
支援総額
目標金額 750,000円
- 支援者
- 38人
- 募集終了日
- 2022年4月15日

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- 総計
- 267人

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- 7,553,000円
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- 612人
- 残り
- 23日

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- 総計
- 35人

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- 総計
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- 総計
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- 総計
- 253人
プロジェクト本文
終了報告を読む
▼自己紹介
はじめまして。このプロジェクトのページをご覧いただき、ありがとうございます。
平田泰子(ひらたやすこ)と申します。
私の家には保護施設からお迎えしたキジトラのナツキ(メス,2021年7月生まれ)と茶トラのヂュンペイ(オス,2021年9月生まれ)の二匹の子猫がいます。
彼らは姉弟ではないものの保護施設にいるときから非常に仲が良く、
毎日走り回って、取っ組みあいをして、よく食べて、よく寝て、すくすくと成長していました。
しかし、先日、ヂュンペイが40℃超の発熱をしたことをきっかけに、猫伝染性腹膜炎(Feline Infectious Peritonitis:FIP)の診断を受けました。
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
<FIPとは>
FIPは、猫コロナウイルス(Feline Coronavirus:FCoV)が猫の体内で変異して発症する疾患です。
FCoVはイエネコにとって一般的な感染症で、ほとんどは無症状または軽度の腸炎程度で済みますが、FIPに変異した場合、その予後は非常に悪く、発症した場合の平均寿命は診断から約9日といわれています。
(Addie D, et al. Feline Med Surg. 2009 Jul;11(7):594-604.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19481039/)
日本語版
FIPに変異する原因単頭飼いよりも多頭飼いで発症しやすいことから、縄張り意識などに関連するストレスが原因ではないかと考えられていますが、明らかではありません。
FIPの症状FIPは所見によって、主に
①ウェットタイプ(滲出型)
②ドライタイプ(非滲出型)の2つに分類されます
(①②の混合型もあります)。
(Addie D, et al. Feline Med Surg. 2009 Jul;11(7):594-604.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19481039/)
日本語版 chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/viewer.html?pdfurl=https%3A%2F%2Fjabfid.jp%2FSiteCollectionDocuments%2Fabcd_feline_coronavirus.pdf&chunk=true
問診、触診、血液検査(貧血、炎症の確認など)、画像検査(レントゲン、超音波)、
FCoV遺伝子検査、FCoV抗体検査、鑑別診断としての感染症検査(猫エイズ、猫白血病)など
有効な治療法は確立されておらず、炎症や過剰な免疫反応を抑えるため、対症療法としてインターフェロン注射などが行われることがあります。また、抗生剤では発熱はおさまらず、ステロイドの有効性も明らかではありません。
(Addie D, et al. Feline Med Surg. 2009 Jul;11(7):594-604.)
(一般社団法人 日本臨床獣医学フォーラム 猫の病気:FIP. https://www.jbvp.org/family/cat/infection/05.html(2022.2月閲覧))
これらのことから、FIPは長らく「診断≒死亡宣告」ともいえる疾患でしたが、近年、FIPの寛解を目指せる薬(以降、治療薬A)が登場しています。
ただし、その薬は日本では未承認であり、寛解を目指すには非常に高額の薬を長期間にわたって投与し続ける必要があります。
