プロジェクト概要

【目標金額達成のお礼と新たなゴールについて】

 

皆さまのご支援・応援のおかげで、目標金額の230万円を達成することができました。 ここまでご支援・応援いただいた皆さまへ厚く御礼申し上げます。

 

クラウドファンディングの終了まで残り3日となりますが、 ネクストゴール「300万円」を設定し、終了日まで挑戦を続けたいと思います。

 

ネクストゴールへのご支援は、約3000頭分の狂犬病ワクチン代として活用させていただきます。

 

もう一度目標を設定することは大きなチャレンジですが、3月29日の終了日まで、今一度皆さまのお力をお貸しいただければ嬉しい限りです。

 

引き続きご支援・応援をよろしくお願いいたします。

 

3月26日 喜久田治郎

 

ごあいさつ

 

はじめまして、獣医師の喜久田治郎です。私は2002年に群馬県藤岡市で動物病院を開業し、今年で17年目を迎えました。飼い主様と動物たちが「健康で楽しく安心して暮らせるお手伝い」をモットーに地域の動物医療活動に従事しています。


地域を支える動物医療施設として、医療としてだけでなく、飼い主様と動物たちが幸せに楽しく生活を送るためのサポートとして、動物たちとのライフスタイル全体を診た総合的な医療サービスを提供したいと、日々仲間と共に取り組んでいます。

 

この度、カンボジア政府の公認を受けて、首都プノンペンに動物病院を開業することになりました。カンボジアでは、国の経済成長に伴い、ペットが急増している一方で、動物医療は課題が多く、日本であれば救える動物の命が消えています。

 

動物病院の開業には、多くの資金がかかるため、資金の一部を皆様からご支援をいただきたく、このプロジェクトを立ち上げました。カンボジアの動物たちの命を救うため、ご支援・応援をよろしくお願いいたします。

 

応援よろしくお願いします!

 

どんな時でも困っている動物や飼い主を救える獣医師であるために

 

私は札幌市出身で「平和」という緑豊かな町に生まれました。犬と共に高校生までの時間を過ごしました。時代は冷戦時代。人が起こす紛争により、人だけでなく、環境汚染や動物たちが犠牲になっていることに違和感を感じ、そこから動物医療への道を選択しました。

 

学生時代には阪神淡路震災、勤務医時代には有珠山噴火、開業後は東日本大震災にボランティア参加しました。

 

何か自分にできることはないかと、震災被害にあった動物病院や保護シェルターを訪問し、ボランティア活動をする中で、獣医師として施設がない中での診療がいかに大変かということを痛感しました。

 

 

日本の獣医業は、一人の獣医師が運営する動物病院が多く、動物を救うだけで精一杯で、スタッフの社会保障や、病院経営は二の次になっているケースが多くあります。

このように基盤の弱い状態では、危機や災害が起きた時に、困った飼い主や動物、そして社会全体をサポートすることができないと気づいたのです。

 

そこで、2014年に動物病院経営や獣医学を学ぶために、オーストラリアのメルボルンへ渡りました。

 

もともと旅行が好きで、2015年に旅先のカンボジア・プノンペンでペットショップを訪れ、そこでカンボジアの急成長するペット事情や日本の動物医療とのギャップを知ることとなりました。

 

 

ペット増加に追いつくことができていないカンボジアの動物医療

 

カンボジアでは、経済発展に伴いペットとして犬や猫を飼育する人が急増しています。ですが、現地の動物医療は、その増加に追いつくことができておらず、課題が多く見られます。

 

<現地の動物医療の課題>

 

▷獣医師の経験不足

現地の獣医師は犬や猫といった小動物診療を学ぶ機会が少ないため、獣医師としての経験が乏しい中で動物医療を提供しています。

 

一部の獣医師はベトナムなど海外の大学を卒業していますが、多くの獣医師は、カンボジアの獣医学を学んだだけで、実習もせずワクチンや注射を学生の時から行い、手術は見よう見まねで行っているような状態です。

 

▷法律、医療設備の不足

動物病院に関する法律が整っていないため、未認可や届出されていない動物病院が少なくありません。また、動物用の医療設備が整っていないため、日本では当たり前となっているワクチン接種等による病気の予防等が浸透しておらず、日本では簡単に防げるような病気で亡くなる犬や猫が絶えません。

 

