音を失いそうな弟を助けてください

音を失いそうな弟を助けてください

支援総額

1,402,320

目標金額 330,000円

支援者
206人
募集終了日
2020年11月25日

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2020年10月25日 17:23

たかが2カ月の間に

▼2020年残り2カ月

コロナの感染者数も特段減るわけでもなくずっと横ばいで、どこにGo toすれば良いかもわからない日々が続いておりますね。

気が付けば2020年、あと11月と12月しかないなんて…一瞬気を失っていたのかと思うぐらい信じられないほど今年は早かった…。

 

しかしながら前回弟のメッセージにもあったとおり、今年はコロナの影響もあって弟の治療は試してみたい治療法の許認可が一時ストップしてしまったりと、例年よりも治療の方はスピードが極めてゆっくりなようです。

そろそろ新しい治療結果のご報告をしたかったのですが、弟から特に進展はないとのことですので、今回はあえて弟が耳の病を発症した時のことをお話ししようと思います。

 

▼弟が感じた耳の異常と治療の経緯

2018年の年末、私が大阪に帰省していた時弟が突然耳の異常を訴えました。

その日は弟は、耳が突然聞こえない(水の中にいるような感覚)+強烈な平衡感覚の異変を感じると言いました。

椅子に座っているのに地面に椅子ごと傾いているような感覚に襲われ、とても立っていることができないと具合が悪そうにすぐ横になりました。

 

私達家族も突然のことに非常に戸惑い、急いで病院を調べ救急でお願いできないか何件も電話をかけましたが、運の悪いことにその日は12月30日。どの病院も救急担当の方しかおらず、特に耳鼻科は年明け3日以降の出勤で、病院に救急搬送されても専門外の先生しか対応できないとの回答でした。

弟はずっと具合が悪そうに寝ており、カウントダウンも布団の中で過ぎてしまうような状態。見ているこちらも辛い容態でした。

 

しかし年明け1月1日は一転、具合が良くなったと言うので、気晴らしにスーパー銭湯にでも行ってゆっくりしようかということになり、弟もマッサージを受けたりと、少し回復したかに見えました。しかし家族が安心したのも束の間、翌日2日からはまた再度強烈な三半規管の異常と耳の不具合に襲われ、その後1月5日にやっと病院へ。

病院からは『突発性難聴の疑いあり』との診断結果が出たのでした。

 

私は弟が不調を訴えてからインターネットで弟が訴える症状について調べていたので突発性難聴についても検索していました。

ご存知の方も多いと思いますが、突発性難聴は発症から約2週間以内の間に受ける治療が特に重要で、特に発症7日以内に早期治療をすることが大切です。

調べた中では高濃度酸素カプセルに入ったり発症後すぐなら効果のある治療法があるようです。

 

弟の場合は非常に運が悪いことに、年末年始に発症したために病院に行けた時には既に7日以上経過しておりました。

 

そして診察を受けてからは仕事もあるため通院しての治療を選択し、「イソバイト(弟曰く世界一苦い薬)」などを服用して様子を見ていました。その間母も弟のことを心配して、『突発性難聴など耳の病気で全国から来院する鍼灸師』がいるという鍼灸院をインターネットで調べたからと弟に行くことを強く勧め、当時未だ三半規管の調子が優れない中、地元から遠く離れたその鍼灸院に行ってみたりしていました。(営業妨害になるので名前は出せませんが、その鍼灸院は本当に酷かったようで、弟は適当に針刺された上に法外な治療費請求されたし謎の治療グッズとか買わされそうになったとかえらい怒っていました。関西にお住まいの方で耳の具合が悪い方はご連絡いただければこの鍼灸院のことお伝えしますね。)

 

