扁平上皮癌と言われた愛猫チャオのQOLを維持してやりたい

チャオのために、たくさんのご支援をいただき感謝します。

プロジェクト達成のために重ねて追加してくださる方々のお気持ちにも心打たれます。ありがとうございます！

 

朝8時半ごろ、この新着情報で「元気です」と書きこんでいた時、膝に生ぬるいボタボタボタって感触があり、膝の上でゴロゴロ言ってたチャオの口から鮮血が噴き出しておりました。

止めようと押さえたのでそれで逃げ回り、あちこち血しぶきを飛ばして回りました。

でもすぐに止まり、本人（猫）は飼い主のオロオロとは裏腹にけろっとして、食い物出せーとねだり、メリー用に出していたカリカリをまるでカリオストロの城のルパンみたいに、「血が足りねぇ、食い物だー」って感じで食べ始めました。

食べた後、水も飲み、トイレも済ませ、長時間外に行ってもだいじょうぶな準備を自分で率先してやってしまいました。

 

 

焦ってたのですぐ動物病院をネット予約、電話もし、「大量出血したら安静にしておくべきか、すぐ連れて行くべきか？」と聞きましたら、「すぐ来てください」と言うのでまた40分かけて行きました。

チャオは相変わらず呑気に後ろの席で左右の窓に立ち上がってみたり、背もたれに乗って後ろの人に睨みを利かせてみたりしてました。

ケージに入れてるとガリガリやって落ち着かないので後ろの席に座らせます。

運転の邪魔しにこないです。

 

 

病院でまず、自壊しているのか聞くと、

「鮮血なら血豆みたいに皮膚表面にたまっていたものが皮が破れて出ただけ。自壊なら膿のようなドロッとしたものになる」

ということでした。

血の画像は一番下に入れます。

見たくない方は見ないでください。

 

それなら骨はまだ大丈夫なのか気になり、レントゲンを撮ってもらうことにしました。

 

左顎は正常　顎の骨のふちが白くくっきり見えます。

 

 

右顎は途中でモヤモヤっとして前後をがん細胞がつないでいるらしい

 

 

人間なら虫歯が神経に当たるだけで狂いそうに痛い。

よくこれだけ骨が溶けてもがまんしたと思います。

顎の下はカチカチになっており、触っても痛がりません。

まだ一気に顎がなくなるってことはないという話でした。

 

このがんの悲しいところは、体が元気なままなんです。

みんなそうですね。死ぬって想像できないんです。

面白く文章を書いてしまうのはまだ何か希望があるんじゃないかと思ってしまうから。それほどチャオはあっけらかんと平気なんです。

 

この動物病院に次の痛み止めを期待しておりましたら、非麻薬系オピオイド鎮痛薬の飲み薬「トラマドール（トラマール）」は扱ってないそうです。

座薬しかなく、継続的に使うものではないってことで、また他の病院を探さないといけません。

 

もし口から食べられなくなり、体が元気なままだったら、胃ろうチューブをやるしかないです。

何としてもこれ以上がんを広めたくない。

 

 

以下、朝書こうとしていたものの一部です。

夜散歩の様子。野良猫か？1５年前までは野良です。

 

 

野生か？草むらに分け入る。

 

 

決まったコースをちゃんとたどって帰宅します。ハーネスをつけないのを怒られそうですが、歩きにくくなって動かなくなりますから。
 

 

プロジェクトを始めた頃の顔とは一か月でまるで違ってしまいました。

 

 

鮮血。赤い。