晴れの国！岡山！　〜有漢冬の天気〜

”晴れの国　岡山”、四季を通して晴れが多い、そんなイメージはありませんか？

 

県北山間部は、違います！（写真：2021年1月5日　有漢の空模様）

岡山県は南部に南向きの平野部が広がり、北部は北に中国山脈を背負う山間地です。

平野部には岡山市、倉敷市、総社市のような都市部が広がり、県内でも栄えているエリアです。都心から移住するには可もなく不可もなく、と言ったところでしょうか。

総社市までは平野が広がっていますが、それより北にすすむと、いよいよ中国山地の山々が顔を出し始めます。

そうなると、少しづつ「山陰」らしくなってきます。特に冬は。

だんだん山が険しくなり、絶壁が表れます。

さらに北に行くと滝や温泉、そしてスキー場まであるからその多様性たるや驚きです。

 

山間い、有漢の朝は日が出ると、山が抱いている水分が一気に蒸発し、濃霧、雲が現れ、その後晴れ。そしてまた第二波の霧、雲とそれを繰り返してようやく安定して晴れ。

安定しなければ曇りか時々雨。

10:30頃までは様子を見て、それから洗濯機を回すことをお勧めします。

気候変動前の言い伝えで「朝、霧が出るとその日は一日晴れになる」と言われていたほど（近所のおばぁさんより）。

 

僕たちの活動拠点である有漢町は、ド山の中！

秋から冬にかけては雲海に包まれることもしばしば。

薪は毎朝霧の水分を吸い、着火が悪く煙がつきもの。

傾斜が多く、草刈りも移動も一苦労です。

なるほど、平野に都市部ができる訳がよくわかります。

 

では、僕たちはなぜ「過酷！？」とも言えそうな有漢を活動拠点に据えたのでしょうか。

 

　明日へつづく