新型コロナウイルス感染拡大に対する緊急支援活動 第2弾

新型コロナウイルス感染拡大に対する緊急支援活動 第2弾

寄付総額

502,000

目標金額 3,000,000円

寄付者
36人
募集終了日
2020年6月30日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”は、昨今の度重なる自然災害で迅速な緊急支援活動を実施するため、2019年12月に、救急医療や災害支援を専門とする3つのNPOが集まって設立されました。その矢先に起きた新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)は、前代未聞の世界危機をもたらしました。

 

2020年1月末に「新型コロナウイルス緊急支援」の寄附口座を開設。中国へのマスク支援を開始したARROWSは、2月からは日本国内の医療機関などへの支援にシフトし、活動を続けています。

 

READYFORを通じて、すでに200人近くの皆様から250万円近くのご寄附を頂戴しておりますが、日々寄せられる医療機関の皆様からの要望にまだまだ答えきれていないのが現状です。目前に迫る医療崩壊を防ぐため、ARROWSの医療支援活動へのご支援をお願いいたします。
 

1月30日〜4月28日に実施した第一弾クラウドファンディングでは200名の方から245万円の寄附が集まりました。誠にありがとうございました。

 

医療・福祉施設へマスクや医療資機材を配布

 

災害用の備蓄品や国内外から調達したマスク137万枚を約1,300の医療・福祉・児童施設などへ配布(2020年1〜4月)。東京都医師会や自治体、病児保育のNPOなどと連携し、公的支援が届きにくい無床診療所や学童保育施設、医療的ケアが必要な子どもたちにも届けています。切迫する病院からの要請を受けて、防護服や体温計などの感染症対策の医療資機材も提供。毎日寄せられる多くのニーズに引き続き応えていくため、資材調達にも尽力しています。

 

 

 

病院にトレーラーやテントを貸与・設置


院内感染を防ぐため、トレーラーやテントを病院に貸与。院内感染のリスクを減らすため、病院の玄関先などに設置して院内に入る前に患者の緊急度などを判断する「トリアージ」室や診察室・待合室として活用されています。設置場所の確認から搬出・設置、内部の整備、関連備品の提供まで、きめ細やかな支援を行い、病院からは「地域の医療体制を守る点で大きな意味がある」と重宝されています。これまでに大阪や佐賀、鹿児島の病院などに貸与し、有効活用されていることが確認できたため、今後は災害用に備蓄していたエマジェンシーテントなども活用しながら、病院側のニーズにできるかぎり応えていく計画です。
 

トレーラー内部にはパーティションや空気清浄機、椅子・机などを設置。 病院のニーズに応じてポータブルレントゲンやマスク、体温計、防護服などの支援物資も提供。​​

 

 

離島の航空医療搬送訓練に協力


北海道最果ての島「利尻島」の病院・町からの要請を受けて、2月に航空医療搬送訓練を実施しました。医療体制が限られている利尻島で、感染症による重症者などが発生した際、島内から島外の医療機関へ、民間航空機を利用して医療搬送を行う実践的な訓練です。ARROWSからは医師とレスキュー隊員を派遣。島内の病院や消防、自治体などと連携し感染を防ぎながら人命を救う体制を整えています。各地の要請を受けて、今後は利尻島以外の自治体・病院とも連携していく計画です。
 

 

 

東大病院に抗体検査器を提供

 

「抗体検査」に取り組む東京大学医学部附属病院に、抗体検査器と測定試薬一式を提供しました。この機器の活用により、感染からすでに回復しウイルスの免疫をもつ人を把握する目的で行う「抗体検査」の研究が進み、極端な外出規制解除の判断や医療現場の状況改善につながる可能性があります。ARROWSでは抗体検査の研究促進のためのサポートも検討しています。 詳細リンク
 

 

 

 

長崎県の依頼を受けて医師・看護師ら3人を派遣

 

ARROWSは、長崎県の要請を受けて、4月28日、医師・看護師ら3名を長崎市に派遣しました。派遣先は、長崎市に停泊中のイタリア籍クルーズ船「コスタ・アトランチカ」。この船では、4月27日時点で乗組員148人の新型コロナウイルス集団感染が確認されていますが、重症者が増えた場合、長崎では受け入れられる病床が限られており、地域住民からも不安の声が上がっています。ARROWSの医師は船内外への感染拡大防止に向けたマネジメントにかかわる計画です。詳細は追ってご報告します。

 

 

