百人一首を美しいメロディにのせて歌うアルバムをアナログ録音で

約１０日間のレコーディングが終わりました。

使用したテープの長さは２３００メートル。２キロと３００メートルです。

時間にして７８分１４秒。１時間１８分　大作です。

良いものができました。

自分にとって良いと思える事が　一番の実感です。

皆様にお知らせしなければならない事があります。

このクラウドファンディングを始めた時は、私はこのアルバムは２枚組。

ダブルアルバムだと思っていました。

百首の和歌を１５曲にまとめて、そのうえ序曲と中間に　インターミッションというインストロメンタルの楽曲も入れて、

一枚でまとまるとは想像もできなかったからです。

それが　いざマスターテープを作る最後の段階に来て　

７８分１４秒とわかった時点でプロデューサーのホッピーと　レコーディングエンジニアの近藤さんの二人から

これは一枚のアルバムに入るから、一枚にまとめた方が良いと言われました。

 

クラウドファンディングを始める前から２枚組のアルバムをイメージしていた私はその、二人の提案に戸惑いましたが、

昔、ピンクフロドか、ビートルズのダブルアルバムか　を購入して聞いてゆくうちに自分がその中の一枚をどこかに無くしてしまった事を思い出しました。

ダブルアルバムはよくどちらか一枚がなくなってしまう事が多いのです。

そしてその体験を自分がしていた事を思い出して、

一枚のアルバムにまとめる事に同意しました。

したがって今回の百人一首のアルバムは一枚。約１時間２０分の大作です。

 

でも、１時間２０分は一度に聞くのはとても長い、というのが私の実感です。

私自身は　寝る前に聞くと殆ど半分くらいで寝てしまいます。

また夕方など落ち着いて聞こうと思ってゆったりして聞くとやはり　ふっと意識を失いかけて最後の歌が聞こえてきて元の現実に戻ってきます。

自分のアルバムなのですが、つい寝てしまうのです。

退屈という事では決してありません、それよりも刺激がありすぎて一度に百首を含んだ１５曲に対しての自分の情報処理能力が限界を超えるのだと思います。

 

どちらかというと　私は体を動かしている時に音楽をかけるのが好きなので掃除しながら、料理をしながら、聞くととてもエネルギーが持続して全部聞けます。

そんな大河小説のようなアルバムができました。

もし２回に分けて聞かれるなら中間にインストロメンタルの楽曲があり、そこからがまた当たらな始まりだと思ってください。ダブルアルバムのつもりだったのでそこからが２枚目の区切りで作っています。

マラソンしながら、ドライブしながら　ならきっとバッチリ。

１時間２０分の百人一首。聞き応えがある事をお伝えします。

まずはご報告まで、

明日も新着情報出します。ジャケットが出来上がってきたので見て欲しくて。