温暖化ガス削減に取り組むSDGs、 まずは一緒にやってみませんか
支援総額
目標金額 4,000,000円
- 支援者
- 7人
- 募集終了日
- 2022年4月14日
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- 現在
- 2,384,000円
- 支援者
- 127人
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- 13日
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- 現在
- 2,115,000円
- 寄付者
- 134人
- 残り
- 14日
「なまけものの通りみち」となる生物回廊農園を共に作り育てましょう!
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- 総計
- 56人
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#地域文化
- 現在
- 111,000円
- 支援者
- 17人
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#子ども・教育
- 総計
- 84人
日本語を学ぶ人たちが世界中から集いつながる交流会を支援したい😊
#子ども・教育
- 総計
- 0人
歩みを止めない。カンボジアでの地雷撤去、平和を取り戻す技術を世界へ
#国際協力
- 現在
- 5,163,000円
- 寄付者
- 174人
- 残り
- 22日
プロジェクト本文
二酸化炭素の発生源を狙い撃ちします
地球の温暖化による環境破壊や異常気象はだれの目にも明らかです。北極海やエベレストの氷が恐るべきスピードで溶けています。シベリアの永久凍土の下に封印されている莫大な量のメタンガスも噴き出してきました。溶けた氷が元に戻ることはないでしょう。
その原因になっている二酸化炭素や温暖化ガスの削減はまったなしの課題です。求められているのは、即効力のある解決策です。
▼気候変動で洪水が発生し非難するマレーシアの人々
このためには、まず二酸化炭素や温暖化ガスが大量に発生しているところをピンポイントで狙い撃ちにする、これが今回のプロジェクトの目的です。『目標値は80%以上の削減』
ターゲットはマレーシアの主要産業であるパーム油の製造工場です。一日も休まずに大量に出る排水を溜めている真っ黒なプール。こんなものがひとつの工場に6つも7つもあります。
ここからものすごい量のメタンガスが休むことなく出ています。そして、真っ黒な水は完全に浄化されないまま海や川に流されて、現地の人々は深刻な土壌汚染や水の汚染に苦しんでいるのです。
現地では日本の高度な水処理技術を求めています。わたしは退職金を投げ打って、約三年間、マレーシアに住み、パーム油製造工場のトップや技術者と排水処理の技術開発に全力投球してきました。
隣国のインドネシアに試験用のミニプラントも建設して、最難関の課題だった排水から油分とゴミ(原料のヤシ殻から出る繊維)、水の分離に成功しました。現地の技術者たちが初めて見る光景でした。
しかし、挑戦はストップしました。手元の資金が限界を超えてしまったのです。いまもパーム油工場では日本の高度な排水処理技術を切望しています。わたしの再チャレンジを待ってくれています。
わたしは理系学部の大学を卒業後、30年間、水処理のエンジニアとして、アメリカの大学に研究留学したほか、国内各地やアメリカ、中国、インドネシア、マレーシアなど海外で水処理設備の設計・製作に携わってきました。
いずれも現場に入り、調査からプラントの完成、そして、その後の管理体制の整備まで一貫した仕事でした。海外のプラント建設では数百人の現地の人々も雇用していました。このようなキャリアがマレーシアやインドネシアで発揮できることを肌身で感じています。
退職後も環境問題への関心は絶えず、自費でインドネシアやマレーシアに長期間、滞在しました。パーム油製造工場の人の中に飛び込んで、家にも遊びに行って、友だちになるのがわたしの海外事業の進め方です。
日本人同士で固まるのではなく、現地の人たちとの相互の信頼こそが大切だとおもっています。インドネシアでミニプラントを稼働できたのも、トップとの個人的な信頼関係のお陰でした。
国内の関連機械メーカーとのお付き合いも続いています。この仕事はシステムの設計図を書くだけではありません。どんな機械が必要か、ネジ一本まで計算して発注します。最新の設備を組み立てる現場も数多く踏んできました。
手前みそになりますが、プロジェクトがうまくいくかどうかはトップ次第です。わたしが30数年をかけて培ってきた技術と経営ノウハウのすべてを注いで、このプロジェクトを完成させ、現地の人々にバトンタッチしたいのです。
このままでいいのでしょうか
わたしたちはパーム油を毎日のように消費しています。日本人の一人当たりの年間消費量は約5kgといわれています。インスタント麺、マーガリン、チョコレート、カレーのルー、そして石鹸や洗剤などに幅広く使われています。
ところが、日本の食品表示法では、使用されている植物油脂の成分を表示する義務がないので、単に「植物油脂」となっているだけです。
