助けてください。難病【特発性乳び胸】に立ち向かう1歳の豆柴のまめ太

助けてください。難病【特発性乳び胸】に立ち向かう1歳の豆柴のまめ太

支援総額

600,000

目標金額 450,000円

支援者
104人
募集終了日
2022年7月5日

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プロジェクト本文

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▼自己紹介

1歳の豆しばの男の子、まめ太の飼い主の根岸と申します。

 

数ある中から、こちらのプロジェクトに目をとめて下さり、本当にありがとうございます。

長文になりますが、どうか最後までお読みいただけたら嬉しいです。

 

まめ太は2021年の4月16日にわが家にお迎えしました。

今年の4月でちょうど1年になったところです。

 

性格はとても優しく穏やかで、人も犬も大好きです。

公園で小中学生の子供たちと遊んだり、お散歩で会うわんちゃんたちに、ご挨拶をしに行くのが日課でした。

 

現在1歳4ヶ月。体重は5.4㎏と豆しばの中では少し小柄な方でしょうか。

それでも、お外遊びがとても好きな子で、休日は決まって公園でボール遊びをするのが、まめ太も家族も楽しみでした。

 

とにかく手のかからない子で、お留守番をお願いするときも安心して任せられる、頼もしい子です。

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

つい先日、わが家に迎え入れて1年が経ち、家族でお祝いをしていた矢先のことでした。

 

最近、まめ太の呼吸がいつもより速い気がする…。予防接種の時期でもあったので、かかりつけの動物病院を受診することにしました。

 

 

 

[4月12日]

聴診をしていただき、「多分問題はないと思いますが、念のため注射の前にレントゲンだけ撮っておきましょうか」と先生からご提案があり、お願いすることにしました。

 

レントゲンの結果、「肺が真っ白になっています(普通は黒く空洞になっており、レントゲンには何も映らない)」

肺が真っ白になってしまうのは、

  1. 肺炎を起こしている
  2. 胸に水が溜まっている

のどちらかになる、という結果でした。

まめ太の場合はまだ若く、胸水の可能性は限りなく低いです、とのこと。

「誤嚥性肺炎かな?」という診断で、気管支拡張剤と抗生剤を処方していただき、この日は帰宅となりました。

私もこの時までは、何かばい菌でも入ってしまったかな?程度に軽く考えていました。

(※病院より診療明細書の掲載許諾は得ておりますが、個人を特定するお名前は伏せさせていただいております。)

 

 

[4月17日]

薬を飲んでも、一向に回復が見られないまめ太。ちょっと心配になってきました。

もう一度しっかりと検査を行って欲しいと思い、病院へかかりました。

 

この日は、レントゲンと超音波を用いて検査を行いました。

そこで、先生から衝撃の一言を告げられます。

「まめ太くんの胸に、お水が溜まっています」

 

呆然としてしまう私。

どうしてまめ太がこんなことに?まだこの間1歳になったばかりなのに。

 

次回は鎮静をかけて、まめ太の胸に針を刺して、中の液体を検査することになりました。

 

(※病院より診療明細書の掲載許諾は得ておりますが、個人を特定するお名前は伏せさせていただいております。)

 

 

[4月20日]

今日はまめ太の胸の中に溜まった液体を、針を刺して調べてもらいます。

気が気でない想いで、検査の結果を待ちました。

 

そして、その正体がついに分かりました。

膿でもなく、ただの水でもなく、それは本当に予想外の結果となりました。

 

胸に溜まった液体を見て唖然…

真っ白の乳白色の液体がボウルにたっぷりと入れられていました。

 

「この液体がまめ太くんの身体に溜まっていたものです。400mlほど抜くことが出来ました。」と先生からご説明がありました。

こんなたにくさん、まめ太の胸に溜まっていたなんて…苦しかっただろうに。涙を堪えて先生の話を聞いたのを鮮明に覚えています。

 

そこで、先生から告げられた病名が【特発性乳び胸】という病気でした。

初めて聞くその病名に若干戸惑いつつも、「大病でなくてよかった…」と一安心していた矢先、先生の顔が曇り始めます…。

 

「この病気はとても稀で、今までこの病院で対応した例はありません

 胸に溜まったもの(乳び)を抜く処置はこの病院でも可能ですが、外科的な手術をご希望される場合は、大きな病院へ移っていただかないといけません」

 

そう告げられた私は、しばし呆然としてしまいました。

まめ太は手術をするの?この間まであんなに元気に走り回っていたよね?助かるの?

