寄付総額
目標金額 3,000,000円
- 寄付者
- 201人
- 募集終了日
- 2024年3月15日
【能登豪雨】地震の被災地が浸水 緊急支援を開始!
#災害
- 現在
- 16,020,000円
- 寄付者
- 1,667人
- 残り
- 22日
乳がんの早期検診をもっと身近に。マンモグラフィ更新に向けてご寄付を
#医療・福祉
- 現在
- 5,172,000円
- 寄付者
- 65人
- 残り
- 22日
松竹大谷図書館|演劇・映画の宝箱、貴重資料を未来へ【第13弾】
#本・漫画・写真
- 現在
- 2,374,000円
- 支援者
- 174人
- 残り
- 14日
小豆島大観音|小豆島の象徴・心の拠り所を、100年先も守りたい。
#観光
- 現在
- 1,565,000円
- 支援者
- 14人
- 残り
- 51日
「走る」を応援するためにスポーツ用義足を届けたい
#スポーツ
- 現在
- 15,000円
- 寄付者
- 2人
- 残り
- 82日
病気と闘う子ども達にクリスマスプレゼントを!2024
#子ども・教育
- 現在
- 791,000円
- 支援者
- 89人
- 残り
- 37日
高野山親王院|高野山の教科書「秘法」を守る、蔵の建て替えにご支援を
#環境保護
- 現在
- 625,000円
- 支援者
- 36人
- 残り
- 22日
プロジェクト本文
「令和6年能登半島地震」による被害へお見舞いを申し上げます
2024年1月1日に石川県能登半島を震源に発生した地震(令和6年能登半島地震)で犠牲になられた方々に深く哀悼の意を表すとともに、断続的に続く余震と厳しい天候の中、不安な避難生活を送っておられる多くの方々に心よりお見舞い申し上げます。また、被災地において救命・救助活動、支援活動等にご尽力されている方々に深く敬意を表します。
医療は様々な場面で重要な役割を担うことを改めて認識し、私たちとしても長崎県のがん患者さんのために質の高いがん診療を提供し、現在、そして未来の長崎県のがん診療を担う医療スタッフの育成を行っていく必要があると気持ちを新たにいたしました。今回のクラウドファンディングに関しましても最終日まで頑張ってまいりますので、お心をお寄せいただく皆様には、ぜひ応援いただけますと幸いです。
第二目標達成の御礼と今後について
2024年1月18日(木)に開始した本プロジェクトは、3月5日に第2目標金額の500万円を達成することができました。多大なるご支援、応援・暖かいお言葉をいただきましたこと、重ねて御礼申し上げます。
皆様のご期待に応えることができるように、また長崎県のがん診療をより良いものにできるように、医療スタッフの学びをサポートして参ります。
少しでも助成を拡大できることを目指し、2024年3月15日(金)までの期間終了日まで尽力いたします。引き続きご支援、応援を頂けますよう、何卒お願い申し上げます
2024年3月11日追記
長崎大学病院がん診療センター スタッフ一同
写真は緩和ケアチームメンバーでの一枚です!
がん診療に必要不可欠なチーム医療
いま、そのチームを担う医療スタッフの育成が必要です。
「がん」とたたかうこと―――
それは「個」ではなく「チーム」で向き合うものです。
患者さん、そのご家族、医師、がんを取り巻くすべての医療従事者が一体となり、立ち向かっていく必要があります。私たち長崎大学がん診療センターは2007年の設立からがん診療に特化した7部門を有し、患者さんに寄り添い、よりよい形でがん診療を提供することを目指してきました。
しかし近年、全国的ながん患者の増加およびがん治療の複雑化に伴い、専門的知識を有する医療スタッフの充填が不可欠な状況となっています。この状況は長崎県のがん診療も同じ状況となっており、COVID-19の影響もあって、がん診療に関わる認定・専門資格を有する医療スタッフ数は減少しており(※)、その拡充は喫緊の課題となっています。※出典
このまま医療者の減少が続けば、この先の未来、私たちが大切にしている「患者さんのご不安に寄り添うチーム医療」が、十分な質で提供できなくなる恐れがあります。私たちはこの先も、がん診療のプロフェッショナルチームとして、がん患者さんに寄り添った、より良い診療を目指していきたいと考えています。そのためには「人」の育成が不可欠です。がんの専門知識を有した医療スタッフを育てていくため、クラウドファンディングに挑戦する決意をいたしました。
ぜひこれをきっかけに、私たちと一緒に「がん専門医療者育成プロジェクト」を推し進める仲間になっていただけませんでしょうか?
