写真のグループは、MatuuというMachakos countyのマンゴー生産地域に位置しています。

 

このグループからマンゴーを週に2回仕入れています。グループリーダーのジョンさん(写真中央)と中心メンバーは自分たちでも果物を加工したいという強い希望を持っています。具体的にはマンゴー、パパイヤ、バナナ、オレンジ、パッションフルーツ、パイナップルです。

 

そこで、加工施設を建設するための補助金があることを紹介しました。紹介してから、彼らは一週間以内に応募書類を用意して在ケニア日本大使館に提出しました。

 

その応募書類に想定する裨益者数を書く欄があり、そこには『500,000』という数字が書いてありました。その真意を確認したところ、Machakos countyと隣接するKitui countyの特定の地域の農家数を合わせた数字だと即座に答えてくれました。私の想像以上に、壮大な規模感で考えていることにとても驚いたと同時に、是非とも想いを実現させて欲しい!と応援する気持ちが増しました。

 

メンバーの一人がグループに提供した写真の背景に映っている土地に、彼らは加工施設を持つことを思い描いています。このグループからは、昨年の11月から、4名(男女各2名)の若者を弊社のティカの製造現場で受け入れて、日々の仕事を通じて加工技術を学んでもらっています。

(写真左がグループからの紹介で弊社で働いているボニフェス君。彼のお父さんのマンゴー畑で撮影。)

 

いずれは、彼らが地元の若者たちをトレーニングして、その人達とともに地域の農家から買取った果物を使用して、ドライフルーツとジュースを製造し、ドライマンゴーは弊社に販売し、ジュースは地元で自分たちで販売することを予定しています。

 

農家グループの人達だけでは、果物加工をやってみたいという強い情熱があっても、実際に踏み込むところまでいっていない状況でしたので、弊社が農村部での果物加工を支援する!と決めて、グループの人達のミーティングによばれて参加するところから始まりました。

 

企業として利益を追い求めるのが通常ですが、農村部の支援に月に1-2回ほど時間を使うのは問題ないと判断して、他の農村地域にも定期的に足を運んでいます。電話で話をするだけではなく、実際に現場を見ることで、より実践的なアドバイスをすることができます。

 

今までは、私が取り組んできた活動ですが、今年からはKenya Fruits Solutionsの組織としての取り組みに切り換えています。先週に、製造マネジャーのジョセフは約2時間離れたドライマンゴーの加工事業者の製造現場の視察に行き、次の日には気づいた改善点を書きまとめて、メールでレポートを責任者に送っていました。このように地道に、関わり続けることで、農村部の加工事業者が高品質な商品を世にだし、地域に根ざした持続的な事業として、少しづつ成長していくことを確信しています。各地での加工事業の成長を私たちとともに見守っていってもらえないでしょうか。

 

現在、農村部の加工支援に取り組んでいる地域はケニア国内に9箇所。支援が集まった分だけ、多くの加工事業者の支援に使わせて頂きます!是非とも、より多くの方からの温かいご支援をお願い致します。