グッズ紹介：日本初の人工衛星「おおすみ」50周年記念ピンバッチ

 

 

今回のクラウドファンディングにてご寄附いただいた方へのギフトに非売品JAXAグッズがございます。

 

その中の目玉として用意しております、日本初の人工衛星「おおすみ」打上げ50周年（2020年）を記念して制作したピンバッチについて、「おおすみ」にまつわるエピソードも交え、紹介させていただきます！

 

科学研究、天気予報、測位、災害状況観測、通信等、今や人類の様々な活動に不可欠な存在として活用されている「人工衛星」。

 

その人工衛星で日本が初めて打上げに成功したのが、東京大学宇宙航空研究所（現JAXA 宇宙科学研究所の前身）による「おおすみ」になります。

 

 

「おおすみ」は1970年に鹿児島県大隅半島にある東京大学鹿児島宇宙空間観測所、現在のJAXA 内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられました。

 

 

これにより、日本は世界で4番目に人工衛星の打上げに成功した国となりました。

 

 

その成功の裏には、打上げロケットも含め、様々な「失敗」、「改良」を繰り返し、決して諦めない人々の想いと努力があったのです。

 

【動画】宙への道標　〜「おおすみ」打ち上げから50年、未来を紡ぐ物語 〜

 

JAXA宇宙科学研究所は、ロケットの開発等、手段である工学分野の挑戦から始まりましたが、そこに目的である理学分野が加わることで今までにない独創的な発想が生まれ、双方の研究レベルを世界基準まで引き上げてきました。

 

これこそが「おおすみ」の時代から変わらないJAXA宇宙科学研究所の強みなのです。

 

新しい境地を切り開くとき、新しいことに挑戦するとき、そこには必ずと言っていいほど、困難が待ち受けています。しかし、それを乗り越えた先に今まで誰も成し得なかった技術の獲得や、新たな発見が待っています。

 

「はやぶさ２」等、JAXA宇宙科学研究所が世界に伍する挑戦的なミッションを生み出し、取り組み続けるスピリッツ、その原点が「おおすみ」にあるのです。

 

「おおすみ」といった昔の話をすると、「昔はよかったと言いたいのね」「いつまでも同じふんどしで相撲を取るのね」と思われてしまうかもしれません。

 

そうではなく、ここでの本質はひとつ：「おおすみ」を打ち上げると決意した先輩がどういう気持ちだったのかを想像し、「今、自分がどうすべきか」を考える、ということだと思います。

 

ぜひ、「おおすみ」打上げ50周年記念ピンバッチを手に取っていただき、先人たちの挑戦の軌跡、さらに現在、未来まで繋がるJAXA宇宙科学研究所の新たな挑戦に思いを馳せていただけると幸いです！

 

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