ARROWS(アローズ、Airborne Rescue & Relief Operations With Search)について
 

災害が頻発する昨今、大規模災害の被災地などにいち早く駆けつけ、より多くの救助・救命活動を行うため、2019年12月に発足した災害緊急支援プロジェクト。ヘリコプターなどの航空機を活用し、医師などの医療従事者や災害救助犬などの救助チームが被災地に赴きます。

 

現場では自治体、病院、NPO、企業、さらに米軍などとも連携を図り、医療・レスキューから物資配布や避難所運営、中・長期的な復興のサポートまで必要な支援を最適な形で届けます。子どもたちに向けて災害時の初期対応や自分で命を守る方法なども伝えています。(公式HPはこちら

 

 

 

ARROWS構成団体①ピースウィンズ・ジャパンのこれまでの活動実績

 

認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、広島県神石高原町に本部を置き、国内外で自然災害、あるいは紛争や貧困など人為的な要因による人道危機や生活の危機にさらされた人々を支援する国際協力NGO(Non-Governmental Organization = 非政府組織)です。

 

「必要な人々に 必要な支援を」を合言葉に1996年の創立以降、これまでに世界33の国と地域で活動してきました。2019年8月現在、日本を含む18の国と地域で活動を実施しています。

 

近年は、国内外での発生した緊急支援にも注力しており、東日本大震災(2011)、広島土砂災害(2014)、ネパール大地震(2015)、熊本地震(2016)、九州北部豪雨(2017)、西日本豪雨災害(2018)、北海道胆振東部地震(2018)、台風15号・19号(2019)の際にも支援活動を実施しました。

 

ARROWS構成団体②A-PAD Japanのこれまでの活動実績

 

特定非営利活動法人アジアパシフィックアライアンス・ジャパン(A-PADジャパン)は、アジア太平洋地域で災害が起きたとき、NGO・企業・政府などが国境を超えて相互に協力する国際機関「A-PAD」の日本法人として、2015年11月に佐賀県で設立されました。

 

2017年8月には、生死を分けるとされる被災から72時間以内の救援活動をするため、佐賀県の高度救命救急の中核的役割を担う佐賀大学医学部附属病院高度救命救急センター空港などと連携して「空飛ぶ医師団」を発足。2017年の九州北部豪雨や2018年の西日本豪雨や北海道地震、2019年の九州北部豪雨や台風19号などで、佐賀空港を拠点に専用プロペラ機で医療チームを派遣するなどの活動を展開し、現在も佐賀県や他地域の被災地で復旧・復興支援活動を続けています。

 

佐賀県、佐賀市、佐賀大学と災害時の連携協定を締結しています。

 

 

ARROWS構成団体③Civic Forceのこれまでの活動実績

 

公益社団法人Civic Forceは、国内の大規模災害時に迅速で効果的な支援を行うためのNPO/NGO・企業・政府・行政の連携組織です。2009年に設立されて以来、「一刻も早く、一人でも多く救う」をモットーに、被災者のあらゆるニーズに応えられるよう、企業・政府・行政・地域と連携し、迅速で質の高い支援を提供しています。災害時支援に必要な情報・人・資金・モノを組織内で共有・活用し、円滑で効果的な支援に努めています。

 

東日本大震災時には、発生翌日にチャーターヘリで被災地に入り、引越会社などと連携して緊急支援物資の大規模配達を実施。大型カーフェリーの就航や企業ボランテイアの派遣、産業復興支援基金の創設、中長期復興支援プログラムの実施、奨学金事業など多方面の支援活動を展開しました。現在も東北の被災地に寄り添った「夢を応援・NPOパートナー協働事業」を続けています。

 

日本各地で頻発す自然災害に対応してきたほか、2012年には、アジア6カ国の災害支援NGOや企業などとともに「Asia Pacific Alliance for Disaster Management (A-PAD)」を創設。国境を超えたアジア太平洋地域の災害対応のためのプラットフォームづくりに向けた貢献にも邁進してきました。

 

 

皆様からのご支援の使用使途

 

皆様からいただいた支援金は、新型コロナウイルスの感染に関する国内外での調査にかかる派遣費用や物資購入・運搬費用、その他緊急支援活動のために、迅速に、大切に活用させていただきます。

 

支援の様子は、随時新着情報でも報告してまいります。

 

 

Q&A

 

Q1 : 集まった支援金は、どのように処理されますか?

【A1】

支援金は、募集が終了する月(6月)の翌々月10日(8月10日が祝日のため8月7日)に、手数料を差し引いた金額がREADYFORからARROWSの中核団体であるピースウィンズ・ジャパン(PWJ)に支払われます。

 

Q2 : 支援金は必ず本ページ上の活動のために使われますか?

