今は、プランターの土を準備する時期（終了まで残り１２時間）

　こんにちは。NPO法人骨髄バンク命のアサガオにいがた企画リーダーの古川俊治です。ネクストゴールの目標は210万円。残りあと12時間となりました。現在143人、2,035,000円円のご支援をいただいております。

　　

　今回のクラウドファンディングの目的は【２冊の本を電子書籍化とPOD出版して、医療系の大学、専門学校の図書室に寄付する】です。でもこの目的を達成したからと言って、一発逆転ホームランになるとは思っていません。

　

　命のアサガオに例えるなら、まだプランターの土を準備する時期だと思います。基本的には地道な普及啓発活動を粛々と行う。そして本当に立派な花を咲かせるのは、3年後。

 

　まずは皆様からのご支援により土を準備。

　1年目は種をまく時期。

　2年目はこの本に水やりを行います。

　3年目に花が咲く。　

 

　というイメージです。今はいろいろな事が便利で、合理的に進めることが良いのかもしれません。ですが、このＰＯＤ版の本を学校へ文書と一緒に郵送して終わりではなく、直接学校の方にお会いして、顔が見える関係になった上で寄付したいと思います。それには、とても時間がかかります。でも、それが私は種をまく時期だと思います。

 

　また、合理的にという部分では、電子書籍化してあるという土壌（プランターの土）があることが、重要だと思います。アナログとデジタルの両方の花の良さを生かした種まきが良いなと思います。

 

　そして、まいた種の状態を良く観察しながら、水やり（学校での講演会やドナー登録会、音楽を通じたイベントなど）を行い、やがて花が咲く。（ドナーが増える）

 

　そんな簡単ではないでしょう。平成4年に骨髄バンクのドナー登録が始まり、5年に初の骨髄バンクを介した骨髄移植が行われ、着実に地道にドナー数を現在の54万人まで伸ばしてきたのは、先人のボランティアや関係者の努力にほかならない。

　

　しかし、人口減少が進行する日本の現実からすれば、間違いなく、このままでは骨髄バンクの総数は減っていくでしょう。そんな未来を将来の患者さんやその家族に残せません。微力ではありますが、当団体の目標「希望　いのちのバトン」になれるよう頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いします。