【2月資金使途・プロジェクト完了報告】
皆さま、こんにちは。
下記の2月分資金使途報告をもって、「ネパールの孤児院を支援するプロジェクト」が無事に終了します。
・2月分資金使途
まずは2月分(93,392NPR)の資金使途をご報告いたします。先月同様、豆や米、野菜などの食料やプロパンガスの購入代として使用させていただきました。
レシート分の合計は79,919NPRですが、残りの支援金についても飲料や食料品に使用させていただきました。
買い物時に超過した金額についてはスタッフの年金で支払うという場面もありましたが、基本的には当初の予定通り、支援金は全て食料やガス、学用品、洋服に使用させていただきました。
・プロジェクト完了報告
コロナで経済的打撃が続くなか、3ヶ月という期間で支援を終了することに対して様々な意見があると思いますが、今回は当初の予定通り3ヶ月で終了という選択をしました。
主な理由としては、以前と比べて個人的にプロジェクトに係る時間が取れなくなっているため、実行者として責任や透明性を持ってプロジェクトを運営していくことが難しいと判断しました。また、ネパール国内のコロナの状況が少し落ち着き、孤児院が自治体から支援を貰える見込みがあることを考慮し、ネクストゴールは設定しませんでした。
プロジェクト立ち上げに際し、クラウドファンディングを1から学ぶために本を手に入れ、スタッフと現地の状況について何度も確認を行いながら計画を立てたことを覚えています。コロナ禍で物理的に身動きがとれない というもどかしい状況において、クラウドファンディングという新たな方法に挑戦し、ネパールの孤児院への支援ができたことを嬉しく思うと同時に、無事にプロジェクトが完了し、ほっとしている気持ちもあります。
しかし、まずは皆さまのご理解とご協力なくしてプロジェクト達成できるものではありませんでしたので、実行にお力添えをいただきました皆様に深く感謝申し上げます。当プロジェクトが、子ども達や支援者の方々のお互いの関心を高め、行動を促すような機会となれば幸いです。
・Shanti代表へのインタビュー
買い出し時の計算や注文の管理などをいつも真剣に行い、詳細に報告してくれたShanti代表。メッセージ動画の撮影など何本も撮影しましたが、こちらのお願いにも快く対応してくれました。そんなShanti代表に、今回のプロジェクトを通じて感じたことを聞いてみました!
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質問: コロナに関する状況にどのような変化がありましたか。
代表: 状況は以前と比べて随分変わりました。対策を講じながらであれば日常の活動も自由に行うことができますし、生活に必要な物資が不足する事態も減ってきています。
質問: プロジェクトを通じて、子ども達やスタッフの日本に対する興味に変化はありましたか。
代表: 私たち孤児院のスタッフ、子ども達はプロジェクトを通して皆さんの愛情とサポートを受けることができ、とても嬉しく思います。これまで、生活に必要な物を子ども達に提供することに苦労していましたが、皆さんが寛大に私たちの状況を理解してくださったことに感謝しています。今後も、皆さんからの支援をいただければと思います。
質問: プロジェクトの主な目的は食料支援でしたが、プロジェクトを通じて子ども達が学んだこと、新しく発見したことなどあれば教えて下さい。
代表: 食料支援で始まったプロジェクトではありますが、人々と接し、幸せを共有することによって支援者の方々の愛情を受け取り、相互理解を育むことを学びました。
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今回のプロジェクトの目的の1つがネパール/日本間の相互理解であったことから、こうしたメッセージを発してくれたことが率直に嬉しいです。
・現地スタッフGokulのメッセージ
いつも支援者の方々に向け、分かり易い説明と感謝のメッセージを届けてくれていたGokulにネパールの現状を教えてもらいました。
「クラウドファンディングに参加してくださった皆さま、ありがとうございました。ネパールでは医療従事者がワクチン接種を終え、今は55歳~65歳の年齢の人々へのワクチン接種が進んでいます。これからも孤児院をサポートすることができれば、すごく助かると思います。ネパールでのコロナの状況は落ち着いてきているので、子ども達は毎日学校に通っていますし、コロナに関係なく学校や店なども開いています。コロナの影響で大変ななか、皆さんからのご協力をいただき本当にありがとうございました。」
こちらの要望に対しても、いつも笑顔で快諾してくれたGokul。彼が頻繁に孤児院を訪れていなければ、皆さんに子ども達の写真や状況を共有できませんでした。
本当にありがとうございました。
・リターンについて
リターンにつきましては、準備が整い次第メールにてお送りいたします(4月中)。現在のところ遅延はありませんので、予定通り進めていきたいと思います。
・今後について
本プロジェクトは終了しますが、国際協力に携わる立場として、状況に応じた柔軟な支援を続けていきたいと思っておりますので、今後は教育や交流を通じて、個人的に子ども達を支援していく予定です。また、情報共有・ネットワーク構築の点から、このプラットフォームは引き続き大切にしていきたいと思います。
またネパールの日常風景や観光地なども不定期に紹介していきますので、コロナの状況が落ち着きましたら、是非現地にも足を運んでみて下さい🦋
※新着情報は引き続き閲覧可能です。