NSB2024へのご支援ありがとうございました!
■はじめに
このたびは、東京佼成ウインドオーケストラのクラウドファンディング「ニュー・サウンズ・イン・ブラス再始動プロジェクト」にご支援をいただきありがとうございました。
ご支援者さまをはじめとした本プロジェクトにご賛同いただいた皆さまのご協力により、吹奏楽ポップスの魅力がたっぷりつまったニュー・サウンズ・イン・ブラス(NSB)の新作がここに誕生しました。
786名の皆さまから総額1329万円のご支援をいただき本プロジェクトを実行できましたことを以下にご報告させていただきます。
■活動報告
◇CD「New Sounds in BRASS 2024」の制作・発売
2023年11月28、29日の2日間でアバコスタジオ(東京・早稲田)にて収録が行われました。
収録曲は、事前に実施したアンケートでいただいた全国の皆さまからのリクエストを取り入れながら何度も打ち合わせを重ねて選曲され、アレンジャーの統括をお願いした星出尚志さんをはじめとした名アレンジャーたちによって新たな楽曲が生み出されました。
指揮は、日本の吹奏楽ポップスの発展に多大な貢献をしている天野正道さん、そしてレコーディング・エンジニアには、NSBシリーズでも数々の名盤を手掛けてきた小貝俊一さん。お二人が中心となって収録は順調に進み、ゲストプレイヤーのそうる透さん(ドラム)、阿野次男さん(ドラム)、齋藤順さん(ベース)、小堀浩さん(エレキギター)、エリック‧ミヤシロさん(トランペット)にもご参加いただき、無事に「ニュー・サウンズ・イン・ブラス2024」の全9曲の収録を終えることができました。
今回の収録にはクラウドファンディングで『収録見学 特別ご招待』コースにご支援いただいた皆さま(2日間計13名)にもお越しいただき、小貝さんによるレクチャーを受けたあと収録の様子を見学いただきました。
◇「“New Sounds in BRASS”コンサート2024」の実施
2024年5月7日、東京国際フォーラムホールCにて「“New Sounds in BRASS”コンサート2024」が開催されました。
「ニュー・サウンズ・イン・ブラス2024」の新曲9曲に加え、ご支援者さまのリクエストにより選ばれたNSBの名曲たちをお届けいたしました。
指揮は、収録に引き続き天野正道さん。ゲストコンサートマスターにはサクソフォン奏者のオリタノボッタさんをお迎えし、エリック・ミヤシロさん(トランペット)、齋藤順さん(ベース)、小堀浩さん(エレキギター)らゲストプレーヤーと共に演奏会を大いに盛り上げてくださいました。
公演の様子はライブ配信によって全国の皆さまにもお届けすることができました。
ご来場いただいた皆さま、ライブ配信をご視聴いただいた皆さまと共に、音楽の楽しさを共有し同じ時間を過ごせたことを大変嬉しく思います。
本公演では、クラウドファンディングで『未来を担う学生たちを応援!「NSB公演2024」あしながチケット』コースにご支援いただいた26口分の中高生をS席にご招待いたしました。
これからの吹奏楽を担っていく中高生の皆さまと共に、この新しいNSBの幕開けを祝うことができたのも、ご支援いただいた皆さまのおかげです。誠にありがとうございます。
■収支報告
今回のクラウドファンディングでは、当初の目標金額である800万円を大きく上回る13,291,540円のご支援をいただきました。皆さまからいただいたご支援金は、レディーフォーへの手数料を差し引き、CD「New Sounds in BRASS 2024」の制作費、「“New Sounds in BRASS”コンサート2024」の開催費用、リターンの制作費および発送費に大切に使用させていただきました。
不足分については「New Sounds in BRASS」コンサート2024のチケット収入や自己資金により補填しています。
■リターンについて
CD「New Sounds in BRASS 2024」の制作が大幅に遅れたため、一部のコースにご支援いただいた皆さまへのリターンの発送が予定よりも遅れてしまい、大変申し訳ありませんでした。
2024年5月31日時点でご提供できていないリターンは「天野正道 特別レッスン」「出張公演(アンサンブル)」のみとなりました。
「天野正道 特別レッスン」は7月に、「出張公演(アンサンブル)」は9月にそれぞれ実施予定です。
該当のコースにご支援いただいた皆さまにおかれましては、引き続き楽しみにお待ちいただければ幸いです。
■これからについて
このたびの皆さまからの温かいご支援によって、休止していた“ニュー・サウンズ・イン・ブラス”は新たな一歩を踏み出すことができました。あらためて感謝申し上げます。しかし、NSBにとってはこのプロジェクトがゴールではありません。私たちは、今回のプロジェクトを通してNSBが今後も継続して新作を作り続けていくことが吹奏楽の発展のために必要であると、再認識いたしました。次回の制作については未定ではありますが、この歴史ある音楽プロジェクトを続けていけるよう今後も検討していきたいと思います。
東京佼成ウインドオーケストラは、本プロジェクトに限らず日頃より多くの皆さまに支えられて活動ができております。
私たちは、これからも皆さまと一緒に吹奏楽の魅力と音楽の素晴らしさを広めていけるよう、意欲的な姿勢で吹奏楽の明るい未来に向け模索していきたいと考えています。
趣旨にご賛同いただき、継続的にご支援をいただける皆さまにおかれましては、ぜひ賛助会へのご入会もご検討ください。
また、東京佼成ウインドオーケストラを一緒に盛り上げてくれるサポーターズクラブの会員も募集中です! ぜひ皆さまのご入会をお待ちしております。
今後とも東京佼成ウインドオーケストラを応援くださいますようお願い申し上げます。
東京佼成ウインドオーケストラ一同