DIYで日陰を作って、青空の下でリモートワーク体験プロジェクト。

「ワークスペース改造計画」というタイトルの本を紹介します。出版されたのは2006年。この頃の都会では既にインターネットに接続できる「ホットスポット」が普及していて、リモートワークの環境が整いつつある状況だったと記憶しています。ところがリーマンショックで景気が悪くなり、自由は働き方の輪は広がりませんでした。

そして2021年、新型コロナウイルスの感染拡大を阻止する働き方としてリモートワークが注目されています。

この本にはワークスタイル、ツール、スペースに関するアイデアがたくさん詰まっていて、現代でも試してみたいアイデアも見受けられます。私が特に興味を持ったアイデアが「トラベリングオフィス」。リックサックの中にすべてのワークツールを詰め込んで、これから旅に出るようなワクワクした気分で仕事場に向かう。そんなワークスタイルを連想することができました。