地方にこそ出来る事業がある（ファーストステップ）

▼自己紹介

地方に住んでいる30代2児の親

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

　私は地方で生まれ、現在の年齢まで、育ちました。実家の掃除、整理をしている時、同年代のほとんどが県外在住となり、近所でも空き家が目立つようになってきました。これは地区内、町内だけでなく、同じような地域が日本全国の地方にあるのではないかと思ったのがきっかけでした。

　今日本では、少子高齢化が進み続け、私の住んでいる地方自治体でも消滅可能性自治体として、さまざまな問題を抱えています。それぞれの地方自治体の人口ピラミッド(年代別人口グラフ)を見れば分かるように、人口の多数を占める年代が高齢者、後期高齢者となり、現役世代の急激な減少、高齢者の急激な増加が起こります。そうなると市場、売り場の減少により、減税収減、生産力減や社会保障負担も急増していきます。　

都市部一極集中がさらに進み、消滅可能性自治体もさらに増え、今後この繰り返しが起こることが容易に分かります。私達の生活では、社会保障費の差し引かれ額が増えて、さらに収入が減少すると私は考えています。

　特に地方自治体では、高齢者のみの世帯に後継きがいなければ、空き家となり、今後空き家が増加していきます。　

　地方自治体の行政では空き家対策、少子化対策等をしていますが、多くの地方自治体では医療、介識、福祉、まちづくり、環境問題、防災、新型コロナ等の同じ問題が山積しているため、差別化を図るのは困難で、現状を変化させる政策はなく、歳入、歳出に余裕はなく、今後さらに現役世代減少し、税収、歳入が減少していきます。また、高齢者増加による公費負担が増加し、歳出は増加していきます。　

　地方自治体の人口減少は都市部一極集中による流出がほとんどのため、高齢者世帯には2世帯、3世帯の家財があると予想できます。　

　今後、減り続ける現役世代と増え続ける高齢者の自治体で、簡略化、効率化を図り、限られた財源で、それぞれの自治体にある人材(高齢者)、建物(学校など)、物(家財)を利用する事業が必ず必要になってきます。

▼プロジェクトの内容

　終活、家活によるリサイクル、リユース事業を地方自治体、リサイクル、リユース業者、引越し業者等の連携を目指すためのファーストステップ。準備、環境整備と連携先募集開始。

　今回の終活、家活事業へ参加意欲のある地方自治体を募集します。応募のあった地方自治体と私の事業計画案をもとに意見交換をします。その上で事業参加への可否を地方自治体に判断してもらい、事業参加となった地方自治体と事業計画を進めていく予定。　上記の内容をWEB会議で行うためにパソコン、Wi-Fi等の機材、環境整備費。また終活、家活事業用の車、使用物品、機材を揃えたモデル車の整備費。

▼プロジェクトの展望

　今回の事業が開始され、全国各地の地方自治体から先駆けとなってクラウドファンディングしてもらえた地方自治体での事業進捗から、成功点、変更点、改善点、などが見えてきます。

　それぞれの地方自治体の地域性、特色に合った家活、終活事業が早期に進めば、税収、歳入の減少、公費負担の増加、歳出増加の急激な増減を抑えられます。