プロジェクト達成の御礼
アマクロ守ろうプロジェクトにご支援いただいた皆様
この度は多大なるご支援をいただきありがとうございました。おかげさまで、503,000円の支援額を達成いたしました。返礼品の送付もすべて完了しましたのでご報告いたします。もしまだお手元に届いていない方がいらっしゃいましたらご連絡ください。
支援金を活用し、800枚のエコバッグ(返礼品用を含む)を作ることができました。当初の計画よりも枚数が少なくなってしまい、申し訳ございません。
エコバッグは、子どもたちからの手紙を添えて、アマミノクロウサギの保護に役立てていただける方・団体に順次寄付をさせていただいております。
<寄付先>
・奄美大島自然保護協議会様:100枚
・奄美大島内郵便局様:60枚
・en- Hostel & Cafe Bar様(奄美市名瀬のゲストハウス):50枚
・奄美大島エコツアーガイド連絡協議会様:150枚
・山田文雄様:30枚
残りのエコバッグは活用先が決まり次第、新着情報にてご報告いたします。
・奄美大島自然保護協議会様
2月27日、アマミノクロウサギ保護を啓発するイベント「ストップロードキル!マグネット製作ワークショップ」で参加した子どもたちに紹介、配布していただきました。
こうして、奄美大島の子どもたちのもとに届けられたことを嬉しく思います。
・奄美大島エコツアーガイド連絡協議会様
奄美大島エコツアーガイド連絡協議会様を通じて、100名を超えるアマミノクロウサギをウォッチングするエコツアーのガイドの皆さまに配布していただくことになっています。
【今後について】
本プロジェクトを進めてきた4年2組は、クラス替えのため、今年度で解散となります。しかし、子どもたちの多くは、本プロジェクトを通じて様々なことを学び、それを活かしてこれから行動していきます。
<子どもたちの声>
・Hさん
「私がこのプロジェクトで学んで、変えないといけないと思ったこと。1.自然をきれいにすること。2.ごみを捨てない街づくりにすること。3.もっと積極的にごみ拾いをすること。」
・Yさん
「アマクロ守ろうプロジェクトを通じて、奄美大島の人たちの頑張りや、島にいる絶滅危惧種のことを学んだ。この経験を活かして、自分は将来、サンゴを守る仕事をしたいと思う。」
・Fさん
「アマクロのことを調べていて、なぜペットの動物病院はあるのに、野生生物の病院は少ないんだろうと思っていたけど、調べてみたら、野生生物のお医者さんがいることが分かった。将来は野生生物の医者になりたい。」
・Kさん
「大切な活動をできるだけ多くの人に知ってもらうために、発信することの大切さを学んだ。SNSで発信したり、シェアしたりして、気づく人が増えるような活動をしていきたい。」
一方、引き続きアマクロ守ろうプロジェクトを続けていきたいという声も多くありました。そこで、今後は有志による活動としてアマクロ守ろうプロジェクトを継続していきます。
野生生物の保護の手段はさまざまありますが、私たちが取り組んだのは、人を動かす「啓発」という手段です。「啓発」は、膨大な時間がかかり、また効果測定も非常に困難です。しかし、地道な草の根運動があるからこそ、野生生物と人間の共存が保たれているのだと思います。プロジェクトの発足当初、子どもたちは目に見える成果を上げることを期待していたでしょう。しかし、1年を振り返ると、私たちは、奄美の方をはじめとする多くの方々が長年にわたり取り組んできた大きなプロジェクトに片足を踏み入れた段階であることに気づきました。そのうえで、これからも続けていきたいと考えている子どもたちは、これからが始まりだということを理解しています。本プロジェクトを通じてつながっていただいた方々のお力も借りながら、アマクロ守ろうプロジェクトを再スタートします。引き続き、見守っていただけたら幸いです。よろしくお願いいたします。