そして、その後嫌でも事の重大さを理解することになります。

 

乳び胸についての詳しい説明は、以下になります。

乳び胸とは、腸から吸収された脂肪をたくさん含んだリンパ液(乳び)が、何かしらの原因で胸の肺や心臓〜肋骨の隙間(胸腔)に溜まってしまう病気です。腸で作られた乳びは、腸のリンパ管をとおり胸部でリンパ液の集まる管(胸管)に合流します。胸管は胸の中を頭側にどんどん進み、左の鎖骨のあたりまで進むと、胸の静脈と合流して血液と混ざっていきます。その乳びが胸管から漏れ出すことで乳び胸が発生するのです。原因としては、心臓病や腫瘍(リンパ腫、胸腺腫)、フィラリア症、先天的な奇形、血栓症、横隔膜ヘルニア、肺葉捻転、外傷(事故や落下、けんか)などが考えられます。検査をしても原因の特定に至らない「特発性」の乳び胸と診断される場合もあります。

乳び胸の概要から引用しております

 

今かかりつけの病院でできることは、①針を刺して胸の水を抜くこと②食事療法(低脂肪の食事へ変更する)の2つのみだそうです。

 

 

※上記の説明書きは【特発性乳び胸】の診断を受けた際に、かかりつけの病院でいただきました。

 

何度か胸に溜まる乳びを抜きに、かかりつけの病院へ通いましたが、一向に乳びの溜まる量は減りません。

 

「このまま針を刺して乳びを抜き続けたとしても、数カ月しか生きることはできません

まめ太くんがこの先生きるためには、外科的手術が必要です」

と先生から告げられました。

 

手術を行う場合は、胸管を結紮して胸への乳びの流出を減らしたり、乳び槽(お腹にある乳びの溜まり場)を切開し胸管への乳びの流れを減らしたり、心膜を切除して静脈圧を下げて静脈へのリンパ液の流れを促したりします。以前より手術成績は向上しており、これらを組み合わせた手術を行って治癒率は9割弱であったというデータもあります。

乳び胸の予防、治療より引用しております

 

まめ太の開腹した際の状況にもよりますが、このような手術を組み合わせて行うことにより、治癒の確率は9割弱であったというデータが記載されています。

 

先生にはまめ太の、このとても稀な病気【特発性乳び胸】の診断をすぐにして下さったことに、何より感謝を申し上げます。

 

この状況が、悪い夢であってほしい、と何度も願いました。

ついこの間まで元気に走り回っていたまめ太が、まさかこんなに大きな病気で苦しんでいるなんて。

 

でもこうしている間にも、病気はまめ太の身体の中でどんどん進行しています。

 

病気になってから、ほとんどの時間を寝て過ごすようになってしまったまめ太

 

(※病院より診療明細書の掲載許諾は得ておりますが、個人を特定するお名前は伏せさせていただいております。)

 

 

4月24日

この日も苦しそうだったので、胸の水を抜きに、かかりつけの病院まで行ってきました。

乳びが500mlほど抜け、呼吸が楽になった様子です。

いつもに比べ、少しゆっくりと眠ることが出来たようでした。

 

(※病院より診療明細書の掲載許諾は得ておりますが、個人を特定するお名前は伏せさせていただいております。)

 

 

▼プロジェクトの内容

かかりつけの病院では、針で胸水を抜く以外の処置は出来ないとのこと。

この【特発性乳び胸】が稀な病気である故、執刀出来る医師の先生も少ないようでした。

 

大学病院、若しくは医療センターのような大掛かりな病院になるとのお話でしたが、とにかく一刻も早くまめ太の病気の治療を開始したいので、すぐに紹介状を送っていただくようにお願いをしました。

 

飼い主としては、この手術を受けさせてあげたいという気持ちでいっぱいです。  

 

どうかそのために、皆様のお力を貸していただけないでしょうか。

 

元気な頃のまめ太

 

4月26日

埼玉県にある日本小動物医療センターにて治療を開始しました。

 

こちらの病院では、手術が難しい乳び胸の執刀医の先生もいらっしゃるとのことで、この病院でまめ太の今後の治療をお願いする決意をしました。

 

大変稀な乳び胸のご説明を丁寧にして下さり、今まで不安だった胸の内が少し解消されたように感じました。

手術を行っている子の8割は治癒していますという強いお言葉もいただき、まめ太と一緒に頑張ろう!そう思えたのです。

 

この日は、CTや造影剤を用いた大掛かりな検査をしていただきました。

 

心臓付近にリンパ液が溜まっているのが分かります。(赤い四角で囲った部分)

 

 

(※病院より診療明細書の掲載許諾は得ておりますが、個人を特定するお名前は伏せさせていただいております。)

 

この日、病院で提案された検査を一通り受けました。

特に腫瘍や心臓に異常は認められず、こちらの病院でも検査結果はかかりつけの病院と同じく、【特発性乳び胸】の診断でした。

 

先生からこの検査結果を踏まえ、「この先の治療を進めるのであれば、次は外科で手術を行います」とお話がありました。

 

手術の日取りですが、先生とご相談の上、出来るだけ早く5月中には手術を行う予定でおります。

 

 

今までの検査や治療にかかった金額とは別に、手術費・入院費で70万円程が必要になると、先生よりお話がありました。

※概算の金額のため、治療が進むにあたり、随時更新していく予定でおります。

 

大変情けないことではありますが、わが家ではこの先かかるまめ太の治療費を、捻出できずにおります。

今までまめ太の治療や検査にかかった金額は、大変お恥ずかしながら、現在わが家の生活にとって大きな出費となっているのが現状です。

 