【A2】

はい。いただいた支援金はプロジェクトページ上にて事前にお伝えした活動資金に充てられます。実際に活動がスタートしてからは、使用用途を含めた活動報告をさせていただきます。

 

ただ、当初の募集目標金額より多くのご支援をいただいた場合、コロナウイルス以外の別のプロジェクトのために使用させていただくか、あるいは別の緊急災害支援活動を立ち上げる際の資金として蓄えるという判断を行う可能性があります。

 

もちろん、その場合にも、支援者の皆様に対して責任をもって報告させていただきます。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

Q3 : 活動報告は、団体の公式HP等での発表内容とは異なりますか?

【A3】

原則、異なりません。基本的には、本ページ上で報告する内容は、ARROWS公式の情報として公式ホームページ、ブログ、SNS公式アカウント等の内容から転載しております。本プロジェクトは、より多くの方々から支援をいただけるようにするための資金調達、広報活動の一部という位置付けになります。

 

Q4 : 税制上の優遇措置を受けることはできますか?

【A4】

認定NPO法人であるピースウィンズ・ジャパン(PWJ)へのご寄附は、税制優遇措置の対象となっております。寄附いただいた方には領収書を郵送にて送付させていただきます。

 

頂いた寄附に関しては、原則としてREADYFORからピースウィンズ・ジャパン(PWJ)への支払いが行われる8月7日をもって寄附金の受領日として取り扱わせていただきます。

  
詳しくは:https://peace-winds.org/support/deduction.html

 

*領収書は9月末までに発送いたします。

 

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プロフィール

空飛ぶ捜索医療団は、特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン・公益社団法人シビックフォースにより運営されています。 特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン 広島県神石高原町に本部を置き、国内外で自然災害、あるいは紛争や貧困など人為的な要因による人道危機や生活の危機にさらされた人びとを支援する国際協力NGOで、1996年に大西健丞が設立しました。これまでに世界34の国と地域で活動してきました。 公益社団法人シビックフォース 大規模災害などの緊急時に迅速で効果的な支援を行うためのNPO/NGO・企業・政府・行政の連携組織です。災害時支援に必要なあらゆる情報・人・資金・モノを活用し円滑で効果的な支援を実現します。東日本大震災や熊本地震、西日本豪雨、台風19号など度重なる国内災害を中心に、被災地のニーズに即した緊急・復興支援活動を展開しています。

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ギフト

3,000


alt

3千円の寄附コース

■活動報告メールをお送りします。
■「寄附金受領証明書」を発行いたします。(希望者のみ)

※2020年9月末までに送付します。領収書の日付は団体に入金がある2020年8月7日の日付になります。宛名はリターン送付先にご登録いただいたお名前になります。

申込数
14
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年9月

10,000


alt

1万円の寄附コース

■活動報告メールをお送りします。
■「寄附金受領証明書」を発行いたします。(希望者のみ)

※2020年9月末までに送付します。領収書の日付は団体に入金がある2020年8月7日の日付になります。宛名はリターン送付先にご登録いただいたお名前になります。

申込数
18
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年9月

3,000


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3千円の寄附コース

■活動報告メールをお送りします。
■「寄附金受領証明書」を発行いたします。(希望者のみ)

※2020年9月末までに送付します。領収書の日付は団体に入金がある2020年8月7日の日付になります。宛名はリターン送付先にご登録いただいたお名前になります。

申込数
14
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年9月

10,000


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1万円の寄附コース

■活動報告メールをお送りします。
■「寄附金受領証明書」を発行いたします。(希望者のみ)

※2020年9月末までに送付します。領収書の日付は団体に入金がある2020年8月7日の日付になります。宛名はリターン送付先にご登録いただいたお名前になります。

申込数
18
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年9月
1 ~ 1/ 8

プロフィール

空飛ぶ捜索医療団は、特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン・公益社団法人シビックフォースにより運営されています。 特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン 広島県神石高原町に本部を置き、国内外で自然災害、あるいは紛争や貧困など人為的な要因による人道危機や生活の危機にさらされた人びとを支援する国際協力NGOで、1996年に大西健丞が設立しました。これまでに世界34の国と地域で活動してきました。 公益社団法人シビックフォース 大規模災害などの緊急時に迅速で効果的な支援を行うためのNPO/NGO・企業・政府・行政の連携組織です。災害時支援に必要なあらゆる情報・人・資金・モノを活用し円滑で効果的な支援を実現します。東日本大震災や熊本地震、西日本豪雨、台風19号など度重なる国内災害を中心に、被災地のニーズに即した緊急・復興支援活動を展開しています。

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