
思いがけない妊娠をした方を継続支援する
たくさんの方々のご支援をいただき、私たちのプロジェクトもまもなく目標額に達しようとしています。
松が丘助産院の院長の宗です。
助産院に初めて訪れる方々は、ほとんどの場合、既に赤ちゃんを産む決意をしていらっしゃいます。
しかし思いがけない妊娠で戸惑いながら、生むことを決意していらっしゃっる方もあります。
その中のお一人をご紹介します。
Aさんは、助産院に見えた時から、パートナーには何も期待していない。シングルで自分一人で育てると、おっしゃっていました。しかし良く聞くと、パートナーは10歳以上年下の19歳の方でした。
松が丘助産院は必ず産む前にパートナーに参加して貰う両親学級を開いています。その為、パートナーに来て貰う様に頼んで欲しいとAさんにお願いしました。
そしたらちゃんとパートナーの方がその両親学級にみえたのです。
Aさんはその後も1人で産むと言う主張を変えず、妊娠中もすべて健診にも1人で見えました。経済的にも全くパートナーを頼る気配もありませんでした。
陣痛が来た時も助産院に1 人でいらっしゃいました。
私が本当に、パートナーの方はいなくていいの?と聞いたのですが、「いなくて良い」と言うことでした。
Aさんは、誰の付き添いもなく、一人で陣痛を乗り越えていました。
しかしお産がどんどん進んでくる中で、「私電話するから」と言って助産師である宗が、そのパートナーの方に電話をいたしました。
そうするとすぐに電話に出たのです。
多分とても心配して待っていらっしゃったと思います。
お産は大変スムーズに進み、そのパートナーの方もすぐに到着したので、しっかりとAさんを支え、赤ちゃんが生まれるのに立ち会う事ができました。
パートナーの方は、赤ちゃんが生まれた後、静かに涙を流していらっしゃいました。
一か月半の健診後はしばらくAさんからは音沙汰がなく、結婚したとの報告もありませんでした。
しかし、4年ぐらい経ってから、2人目を妊娠していらっしゃいました。
なんと同じパートの方との間に、2人目ができたのです。
その時にAさんは、「ご無沙汰していてすみませんでした。あの時に先生が電話をかけてくれなければ、今の私たちはありません、本当に感謝しています」と言ってくださったのです。
ふたりめの出産後ご家庭にも訪問いたしました。ちゃんとパートナーの方との間に、決して裕福ではありませんが、落ち着いた家庭を築き、親子4人の生活をしていらっしゃいました。
Aさんはパートナーの方に遠慮もしていらっしゃったと思います。
しかし思い切ってお産の時に電話をしたことが、2人の強い絆になったと信じています。
思いがけない妊娠でも、ちょっとした私たち助産師の後押しで、安定した家庭を築く事ができたAさん。
はじまりは思いがけなくても、私たちの支援によって自立していける。そんな相談支援窓口を運営したいと思っています。
皆様のもう一押し、ご支援をお願いいたします。
リターン
3,000円
■サンクスレター
- 支援者
- 98人
- 在庫数
- 制限なし
5,000円
3,000円に加えて、
■オリジナルクリアファイル
- 支援者
- 52人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
3,000円に加えて、
■オリジナルクリアファイル
■オリジナルノート
- 支援者
- 69人
- 在庫数
- 制限なし
30,000円
10,000円に加えて、
■赤ちゃんごはんの本
- 支援者
- 11人
- 在庫数
- 制限なし
50,000円
30,000円に加えて、
■HPにお名前掲載
もしくは
■助産院見学会及び「松が丘ごはん」のお食事会(1回分)
- 支援者
- 12人
- 在庫数
- 制限なし
100,000円
3,0000円に加えて、
■HPにお名前掲載
■助産院見学会及び「松が丘ごはん」のお食事会(1回分)
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし