久しぶりの2ショット！

 

先日、担当医の先生と看護師長さんとともに

これからの治療方針を伝えに晋君の病室に向かいました。

 

まだ全てを伝えきれていない現状の中、

少しでも早く家に帰るためには

リハビリテーション専門の病院に転院しなければいけないこと。

量子線治療は成功したけれど、これからも経過を検査していかなければ

いけないこと。

治療の結果、下半身麻痺が残るけれど希望はあるとのこと。

 

先生はとても丁寧にそのことを伝えて下さり、

晋君は静かに聞いていました。

 

看護師長さんは晋君の性格や悩み事を理解して

とても親身になって寄り添ってくれています。

 

病室に向かう前、ボク達に具体的な説明がありました。

 

褥瘡に関しては、大きく広がってはなく現状維持であり、

感染症に注意しながら治療を継続する事が大事である。

 

発熱は今後も起こりうる。

原因は、腫瘍熱･感染症･肺炎など様々でその都度の対応が必要。

 

腫瘍に関しては、やっかいなタイプらしく完治は難しい。

今後も頻繁な検査は必要である。

 

下半身麻痺はリハビリでは回復することはないので

自分で自宅で生活するために最低限の動きができるような

リハビリを進めていくことが大事とのこと。

 

正直、何一つ解決に至る現状ではなく、むしろ心配事が増えたのですが

今は晋君の生命力を信じ、祈るしかありません。

 

最強の布陣で挑んだ面会にボク達は当初、不安もありましたが、

先生の希望を含めた説明に、

なんの目的も知らされず入院生活を送っていた晋君にとっては

少し前向きになれたように思います。

 

その後、配慮いただき20分ほど家族だけの時間をいただきました。

 

3週間ぶりの感動の時間！

 

はじめは照れてぎこちなかった晋君も次第に饒舌になり

久しぶりに穏やかな気持ちになりました。

 

 

まだまだ問題は山積みですが、この穏やかな時を日常に戻すため、

様々な壁を乗り越えていこうと思います。