5月8日の東海市芸術劇場,アンサンブル東海公演並びにウクライナ支援

 

 

皆様こんにちは。「NPO法人森林調査杣の会」の鰐部隆義です。

 

私たちは平成24年8月に設立登記されました。法人登記するまでの5年間ほどは、岐阜大学農学部林学科のOBが集まって、主に森林総合研究所からの委託で森林の調査活動を行いました。昭和30年代全国で行われた大規模な拡大造林地のその後の実態調査であったが、その後調査規模も大きくなり法人登記をすることになりました。

 

「NPO法人森林調査杣の会」になってからは、会員も広く一般の方からも参加していただき、中部地域を主体に森林調査、森林教室、松枯れ病対策等の活動を行っております。

 

 

 

その傍ら、森の音楽会を通じて懇意になった音楽家を支援する活動も行っています。

 

また2011年の東北の大震災の時も石巻市にボランティアを派遣したり、福島の汚染地域の森林に行き、森林における放射能の影響などを調査したりしました。

 

 

 

 

 

今回のアンサンブル東海の公演は、昨年の5月に計画を立ち上げ、これまで広報活動に邁進してきました。一年に一回プロの演奏家を支援し、併せて良質な音楽を低料金で提供するプロジェクトです。

 

 

ここにきて今回のウクライナ問題が突如勃発した事で、会員の中からNPO法人として何らかの支援が出来ないかとの要望が出てきました。

 

そこで急遽公演のサブタイトルとして『ウクライナ支援チャリティーコンサート』を加えることにしました。

 

 

 

 

この演奏会は1年前から計画していて、東海市芸術劇場の定員が1050名であるが、当初400名分のチケットを販売し総予算80万円で予算を組んでいました。しかし、本年の2月21日ロシア軍の突然のウクライナ侵略戦争がはじまり、NPOの会員から今回の演奏会を利用してウクライナ支援チャリティーコンサートをサブタイトルにして開く案が浮上しました。

 

そこでチケットを増刷して目標販売を1000枚にして増加分をすべてウクライナ大使館に寄付することにしました。ウクライナ大使館からは了解と感謝の返事をいただきました。

 

・寄贈先の名称：ウクライナ大使館
・寄贈先からの寄贈の受け付けと名称掲載の同意の有無：大使館からの了解と謝意を取り付けた

 

今世界の世論の大半はウクライナに同情的で、戦争が終了してからも復興の為には膨大な資金が必要になるから例え僅かでも力になりたいです。

 

 

　

 

 

1年前に計画を立てた時点では。コロナ禍で客席を半分ほどしか使えないといった危惧があり、400名の入場に制限してすでに目標は達成しています。そして現在は100％入場できる事になった為、新たにチケットを600枚増刷してウクライナ支援チャリティーコンサートのサブタイトルを入れることにより、新たなチケット販売に向けて広報活動を進めていきたいと思います。

 

支援の目的は、特別に付加しませんが、これだけ破壊されて仕舞ったのだから資金は無尽蔵に必要でしょう。プロジェクトに賛同してくださる皆様、どうかご支援のほどお願いいたします。

 

 

 

ウイーン在住の陽子フーバー早乙女です。

ウクライナは非常に近い国ですので、少しでも支援できれば幸いです。

 

 

読売日響のチェロ奏者の唐沢です。ご支援の程よろしくお願いいたします。

 

NPO法人森林調査杣の会はロシアの侵攻を受けて塗炭の苦しみに喘いでいるウクライナ国民を支援するためにウクライナ大使館の了解を取り付けて緊急募金を開始致します。皆様のご支援をよろしくお願いいたします。