▷人間にも影響のある狂犬病

ワクチン接種が浸透していないため、日本国内では昭和32年以降発生が確認されていない狂犬病が、カンボジアでは毎年800人以上の人が罹患して亡くなっています。

 

動物病院を開業し、日本の動物医療の知識や技術を伝え、命を救う

 

カンボジアの動物医療の現状を知り、私が日本でこれまでに経験してきた動物医療の知識や技術をもって、時間をかけてでもお手伝いしたいと感じました。

 

その後、外国人獣医師、日本人獣医師の代表として、JETROの協力をいただきながら、およそ2年にわたってカンボジア政府と活動内容について話し合いを進めてきました。そんな中、本当に幸運なことに、カンボジアの農林水産省衛生管理局の総局長と話をする機会をいただきました。

 

彼自身が獣医師ということもあり、私がカンボジアで取り組んでいることに大きな理解と賛同を示していただき、2018年2月、現地での獣医療活動に対してカンボジア政府の正式な認可を得ることができました。

 

現地での打ち合わせの様子

 

そして2019年4月、カンボジアの首都プノンペンで、外国人獣医師初の政府公認の動物病院「JAPAN ANIMAL HOSPITAL」を開業する運びとなりました。

 

開業した動物病院では、最良の動物医療を現地の動物や飼い主様が安心して受診できる環境を整えること、狂犬病による死亡ゼロを達成することを目指し、体制を整えていきます。

 

<「JAPAN ANIMAL HOSPITAL」で取り組むこと>

 

1:現地でできる最良の動物医療の提供

日本で得た知識や経験を提供することで、現地では救うことができない、また痛い、苦しい思いをしている動物や飼い主様を1人でも多く救っていきます。

 

2:現地人材の指導

日本で実施している動物医療を提供するだけでなく、その知識や技術を現地の動物医療に関わる人材が、実地で学べる機会を提供していきます。

 

3:予防医療の普及に向けた教育

日本では予防することが当たり前となっている病気によって、現地では多くの動物が命を落としています。動物と人の命を守るための予防医療を普及させるために、現地獣医師や獣医療に携わる人材に「ワクチン接種や予防薬で救える命がたくさんあること」を伝える予防医療の教育を実施します。

 

具体的には、政府機関と連携して獣医師を教育する施設の立ち上げ、狂犬病予防業務の具体的マニュアルを作成し、関係機関とともに実行に移すことを目指します。

 

4:ペットと人が楽しく暮らせる体制整備

医療はもちろんのこと、より健康に過ごすため、より生活を充実させるために動物病院ができることや、動物が病気にならない生活を送るために動物病院としてできることを、現地の文化や暮らしに合わせながら見つけていきます。

 

獣医療について真剣に話を聞く現地ペットショップスタッフ

 

動物医療を通じて、アジアに「平和の輪」を広げていきたい

 

日本では動物病院がどこの町にもあります。そして、国家資格を持った獣医師が診療にあたります。その当たり前がカンボジアにはありません。

 

多くの方が獣医師に対して不安や不信を抱いています。実際、動物たちへの治療が残念な結果となることも多いです。医療機材や設備がきちんと整えられない事情も多いです。

 

しかし、日本で行われている一般的な診療の研修を受けたカンボジア人をはじめ、アジアの獣医師と共に私たちも貢献していければ、アジアの国々に動物たちを通じて「平和の輪」が広がると信じています。

 

本当の意味で動物医療を根付かせ、また予防医療を普及させるために、カンボジアだけでなく、日本人、また近隣諸国タイなどの獣医師も招き、動物医療の国際交流ができる場に発展できればと考えています。

 

医療機器はほとんど輸入しなければならず診療するには多額の費用がかかります。皆様のお力を貸していただき、同じ地球に住む「仲間たち」にご支援をお願い申し上げます。

 

動物たちを通じてアジアの平和の輪を作りたい

 

JAPAN ANIMAL HOSPITAL について

 

現在は2019年4月の開業に向けて、現地法人の登記手続きや、病院の改装工事を行なっています。

 

住所:No. M43, Street 63, Sangkat Tonle Basak, Khan Chamka Morn, Phnom Penh Municipality

 

 

資金の使い道について

 

皆様からのご支援は、以下のように活用させていただきます。ご支援よろしくお願いいたします。

 

・麻酔機    1,000,000円
・手術器具    300,000円
・血液検査機器    1,000,000円

 


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