犬達が笑顔で過ごせる新しい犬舎の建設にご協力ください！

何時もご支援いただきありがとうございます。

今日は皆様に知っていただきたいこと、代表のスーザン・マーサーからのメッセージをご紹介します。

（フェイスブックの投稿より）

ここ数週間にわたり、徳島県動物愛護管理センターに関するたくさんの情報がSNSで飛び交っています。

ソーシャルネットワークを使う多くの人達が、そこから得た情報のタイムリーさや正確さについて確認する必要があることを知っています。そうは言っても私たちの多くは（この記事を書く私も！）感情を動かすような画像を見たり記事やブログを読んだりすると、時に即座にシェアやリツイートしてしまいます。

過去にHEARTは管理センターとの間で色々な衝突がありましたし、今日でもまだ時折衝突することはありますが、ここ数日ソーシャルネットワークで出回っている古い（中には正確でない）情報や写真による混乱に、私たちは今回管理センターの擁護に回らなければいけないと考えました。

HEARTは約8年前、動物たちを救うために徳島管理センターと共に模索し、団体譲渡という方針を徳島県で始めることになりました。それまでは、元飼い主でない限り収容棟から動物を「レスキューする」ことは誰であってもほぼ不可能に近いことでした。それから数年間、私たちは犬と猫でいっぱいのセンターに足を踏み入れることになりました。その頃は毎日10-15匹の犬猫がガスにより殺処分されていました。これは管理センターからのレスキューに携わる数名のHEARTスタッフにとってとても辛いことでした。そして、管理センターのスタッフの方にとっては私たち以上に辛いことであったと思います。

今もHEARTは毎週、徳島管理センターに足を運び動物たちを引き出しています。

8年前と今との違いは明らかです。一時はどの犬舎にも約10匹の犬が収容されており、猫の収容部屋は、常時猫の入った小さなステンレスのケージで満杯でした。現在は、ひとつの檻の中に3～4匹の犬がおり（時には全く収容のない檻も!）、部屋には猫の入った小さなステンレスのケージが数個あるだけです。ガスによる殺処分は週に一度もしくは二度だけ（それでもこれを読んでいる方の中には頻度としてまだ多すぎると感じられるかもしれませんが）長く関わっている私たちにとってこれは良しなのです。

「当時」、「譲渡できそうにない」行動を示す動物を救いたいという私たちのリクエストは団体譲渡の資格を持っていても受け入れられませんでした。しかし、最近では命を救うために喜んで私たちや動物たちを助けたいと願う徳島の人なら誰にでも動物を託してくれます。

数日前、沢山寄せられた徳島管理センターへの苦情電話により、実際に私達が今週助けるはずであった猫達についての連絡が取れませんでしたし、職員の方達も電話対応に追われ常時の業務に支障をきたしたかと思います。また、管理センターのウェブサイトを見て里親になろうと考えたり、迷い犬/猫の情報を見つけた個人の方の電話連絡も取れなかったかもしれません。

管理センターには、まだ多くの改善すべき点がありますが（徳島だけでなく、まだブログに書かれたり写真やツイートがでていない他の多くの都道府県においても）、今こそ過去10年間に動物たちのために改善してきたこと、そして今も更に良くするために管理センターが取り組んでいることを評価する時ではないでしょうか。

前回管理センターを訪れた時に出会った檻の中の犬の殆どは行き先が決まっており、ステンレスのゲージの猫たちは昨日HEARTに到着しました。

１０年前は、こんな日が来るとは夢にも思っていませんでした。