行も、本仕組みが、防犯効果の高いことは認めています。しかし、残念ながら、いまだ、手を挙げてくれる銀行はありません。その理由は、振り込め詐欺等の被害が生じても、銀行が現在、損害を負担していないこと、そして、システムの開発改修費用等の負担がかかる為ではと推測しています。

　そこで、銀行が喜んで、本仕組みを推進して貰えることが必要と考え、下記の通り、新ビジネスモデルの仮設を立てました。

 

新ビジネスモデル

 

 

　この仕組みの最大のポイントは、この仕組みを活用した人に対しては、保険会社と提携して、実際に本人が限度額（少額の出し入れの場合には、チェック代理人の承認を必要としないユーザが決めた上限金額）以上の被害が生じた場合は、被害額の全額保証することです。更に,この方法を推進することにより、銀行の収入に繋がることです。

ただ、その場合に、安心料としてユーザに費用を負担して頂きたいと思っています。

　このビジネスモデルが、成功するかどうかは、ユーザが、安心料の負担をしてくれるかどうかです。

 

安心料に関する調査結果

これについて、クロスマーケティングのQiQuMoで調査を行いました。

その結果は、下記の通りです。

 

 

 

7割以上の人が、本仕組みと新ビジネスモデルに賛同して頂いています。

又、年間に払っても良い安心料も５００円以下が多いですが、それ以上でも半分以上の人が良いと回答しています。保険会社が、ユーザ一人当たり、年間500円で被害額を補填できるかどうかも調査しています。本仕組みであれば、犯罪が成立する確率が少なくなるので、保険会社も、採算が合うのではと考えています。

 

今後の進め方

上記の調査結果を受けて、銀行だけでなく、関連する業界や企業（保険会社　銀行　開発ベンダー等）に新しいビジネスモデルの提案をしていきたいと考えています。

 

振継続寄付について

私としては、健康が続く限り、あきらめることなく、本テーマに挑戦を続けたいと考えています。

　そのような状況の中で、READYFOR様 から連絡があり、クラウドファンティングの経験のある団体に対して、継続寄付の話を頂きました。継続寄付とは、毎月、一定金額を支援する制度です。上記報告の通り、目標達成まで、まだ、時間が掛かりそうなので、継続的な寄付により、粘り強く活動を続けることができればと考えます。継続寄付と言っても、寄付者は、いつでも、中止できる制度ですので、皆様のできる範囲で応援して頂けます。

　金額は、月額　1コイン（500円）を考えいます。この件について、皆様の忌憚ないご意見をお聞かせ頂ければ、幸いです。皆様のご意見を参考にさせて頂き、最終的に決定したいと思います。

今後とも、ご協力をよろしく、お願い致します。

 

　　糸井