パーム油を大量に消費しているわたしたち。その食品や洗剤の一つひとつの裏側に、地球温暖化の原因がくっついているのです。遠い国の話ではありません。
このままでいいのでしょうか。地球温暖化の問題には、先進国と後進国の格差も感ぜずにはいられません。
必須の機械の購入に使わせていただきます
パーム油の排水処理は、もう一歩のところまで来ています。今回、クラウドファンディングで、ご支援をお願いする資金の主要な使途は、パーム油工場の排水処理の中心的な役割を担う、「ファインバブル発生機」の最小サイズの購入です。
これがあれば排水処理の必要な追加実験と技術ノウハウの精度の向上ができます。ノドから手が出るほどにほしい必携の機械です。
ここで得られる知見をベースに、すでに日本のODAなどで設置されている設備をリニューアルして、再稼働したいと考えています。これらを通じて、現地にも有能な人材が育ち、低コストで設備の保守、運転ができるようになります。
マレーシアの国営パーム油工場が二酸化炭素と温暖化ガスの排水処理プラントを切望していることはわかっています。そして、彼らは日本の技術を求めています。今回、開発する排水処理システムは、すべて信頼性の高い日本製の機械を使います。
排水処理システムの概要を説明します。
①工場から出てくる高温の排水には、小さな固形物(アブラヤシの殻の繊維などのゴミ)と油分が混じっています。
②この排水から有用な油分を取り出して、ゴミと水を分離します。
③取り出した油分は精製して石鹸に。植物繊維のゴミは肥料にします。
④水はさらに浄化されて、河川や海にかえします。これで大量のメタンガスを発生させ、川や海を汚染していた真っ黒な貯水池は不要になります。
⑤そのキーポイントとなる設備がファインバブル発生機です。今回のクラウディングで、ご協力をお願いするのは、このファインバブル発生機の購入費です。
浄化の工程に、排水の中に残っている油分を回収します。これによって有用な資源を取り出すと共に、大気に放出される二酸化炭素を削減します。これに用いる専用の機械がファインバブル装置です。
浄化の工程に、排水の中に残っている油分を回収します。これによって有用な資源を取り出すと共に、大気に放出される二酸化炭素を削減します。これに用いる専用の機械がファインバブル装置です。
- プロジェクト実行責任者:
- 岩倉 晴次(南大隅環境科学研究所)
- プロジェクト実施完了日:
- 2022年4月30日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
岩倉 晴次(南大隅環境科学研究所)が以下の内容を実施します。 □目標金額 400万円 マレーシアのパーム油工場と連携して、排水処理に関する日本の専門技術(岩倉)と設備を用いて、工場排水を処理。二酸化炭素をその発生源から削減します。併せて、排水を浄化して環境汚染を食い止め、残物は燃料として利用します。 □資金の使途 パーム油の排水処理では初めてのファインバブルを応用した残留オイル回収を含む排水処理パイロット設備(カスタムメイド。現地での基礎データの収集)の購入費、マレーシア現地への交通費、設計費、製作費、税金、備品購入、運転室、ローカルの人件費、日本人技術者2名の人件費、国内特許取得などに使わせていただきます。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 自己資金と銀行借り入れで賄います。銀行は南大隅商工会を通じて日本政策金融公庫から。 いまでもそれらの工場の技術者とのご縁は続いています。また現役時代にお付き合いのあった国内の水処理機械のメーカーや地元鹿児島の工業技術センターとも良好な関係です。 なにとぞ、ご支援のほどをよろしくお願いいたします。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
3,000円
パームオイル(食用油)(1000ml)
採りたての椰子の実から搾りたての食用のパーム油(1000ml)です。
※ハラール(イスラム法で食べることができる食材)です。
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年8月
5,000円
パームオイル(食用油)(5000ml)
採りたての椰子の実から搾りたての食用のパーム油(5000ml)です。
※ハラール(イスラム法で食べることができる食材)です。
- 支援者
- 6人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年8月
300,000円
3泊4日のマレーシアプランテーション、工場見学訪問旅行
マレーシアのプランテーションを見学して環境保全の現実を実感してもらう。
※日程は達成後にメールにて調整いたします。
※交通費別途です。
※現地集合現地解散となります。
※交通手段や宿泊場所はご自身でのお手配、ご負担となります。
※有効期限はなく無期限です。ただし、将来的に事業の運営が難しくなった場合でも、支援者様への返金は致しかねますのでご了承ください
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年1月