初診からしばらく通院して薬を服用する治療では改善が見られないため、その後数カ月弟は自分で色々治療法を調べ、耳に直接ステロイドを注射したりと仕事を続けながらできる治療を受けていたようです。その間私に心配をかけないよう特に問題なく治療を続けていると度々連絡がある程度でしたが、数カ月に及ぶ治療の末、大腿骨頭壊死を併発してはじめてこれまで1人で抱えていたそれまでの治療の話を打ち明けてくれたのでした…。

 

▼弟の告白からクラウドファンディングをはじめて

冒頭お話ししたように、クラウドファンディングをはじめて早2カ月が過ぎました。あっという間の『たかが2カ月』でしたが、この2カ月は私にとって本当に特別な2カ月でした。

 

クラウドファンディングを通してしばらく疎遠になっていた旧友や古い知り合いと改めて繋がることができ、懐かしい方々の思い出がよみがえり再び自分が歩んできた人生を振り返るような気持ちになりました。またこのクラウドファンディングによりさらに新たな出会いがあったり何より同じように耳の病で一人苦しむ方ともこうして繋がりをもてました。例年より足早に過ぎ去っていく日々の中の『たかが2カ月』ですが、皆様のおかげで非常に有意義に感じられました。

 

弟が耳の病を発症した時のことをあえて今回書いたのは、ここで出会った耳の病でお悩みの方へ向けてとともに、最近学生時代の大切な友人が『突発性難聴』を発症し入院したためです。友人は音楽業界の仕事についているため、本当に辛かったといいます。しかしながら早期に入院し治療したために、先週無事退院することができました。弟の経験と比較しても、早期治療とやはり入院の選択は良かったんじゃないかと思います。

 

最後に、そんな友人が経験した奇跡のお話しで今回は締めます。

友人が入院をしたことを知ったその日の夕方に私はいてもたってもいられなくなり某インターネットショップで、ぬいぐるみが好きな友人のためにすぐにお見舞いを送りました(ちなみに夕方に送ったのに次の日の朝に届きました。即日対応で良心的なこのお店と配達業者の方に感謝です。)。

 

その友人からぬいぐるみを受け取ったお礼と共に、なんとその日自分が入院している隣のベットに、私もお世話になった学生時代の恩師が入院していることがわかったと連絡があったのです!同じ病院にいるぐらいなら百歩譲ってわかりますが…まさかとなりのベットに‼そして友人はもう翌々日退院するというので私は早速この迅速対応のお店に2匹目のぬいぐるみを喜んで再発注しました。

 

 

このクラウドファンディングの件で連絡したことで友人が耳の病で入院したことを知ることができ、また学生時代との恩師とも再会することができ、、始めた当初は不安でいっぱいでしたが今では本当に良かったなと思います。

 

2カ月歩んでこられたのは一重にこれまでずっと応援してくださっている皆様のおかげです。いつも最後まで読んでくださってありがとうございます。

あと残すところひと月ですが引き続きよろしくお願いいたします。

リターン

500


500円支援

500円支援

お礼のメール+弟のイラスト文字なし画像jpg1枚
(プロジェクト文に添付したイラストのうち、表紙の音符を抱える弟のイラストを1枚を文字なしでお送りします。)

申込数
26
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

1,000


1000円支援

1000円支援

お礼のメール+弟のイラスト文字なし画像jpg3枚
(プロジェクト文に添付したイラストのうち、表紙の音符を抱える弟・幼稚園時代の弟・サッカー少年時代の弟のイラスト3枚を文字なしでお送りします。)

申込数
49
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

500


500円支援

500円支援

お礼のメール+弟のイラスト文字なし画像jpg1枚
(プロジェクト文に添付したイラストのうち、表紙の音符を抱える弟のイラストを1枚を文字なしでお送りします。)

申込数
26
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

1,000


1000円支援

1000円支援

お礼のメール+弟のイラスト文字なし画像jpg3枚
(プロジェクト文に添付したイラストのうち、表紙の音符を抱える弟・幼稚園時代の弟・サッカー少年時代の弟のイラスト3枚を文字なしでお送りします。)

申込数
49
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月
1 ~ 1/ 6

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