患者さんの痛みを取るために！　～病院を超えた連携～

本クラウドファンディングにご理解、ご協力いただき誠にありがとうございます。

現在、日本のがん診療は「誰一人取り残さないがん対策を推進し、すべての国民とがんの克服を目指す。」という全体目標に向かって取り組みが行われております。

長崎県の緩和ケア領域もこの目標に向かって日々診療をしております。離島や医療機関が少ない地域が多いという長崎県の特性を踏まえて、医療用麻薬を適切に使用しても痛みの取れないがん患者さんに対して、専門的な緩和ケアの知識・技術を持った医療者が訪問して相談に乗ったり、神経ブロック治療のような強力な鎮痛処置を行なったりする取り組みを長崎県では行っています。

病院の垣根を超えて、患者さんのために、他の病院にも足を運びます。

今回は日赤長崎原爆病院の先生方、医療スタッフの方々と一緒に診療協力、連携、情報交換を行いました。

これまでにたくさんの地域を訪問してきました。例えば離島の患者さんであっても地元にいながら痛みを軽減する処置を受けられるようになりました。

しかし、その後も継続的にケアを継続できるように長崎県内に広くがんに関する専門的な知識を持った医療者をさらに増加させる必要があります。

皆様のご協力で、長崎県内の多くの地域でがんの専門的な知識を持った医療者を増やすことが出来れば、どこでも安心して生活を続けられる患者さん、ご家族が増えることに繋がると思っています。

今後もご理解とご協力をよろしくお願い致します。