<ヂュンペイの経過①確定診断、治療開始まで>
【2022/2/12 - 2/13】
思い起こしたうえで、前日までで気になった点は、異常なまでの甘えでした。
2/12朝
食欲が全くなくなっていて、体は脱力、いつもより熱かったことから、かかりつけの動物病院に行きました。
触診と画像検査の結果、腸間膜リンパ節に、腫瘍とも見えるような大きな腫れが確認され、40℃を超える発熱、体重の減少、血液検査にて炎症を示す値(SAA)が非常に高かったことからFIPまたはリンパ腫の可能性が浮上しました。
2/13
FCoV遺伝子検査と抗体検査のための生検を行いました。
この時点で胸水や腹水が採取されなかったこと、リンパ節からは腫瘍細胞が検出されなかったことから、FIPのドライタイプが強く疑われました。
FIPの確定診断にはFCoV遺伝子検査と抗体検査が行われますが、それらの検査は外部機関で行われるため、結果が出るまでにはサンプル採取から4~5日かかります。
その間にも症状は急激に進む可能性があることから、主治医の勧めもあり、治療薬Aの処方が可能な病院で診察してもらうことを決意しました。 その日は抗生剤とステロイドの注射、輸液を受けて帰宅となりました。
なお、猫エイズ、猫白血病は陰性でした(保護施設での検査に引き続き、2回目の検査です)。
2/14
前日の注射の効果はほとんどなく、ヂュンペイはまだぐったりとしていて食欲も回復していませんでした。
夕方、FIP治療が可能な病院で診察を受けました。
そこまでで得られていた検査結果および主治医の所見、再度の超音波検査から、ドライタイプのFIPの可能性は非常に高いということで、治療薬Aの経口投与を開始することになりました。
また、対症療法として、インターフェロン注射と輸液を受けて帰宅しました。
なお、インターフェロン注射は即効性があり、その日の夜は久しぶりに食欲を取り戻しました。同日夜、治療薬Aの服用を開始しました。
【2022/2/17】
かかりつけ医より、FIP陽性(ドライタイプ)確定の連絡を受けました。
<ヂュンペイの経過②投薬と治療効果>
2/14 投薬1回目
2/15 投薬1回後
熱はまだ下がり切ってはいないものの、食欲は回復し、パウチ一袋をあっという間に間食しました。
ナツキとともに走り回る姿を見ることができました。
また、この数日間、興味も示さなかったおやつをおいしそうに食べました。
2/16 投薬2回後
食欲は徐々に増してきていて、ドライフードも食べたがるようになりました。
また、ナツキと一緒に走り回り、高いところに簡単に飛び乗るようにもなりました。
2/17 投薬3回後
朝から元気に走りまわり、寝るときもすやすやと寝るようになりました。
高いところに飛び乗る、おもちゃを追いかけてジャンプするなど立体的な活動が増えました。
このあたりから抱えた際にずっしり感があり、見た目もふわふわ、毛並みにはツヤが出てきました。
2/18以降
非常に活発で食欲も旺盛、毛並みもつやつやで、今まで入ろうとしなかった部屋についてくるなど冒険心も強まっているように感じられました。
一方で、こんなにも元気なヂュンペイの体内には、残り80日間も原因ウイルスが残っていることを思うと、FIP原因ウイルスのしつこさには怖さしか感じられません。
▼プロジェクトの内容
FIPの寛解を目指した、治療薬AによるFIP治療の継続です。
ただし、寛解を目指すには下記の条件を満たす必要があります。
◎治療薬Aを毎日ほぼ同じ時間に服用させる
◎服用の2時間前、1時間後は絶食
◎84日間、継続して服用させる
◎服用量は体重に比例して増やす必要がある
幸いにもヂュンペイは治療に協力的で、嫌がってはいるものの、
かりそめともいえる元気を取り戻した今でも(2022/2/23現在)、それほど抵抗することなく、服用を続けてくれていますが、治療を継続するための一番の問題点として、治療薬Aが非常に高額であることがあげられます。
<増量の推移>
2022/2/14 初回投与時
体重3.1Kg 治療薬A 500mg/日 …¥139,260円/9日分
2022/2/21
治療薬の効果を示す血液検査:炎症に関連する肝臓のはたらきが低下している(=炎症が治まりつつある)ことがわかります。
体重3.3㎏
治療薬A 550mg/日 …¥121,660円/7日分
2022/2/28
肝臓の値がほぼ正常値に入りました。
体重3.4㎏
治療薬A 550mg/日 …¥246,620円/14日分+100mg錠(追加で1錠分)
◎治療薬の値段
単純計算で治療薬Aは約3100円/100mgになります。
治療薬Aは体重に比例して投与量を増減させる必要があります。増減の目安は製剤の種類(錠剤、注射剤、カプセル剤など)でも異なるようですが、ヂュンペイの場合は150mg/㎏で計算されています。
体重が3.7kgに達した段階から600mg/日に増加する予定です。
