本プロジェクトについて、「でも結局、紙のほうが良いのではないのか」というご指摘をいただきましたので、私達なりの回答をさせていただきたいと思います。

 

私達は、違う文化の人に対して何かをするとき、一番大切なのはその相手の良さに注目することだと思っています。その上で、その良さと共存しながら、少しでも一緒に発展できる形を探っていくことが、国際協力において重要だと思います。

 

もちろん、紙は魅力的です。まして、ネパールにおける紙カルテを患者さんに渡すという文化はむしろ、日本にはない良い習慣だと思っています。人々が自分の情報を自分で保持するのは、様々な意思決定や自分の健康状態の把握にとって大きなメリットが有ると思います。

 

 

だからこそ、その習慣を維持しつつ医療を提供する側も情報を情報を保持できるようにしたい。そこに対する解決策の1つが、ICTの利用です。医療者側としては簡単に情報を記録(しかも、従来患者に渡すようのカルテを書くよりも短い時間で)できて、患者さんにもプリントアウトして渡せば素早くかつ読みやすい。

私達のプロジェクトは、現地の習慣を残しながら、私達の習慣と融合させて、よりよい医療の提供につなげていくことを目標としています。

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