ネパール大地震でやり遂げられなかった読書キャンプを今年こそ!
ネパール大地震でやり遂げられなかった読書キャンプを今年こそ!

支援総額

1,171,000

目標金額 1,000,000円

支援者
91人
募集終了日
2016年5月23日

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2016年05月18日 20:19

読書キャンプ参加者のアンケート結果

先月実施した読書キャンプで実施したアンケート結果の中から興味深いものを何点かご紹介したいと思います。

まず、来場した子供の内訳です。サルタックは早期の読書支援を掲げているので、来場者(子供)の半数が小学生だったのは良かったと思います。しかし、就学前教育の子供が来場者の1%しかおらず、この段階の子供にこそ本に親しんでもらいたいので、次回以降どうやって広報していくか課題としたいと思います。

次に、来場した大人の背景についてです。性別や年齢には特筆すべき偏りは見られなかったのですが、教育水準は興味深い物でした。来場者の約1/4が文字の読み書きができない(ボランティアが記入した)一方で、40%の大人は大学・大学院を修了しており、我々のアプローチが幅広い成人に働きかけられたという喜ばしい結果であるのですが、改めて格差の大きい都市型貧困の実態が浮き彫りになったと思います。

次に、保護者が家で子供の学習をサポートしているかどうかです。約1/3の保護者は家で子供の学習のサポートが出来ていません。これも子供間の学習環境の格差を生む大きな要因の一つです。都市化が進むネパールで、都市型貧困の連鎖を断ち切るべく、親が子供の学習支援を出来ないような都市貧困層の子供に、早期の読書・学習支援を届ける重要性を示しているデータだと思います。

次に、授業時間外での子供の学習時間です。大半の子供の学習時間は1-2時間となっています。ただし、これは次のデータと併せて解釈する必要があります。

これは家にある本の数を示しています。1/3以上の子供は家に本がありません。また半数の子供は家にある本の数が5冊以下となっています。つまり、授業時間以外に1-2時間勉強していると言っても、その多くは教科書や参考書すらないですし、教科書を超えて自分で進んで学習をしたり、本に触れる機会すらないというのが実情です。

 

ここからは、読書キャンプの活動に対する評価を見ていきたいと思います。

まず音読活動についてですが、この活動は大半の子供たちに気に入ってもらえたようです。

次にフェイスペインティングですが、こちらも大半の子供たちに気に入ってもらえました。

最後に、読書キャンプそのものに対する子供たちからの評価ですが、こちらも大半の子供たちに気に入ってもらえたようです。現在の活動は子供からも大人からも概ね好評なので、さらに良い評価をもらえるように努力しつつ、例えば家庭に本が無いといった、子供たちが良質な教育環境を確保するための妨げになっている要因に対して対処できるように戦略を練っていきたいと思います。

 

リターン

3,000


子供たちからの絵葉書メッセージ

子供たちからの絵葉書メッセージ

・読書キャンプに参加した子供たちからのお礼のメッセージ

申込数
37
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2016年10月

10,000


ネパールのお茶、ポストカードなど

ネパールのお茶、ポストカードなど

・読書キャンプに参加した子供たちからのお礼のメッセージ
・読書キャンプに参加した子供たちが作成したポストカード5枚セット
・ネパールのお茶

申込数
14
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2016年10月

3,000


子供たちからの絵葉書メッセージ

子供たちからの絵葉書メッセージ

・読書キャンプに参加した子供たちからのお礼のメッセージ

申込数
37
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2016年10月

10,000


ネパールのお茶、ポストカードなど

ネパールのお茶、ポストカードなど

・読書キャンプに参加した子供たちからのお礼のメッセージ
・読書キャンプに参加した子供たちが作成したポストカード5枚セット
・ネパールのお茶

申込数
14
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2016年10月
1 ~ 1/ 10

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