フィリピンセブ島の貧困地区の音楽教室に電子ピアノを贈りたい！

クラウドファンディングが一週間経ち、皆様のご寄付により26万円が集まりました。ご寄付してくださった方のひとりひとりの気持ちを想像すると、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

まだ一週間なのか、もう一週間なのかどう感じていいのかわかりませんが、他の方のクラウドチャレンジを拝見すると順調なほうではあるのかな、とも思います。
ただ、やはり最初の勢いが落ち着いてきて、自分のもとに届く寄付報告メールも少しずつ間隔が空いてきました。
今の段階でご寄付者の割合を見ると、7割が私の友人知人、3割がどこかのサイトから来てくださって共感していただいた方となっており、
寄付という行為自体は普段からの信用や信頼で成り立っているのだなあと感じています。そう思うとともに、私とは直接関わりのなかった、私のことを知らない方にも寄付していただくのは、言葉では言い表せない多大なる感謝を感じています。皆様ありがとうございます。
必ずこのプロジェクトを成功させるために、子ども達のために頑張ります。

今は、私を知らない人に対してどのように自分を信頼してもらえ、どうやったらもっといろんな人にこのクラウドファンディングを知ってもらえるか、ご寄付してくださるかを模索する日々です。

ご支援いただいた方にも引き続きお力をお借りしたいので、またこういった報告やセブンスピリットFacebookページでの更新の際には、皆さんの周りのひとに伝えていただけるよう、シェアをしていただくと助かります。また遅れています、皆様へのお礼メールのほうも順次お送りしております。

少々お待ちくださいませ。

よろしくお願い致します。


今回は電子ピアノを贈る先のNPO法人セブンスピリットが、なぜ音楽教育を行っているのか？についてご説明します。
セブンスピリットの音楽教育においての活動方針のモデルとなっているのは、
1975 年、南米ベネズエラにて始まったオーケストラ教育プロジェクト「エル・システマ」。
スラムで生活する貧しい子ども達に無料で楽器を貸し出し、音楽教室を開設することで、非行や暴力、ドラッグなどの社会問題から、子どもたちを保護しました。
プログラムに参加した子どもの数は、これまでにのべ約 40 万人。放課後オーケストラの練習に没頭する様になった子ども達は、スラムでの危険な誘惑から身を守り、立派な大人へと成長を遂げています。
セブンスピリットは第二・第三のエル・システマを作り世界中の子ども達に生きる力を育んでいくことを目指しています。

またこれは個人的に購入したものですが、エルシステマについての軌跡がわかる本がありますので、ご紹介しておきます。
オーケストラの知識がなくても読める本なので、自分でも勉強になりました。

「世界でいちばん貧しくて美しいオーケストラ: エル・システマの奇跡」トリシア タンストール (著)
http://www.amazon.co.jp/dp/4492443991

　　　　　　（スタジオの子ども達全員による、コンサートでのリコーダー演奏）