プロジェクト概要

日本で粉砕機を制作して、販売した経験を活かし、中国でゴミ問題を解消できるようにゴミ粉砕機を制作したい!

 

はじめまして。株式会社ソーリツ林卓一と申します。ゴミ粉砕機の海外むけの販売等の事業や環境設備部品の製造、販売を行っているいます。仕事上、普段からゴミ問題に直面することはとても多く、環境問題にとても関心があります。また、中国との取引もしている関係上、中国を訪れる機会もとても多いです。その中で、やはり急激な経済成長をしていてかつ人口が多いといった理由からごみ処理がゴミの増加量に追い付いていないことはとても深刻な問題になっています。日本の技術を使って、どうかその問題を解決できないかと思っております。

 

中国で試験用のごみ処理機を製造する費用をお手伝いいただけませんか。

 

(広東省のごみ埋め立て地視察時の様子)

 

中国のゴミ問題の現状

 

中国が年間に処理しなければならない生活ごみの量は約3億トン、世界最大規模で日本と比べても6倍の量です。埋め立てが主体のため、各地にごみの山ができています。経済発展した裏では適正にごみを処理する社会基盤ができていないため、大気汚染や水汚染などにつづいて問題になっています。2013年に広東省を訪れた時この埋め立て地もこれ以上は収容しきれないので、埋め立て地にごみ焼却炉を建設して焼却処理する計画です。
 


 

 

ごみの処理に不可欠な機械の一つがごみ破砕機です。

 

大小さまざまなごみを細かくカットし、回収してリサイクルしやすく、焼却処理しやすくするためには、とにかくいろんなものが入っているごみを破砕することがとても重要になります。日本の破砕機メーカー、ヘリオス社の全面支援を受けて、中国で日本のごみ破砕機を作ってやろうと考えたのが、この応募の理由です。日本製の破砕機は2,000万円以上する機械がほとんどで、日本の破砕機を紹介してもなかなか買っていただけない、でも多くの方がごみの破砕処理で困っておられて、結局埋立てしたり、焼却時に発生する発がん性の高いダイオキシンの汚染問題などを抱えています。なんとか、中国で長年作ってきた日本の破砕機を低コストで作りたい、そう考えていました。

 

 

 

そんな時に江蘇省にあるゴールデンメタルストラクチャー社に出会いました。

 

そんな折、弊社が取引している減速機のメーカーよりいい会社があるから、と紹介されたのが江蘇省にあるゴールデンメタルストラクチャー社です。無口で無愛想な人たちですが、とても高い品質の溶接技術と機械加工の技術を持ち合わせた分業の進む日本ではあまりない会社でした。破砕機を作るのに必要なのは破砕の衝撃に耐えられる高い精度の製造技術が必要です。ここなら、私たちが考えた破砕機を作れるかもしれない、その時そう思いました。
 

 


ゴールデンメタルストラクチャー社外観

 

その後部品の発注を通じて取引を進めるうちに、最初は無口で無愛想だった彼らとの信頼関係も生まれ、少しずつ話をするようになってきました。いつも日本向けの製品の部品を作ってもらっているうちに、なぜ中国で売らないのかという話に。高すぎて売れないという話をすると、品質を維持しながら、超低コストで喜ばれる破砕機作ってみようかということになり、決心しました。現在、日本にも中国から輸入される破砕機はたくさんあります。でもほとんど1年もすれば壊れてしまう、そんな製品が多いのが現状です。頑丈でしかも低コストの破砕機を設計し作ってみよう、中国での環境問題や破砕処理に困っているお客様にあっと言わせる製品を作ってみよう、そんな長年の思いが実現する、そんな思いです。

 

 

 

日本の破砕技術を世界に羽ばたかせてみたいです。どうか皆様、一緒に世界のゴミ問題に向き合っていただけませんか。

 

 

設計構想中の破砕機概要図。

設計仕様:
1)頑丈でタフな構造、メンテしやすいシンプル構造
2)強力な馬力で生活ごみから建築ごみまで破砕
3)通常の3分の1のコスト実現
4)処理能力:3トン/時間
5)破砕するサイズは世界発の可変タイプ(非公開)

「Designed by Japan, Assembled in China model」で世界に通用する破砕機になるかもしれません。世界のごみは毎年日本1国分の割合で増加しています。ごみ処理もますます大きな課題になる中、小さくてニッチですが、伝統的な日本の破砕技術を世界に羽ばたかせてみたい、そんな思いです。