2回目までの薬剤費 約130,000円/週をベースにした場合でも、
84日分で約1,560,000円となります。
それにプラス定期的な血液検査、画像検査が必要になります。
現在は貯蓄および節約により治療費を捻出していますが、最後の1ヵ月の投薬が行えるかが不透明な状態です。
本来はすべて飼い主が賄うべき出費であることは重々承知しています。
けれども、情けないことに治療薬とそれに伴う検査費用を、最後の一か月部分、完全に捻出することが厳しい状態です。
▼プロジェクトの展望・ビジョン
2022/2/14 治療薬Aの服用開始
↓
2022/5/8 治療薬Aの服用終了
↓
2022/8/8 経過観察終了
▼リターンについて
下記のリターンを考えています。
・お礼のメール
・ヂュンペイおよび相棒のナツキの画像
・ヂュンペイたちと同じ保護施設より、友人がお迎えしたアカアシモリフクロウ森永さんの画像
・友人宅の保護犬(トイプー)のコムギさんの画像
・ヂュンペイ画像などを使用したグッズ
・FIPおよびヂュンペイの経過をまとめた小冊子 など
▼万が一の場合の代替の資金使途について
万が一、治療途中でヂュンペイが亡くなってしまった場合、いただいた支援金については、これまでの治療費に当てさせていただきます。
▼最後に
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ヂュンペイは地域猫の子として生まれ、優しい方に保護してもらって、私の手元までやってきてくれました。
同じ保護施設で一緒に過ごしていたナツキとは大の仲良しで、まだまだ幼い子猫ではありますが、意外なほどにレディーファーストの優しい男の子です。
ナツキもヂュンペイが大好きで、ヂュンペイの具合が悪いときには、一生懸命看病をしていました。
FIPは猫にとって致命的な疾患ですが、現在では治せる可能性が高くなっています。
ただ、それには未承認の治療薬Aを使用する必要があり、使用すること自体に賛否両論あることも、ヂュンペイが罹患したことで初めて知りました。
一方で、もし投薬をしていなければこれを書いている時点で、ヂュンペイはもういなくなってしまっていたかもしれないと想像するだけで涙が出てしまいます。
治療にかかる資金をすべて揃えられないことは非常に情けない限りです。
ヂュンペイが、相棒のナツキが、幸せな猫生を送れるよう、お力を貸していただけますと幸いです。
本クラウドファンディングに関するお問合せは以下までご連絡ください。
連絡先:平田泰子 gomapuko0102@gmail.com
READYFOR事務局:
ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関しては、以下のガイドラインもご確認ください。
ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関する当社の考え
- プロジェクト実行責任者:
- 平田泰子
- プロジェクト実施完了日:
- 2022年8月8日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
FIP治療薬での治療
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額と目標金額の差額は自身の貯蓄にて補完いたします。
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プロフィール
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リターン
500円+システム利用料

ヂュンペイ画像1枚コース
元気なヂュンペイの画像を含む、感謝のメールをお送りします。
- 申込数
- 4
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年7月
1,000円+システム利用料

ヂュンペイ画像2枚コース
感謝のメールを送りします。
メールには元気なヂュンペイの画像2枚を添付します。
- 申込数
- 10
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年7月
500円+システム利用料

ヂュンペイ画像1枚コース
元気なヂュンペイの画像を含む、感謝のメールをお送りします。
- 申込数
- 4
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年7月
1,000円+システム利用料

ヂュンペイ画像2枚コース
感謝のメールを送りします。
メールには元気なヂュンペイの画像2枚を添付します。
- 申込数
- 10
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年7月









