NHK放送内、スタジオで紹介されたアイテムは、「Feemue KLONG TOEY(フィームー クロントイ)」オリジナル、モン族刺繍16面付きハンドバッグです。

 

「スラム」が、FUJI TATE Pさんを通して、バッグになりました。

 

持ち手の部分が取り外せ、クラッチバッグにもなります。モン族の刺繍16面*がバッグを彩ります。この刺繍部分も取り外しが可能で、他の刺繍生地と付け変え可能です。刺繍内にある金色の丸い装飾は、スラムの家の壁に釘と一緒によく打ち付けられている瓶の王冠がモチーフです。バッグ本体の素材も地区でよく見かけるものを選びました。

 

【縫製所の女性へのインタビュー】

チョイさん:スタジオで紹介されたアイテム・サンプルを作りました。

チョイさん(57歳)Feemue KLONG TOEYのサンプル作成を担当しています。

 

「私がつくったアイテムが日本のテレビで紹介され、とても驚きました。このブランド・アイテムは、私たちの「フィームー(腕前)」を披露する機会になるので、とても嬉しいです。フジタさんは、縫うのが難しいところをすぐに見抜き、縫いやすい方法を提案してくれます。フジタさんは見て分かっている、そこに驚きました。縫製を一緒に考えてくれます。彼自身ミシンを使い縫製するので、よくご存知なのです。言葉は通じませんが、詳細な指示が分かります。フジタさん、かわいいし、大好きです。一緒に仕事ができるのがとても楽しいです。こうしてつくっているアイテムを、たくさんの日本の方に手に取ってご覧いただきたいです。」

 

メーさん:FUJI TATE Pさんとお母さんの架け橋

クラフト・スタッフのメーさんがブランド「Feemue KLONG TOEY」を担当しています。

 

「自分たちのオリジナル・アイテムができるので、とても嬉しいです。オリジナルができることを誇りに思います。これまで通り、ものづくりをしていても、自分たちのロゴをつくることはなかったと思います。これまでオーダーを受けて作ってきた商品は、そのお店のロゴがあり、うらやましいと思っていました。自分たちのロゴをつけることもなく、縫製後納品して終わり、自分たちのところにアイテムは残りませんでした。このブランドは、私たちにとって希望や誇りになっています。」

 

夜遅くまで事務所でデザインをするFUJI TATE Pさん

 

*モン族刺繍について

タイ北部山岳地帯で暮らす少数民族モン族の女性たちが丹念に刺繍する伝統衣装の生地です。女性たちは農作業の合間に、木陰でよく刺繍をしています。このバッグに使用する大きさの刺繍には、約3日かかります。弊財団のクラフトは、これまでもたくさんの少数民族の伝統の生地を使用してきました。

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