私たちの活動で大切にしていることの1つに、「ネパールの人たち自身が自分達にとって最良の医療とは何か?を考えることができるようになる」という姿勢があります。

 

 これは私たち日本人がネパールにおける医療の理想の姿を描くのではなく、ネパールの人々が自分たちで理想的な医療を考え・創造し・提供できるようになることです。

 そのための土台として、人々の生活や健康状態・受けている(提供している)医療の現状を見える形へしていくことが必要だと私たちは考えています。この見える形となったもの(情報)を活用することで、医療者と患者の間で、

「もっとより良い健康状態になるには・・・」

「どんな生活が病気の元となっているのか・・・」

「患者の(自分の)人生において大切にしているものは何か・・・」

を相談していくことが可能となります。

こういったやりとりの中でこそ、患者の望む医療やそこから目指すべき医療を考え、実現への取り組みを行う第一歩が進めるのではないでしょうか?

 

 

 ネパールの人々にとっての理想(患者が受けたい・医療者が提供したい)の医療を、情報を可視化することによって考える機会を生むこと、この情報と医療をつなぎ、そこから新たな未来の医療の世界を創造する機会を作ること、それがASHA-Fusionの果たすべき役割です。

 

 ASHA Fusionは特に医療過疎が言われているネパールの地方部(電力不足・コンピュータの不足・人材と資金の不足の現状)においても運用できるよう、エンジニアの協力によって設計されています。そして、内容(収集し共有する情報)も医師や臨床心理士研修生、看護師、公衆衛生の学生など多分野のメンバーで考案した内容となっています。

国も地域も関係なく、誰もが自分たちの望む医療を受けられる世界の実現を目指して・・。

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