高額な手術費故、「すぐに手術をお願いします」とまめ太の手術を即決出来なかったこともまた不甲斐ない事実です。

 

先生からも「大変高度な手術のため、成功は必ずしも保証できません」と言われています。

ですがこのまま、まめ太の死を待つなんて、どんなに考えても私たち家族には出来ませんでした。

 

そんな最中、知り合いからこのクラウドファンディングの存在を教えてもらいました。

まめ太の未来のために、私たち家族は出来ることはすべてしようと、藁にも縋る想いでこのプロジェクトを立ち上げました。

 

まだ1歳のまめ太の生きる力を信じて、少しでも成功の可能性があるのならば、この手術を受けさせてあげたいのです。

最期まで、一緒に戦い抜く家族でありたいのです。

 

様々なご意見があることは、重々承知の上でこちらのプロジェクトを立ち上げました。

まめ太を助けるために、どうか皆様のお力をお貸しください。

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

手術が無事に成功し、まめ太がどんな姿で走り回っているのか、今はただそれが見てみたい。

わが家の大切な家族として、この先も一緒に生きていきたい。

 

ただただ今はそんなことを想います。

まめ太の1年後、2年後を夢見てこの手術を絶対に成功させる、と心に決めました。

 

そのために、どうか皆様のお力をお貸しいただきたいです。

どうかお願いいたします。

 

※手術や治療の最中に、万が一のことが起きてしまった場合には、今までの治療費、検査費等、全額をまめ太のために充てさせていただくことをお約束致します。

 

こんなキラキラした目をするまめ太にもう一度会いたいです

 

▼リターンについて

何か私にもできること…と模索しております。

ご支援して下さった方々に、まめ太の元気な姿をお届けすること。

支援下さった金額に見合うようなリターンが出来ないことは、大変不甲斐なく思います。

 

この稀な病気、【特発性乳び胸】について、もっともっと色んな方に知って欲しい、認知を広げたいと思います。

SNSを始め、この病気にかかったまめ太の日常についても、綴っていけたらと考えております。

私が多くの方々に助けていただいたのと同じように、また誰かの力になれれば嬉しいです。

 

▼最後に

長文になってしまいましたが、最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

 

まだ1歳4ヵ月のまめ太。

わが家へ迎え入れてから、たった1年です。

まだまだこれから色んな所へ出かけて、一緒に年を重ね、たくさんの思い出を作りたい。

 

お水が溜まって相当苦しいはずなのに私が近づくと、「お母さん、なでて、なでて」とお腹を見せてくれます。(CT検査でお腹の毛が半分剃られてしまいました)

「ボクは大丈夫だよ。手術だって辛い治療だって、乗り越えられるよ!だからこれからも一緒にいさせてね!」と言われているような気さえします。

 

 

きっとこの困難に一緒に立ち向かうために、わが家を選んできてくれたのかな?と今では思います。

まめ太のこの先の未来のために、皆様のお力をお貸しいただけないでしょうか。

どうか、よろしくお願いいたします。

 

 

ーーーーーーーー

 

本クラウドファンディングに関するお問合せは以下までご連絡ください。

連絡先:erina.ngs.1112@gmail.com

instagram:mameta.mameshiba

インスタグラムで、まめ太の日常、この【特発性乳び胸】についての発信をしていく所存でおります。

 

READYFOR事務局:ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関しては、以下のガイドラインもご確認ください。

▶︎ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関する当社の考え(https://legal.readyfor.jp/guidelines/launching_project/pet_care/

 

ーーーーーーーー

 

 

プロジェクト実行責任者:
根岸恵理奈
プロジェクト実施完了日:
2022年5月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

1歳の豆柴まめ太が【特発性乳び胸】という難病の診断を受けました。 まめ太がこの先生きるには、手術が絶対条件と先生から告げられました。 この病気を治療するための手術・入院代のご支援をいただきたく、このプロジェクトを立ち上げました。 よろしくお願いいたします。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
治療に関しての不足・差額分につきましては、自己資金、知人からの借り入れ、若しくはキャッシングにて賄うことを予定しております。

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プロフィール

先日まめ太が、大変稀な【特発性乳び胸】という難病の診断を受けました。 この先まめ太が生きるためには、手術しか選択肢がありません。 どうか皆様のお力をお借りしたく、藁にも縋る想いでこちらのプロジェクトを立ち上げることを家族で決めました。 まだわが家に迎え入れてから1年。この先もまめ太と一緒に生きていきたい、という強い想いです。

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リターン

1,000+システム利用料


がんばれ!まめ太!①

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・感謝のメッセージをお送りいたします。
・手術後のまめ太の様子をお届けいたします。

ご支援、ありがとうございます。

申込数
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発送完了予定月
2022年7月

3,000+システム利用料


がんばれ!まめ太!②

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・感謝のメッセージをお送りいたします。
・手術後のまめ太の様子をお届けいたします。
・まめ太の写真・動画をお送りいたします。

ご支援、ありがとうございます。

申込数
34
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年7月

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