障がい者（児）と家族に明るく活力ある家庭生活をサポートしていきたい

自己紹介

 

福岡県大野城市で「障がい者（児）相談支援事業」を運営しています、吉田と申します。福祉業界に入って、20年が経過しました。

 

昨年までは「放課後等デイサービス」で児童発達支援管理責任者として勤務しておりましたが、ビジョントレーナーの資格や行動心理士も有していますので、その観点からいろいろな支援にあたってきました。

 

まわりをとり巻く環境が大きく影響していることをずっと支援しながら感じていたので、相談支援の方へ移り、家族さんも含めてより良い支援をしていきたいと考えています。

 

今まで放課後等デイサービスを3事業所運営してきて、年に100名程度の児童を見てきました。

 

発達障がいをお持ちの児童やご家族様との関わりの中で、支援していくことは当然必要なことではありますが、それ以外に生活リハビリ的な要素も必要です。データを集めて、それに伴う支援という形を作ってきました。

 

現在、「ビジョントレーニング」自体は名前も知られてきており、病院の発達検査の中でも、推奨されることも多いです。学校関係者からの問い合わせなども受けたこともあり、座る席の場所や、本人の特性を見て得意な環境にもっていくことで自信につながることも大いにあります。

 

どの地域にも福祉施設はたくさんあります。それぞれが持ち味を出して運営している中で、保護者様、児童、当事者が、納得して、住みやすい環境を設定していくことが、これからの私たちの仕事だと感じています。

 

支援をしていく中で、本人を主役として考えていきながら、その取り巻く環境設定していかないと成果は得られないと感じています。

 

本人も大事ですが、担う介護者の負担軽減をしていかないと共倒れになってくることも考えられます。介護することが負担ではありません。先が見えない不安などの見通しからくるものや、人付き合いなどの連携的なものからくるものなどいろいろ考えられます。

 

私個人としては、現在、7歳と3歳の2人の娘がおりますが、2人とも障がいをもっています。日々大変なことはありますが、とにかく日々楽しく明るく過ごすようにだけ考え、家族4人、絶えず笑顔で過ごしています。

 

家庭によって悩みなどは様々ではありますが、どの家庭も明るく当事者や保護者にとって楽しい生活を支えていきたいとの思いから立ち上げた事業です。

 

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

相談支援事業所 LifAct（リフアクト）は、令和4年1月に立ち上げたばかりの事業所です。

 

事業の内容は簡単に言えば、地域福祉制度のつなぎ役（代行業務）などです。当事者の福祉に関する計画書を作成したり、関係機関を集めて、当事者に沿う会議を開催したりしていく業務になります。

 

 

弊社は株式会社LifAct（リフアクト）と言いますが、「明るい生活・楽しい生活の支え」ということを考えていたときに、わが子の活発な動きを見て、「生活を活性化する」というところに行きつきました。Lif＝Life（生活）＋Act＝Activate（活性化する）を組み合わせて名付けました。

 

軌道に乗るまでは時間がかかりますので、設備資金や運転資金の確保を目的として、今回のプロジェクトを立ち上げました。

 

事業として周知活動や仕組みを作っていくためには非常に費用がかかります。福祉業界はもちろん、相談支援事業は利用契約があったり、相談に乗ったらすぐに報酬というわけではありません。収入にいたるまでは数か月を要します。

 

家族さんに対しても、ご本人に対しても一番のサービスは「継続していくこと」だと思っています。
 

 

プロジェクトの内容

 

基本的には、行政への手続き代行業務や対象者（児）に合う地域における福祉事業所への案内や提案などを行います。しかし、今は措置制度ではないため、ご家族様や本人が決めます。

 

実際に利用している中で課題に直面したときや、悩みなどが出たときに調整したり、フォローを入れていく形になります。

 

 

 

本人の意思決定というのが条件にはなりますが、本人に対して、またご家族に対して「どうすれば負担軽減できるのか？」、「本人の成長を感じる事柄」などを利用している事業所との協力体制で行っていくことや、いろいろな可能性を含め、インフォーマル、フォーマル関係なく提案して選択できる環境作りを、この地域の同業種などと協力して取り組んでいきたいと思います。

 

皆様のご支援は、相談支援事業所LifActが相談支援事業を続けていくための運転資金として使用させていただきます。 （家賃、顧問料、従業員の給与、加算対象となる研修の受講等）

 

起業したばかりで相談案件も少なく、従業員に対して軌道に乗るまで安心して業務をさせたいと思います。

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

地域的に事業所間連携が強い地域だと感じています。筑紫地域は事業所間での集まりが非常に多く、熱い心を持った方が多い地域です。今はコロナ禍ということもあり、制限していることも多々ありますが、どこかが困ったときは力を貸してくれる集まりが多いです。

 

いろいろな繋がりが持てることで自分自身の成長も可能ですが、家族さんやご本人に対してのフィードバックも十分可能だと感じています。

 

いろいろな悩みを聞いた中で、

「今、何が必要なのか？」

「今、どう動かないといけないのか？」など

自分ひとりでは難しい話でも地域力を活かして動いていけると思います。

 

事業を継続して長くやっていくことが最大のサービスと感じている中で、福祉事業は契約イコール収入というわけではなく、安定までに非常に長くかかるのも実状です。

 

自己資金だけでは安定までの長期的な面は難しく、新規で立ち上げた事業所というまだ認知が低い面もあるため、今回のプロジェクトを通して、周知に力を入れたいと思います。

 

また現在、ホームページなども制作しています。

 

ホームページの中に以下のようなブログを載せ、発信していこうと思ってます。

「子育て日記」

「障がい特性や向き合い方などの助言、アドバイス」

「お悩み相談」

「地域情報」

自らの勉強も兼ね、勉強会や研修などにも積極的に参加し、家族さんやご本人にフィードバックできるようにしたいと思っています。