皆様からの温かいご寄附を、心よりお待ちしております。
がん専門の医療者育成プロジェクト、始動!
ページをご覧いただきありがとうございます。長崎大学病院 がん診療センターです。
当院は、2007年1月31日付で、都道府県がん診療連携拠点病院の指定を受け、同年3月には、院内に「がん診療センター」を開設し、「がん登録部門」「薬物療法部門」「緩和医療部門」「相談支援部門」「研修・研究部門」「放射線治療部門」「地域連携パス部門」
の7部門を設けました。 各部門では、がん医療に不可欠なチーム医療を実践すべく、各診療科や中央診療部と連携して運営にあたっています。
さらに、長崎県のがん診療体制の整備に加えて、がん診療に携わる医師、薬剤師、看護師などの専門スタッフの育成も重要課題と考えています。がん治療は年々進歩しています。低侵襲手術の導入、放射線照射技術の向上、抗がん剤、分子標的治療薬、がん免疫療法の開発、疼痛、緩和治療薬の開発など、新しい技術、薬剤が登場しています。長崎においても患者さん1人1人に最も適切な治療を提供できるよう、努めています。
がん患者が増加する一方で、長崎県ではがん診療に関する専門的な資格を保有する医療スタッフ(看護師、薬剤師)は減少(※)しており、このままでは、より質の高い医療を提供することができなくなっています。そこで、長崎県のがん診療に関わる医療スタッフのための人材育成プロジェクトを実施します。本プロジェクトでは、長崎大学による長崎県の地域医療への更なる貢献を目指します。※出典
当院のがん診療をとりまく現状
がん診療においては、患者さんの背景や様々な因子に応じて治療を進めていく必要があります。例えば、がん薬物療法においては、特殊な副作用が出現する可能性がある薬剤もあり、放射線治療においては、皮膚炎、食道炎、粘膜炎、肺炎など日常生活に影響を与える副作用が出る場合もあります。そのため治療経過の中で、心身の苦痛から治療継続が難しくなる方もおられます。
そのような時に専門知識がある医療スタッフが患者さんに寄り添い専門的な視点で関わることで、がん治療を継続、完遂できることもあります。また、患者さんだけでなく、院内のスタッフにも専門情報、新しい知識を伝えていくことも大切です。これらの役割を担うのが、専門資格を持ち、常に自己研鑽をつんでいる医療スタッフということになります。
がん治療の専門家として、最前線で患者さんに寄り添う
ある女性患者さんは、抗がん剤治療前の妊孕性温存について本人もご家族も悩まれていました。そこで当院の専門スタッフが意思決定支援に携わり、お話をしていく中で、本人が卵子保存をする意思決定をされました。抗がん剤治療はかなりおつらかったようですが、卵子保存をしているということが一つの希望となり、抗がん剤治療を最後まで完遂することができました。
また別の患者さんは、家族にがんであることが言えず悩んでいました。がんであることに加え、家族へ伝えることへの悩みもあり、苦しい状況だったと伺っています。そのようなときに専門の医療スタッフがそばにいることで、いつ、どのようにご家族に伝えるか、話し合うことができました。また、その後はご本人様だけでなく、ご家族も含めて支援することができました。
がん患者が増加する一方で、専門資格を有する医療者数は減少
厚生労働省が発表した2022年人口動態統計(概数、図1)によると、日本の人口10万人に対する死亡率の第1位は悪性新生物であり、その率は増加の一途を辿っています。現在、日本人の2人に1人はがんにかかり、3人に1人はがんで死亡する時代であり、その診断、治療、精神的ケア、医療的ケア、社会支援が不可欠です。
長崎県のがん診療においても同様で、がん患者の増加、がん治療の複雑化に伴い、専門的知識を有する医療スタッフの充填が不可欠な状況です。しかしながらCOVID-19の影響もあり、近年ではがん診療に関わる認定・専門資格を有する医療スタッフ数は減少しており(図2)、その拡充は喫緊の課題となっています。人材不足に関しては多くの病院が抱えている問題です。
さらにCOVID-19の影響により、県外への移動、学会活動や講演会、勉強会も制限があったため、新しい情報に触れる機会、意欲を高める機会が減り、専門資格を得ようと志す人数が減ったと思われます。
出典:認定看護師者推移[全国][都道府県別](日本看護協会)
より良いがん治療の提供へ向け、専門スタッフを増やしたい
しかし、がん診療に関わる認定・専門資格の取得には、自己研鑽や社会貢献のみが目標となり、具体的なインセンティブもなく、資格取得にかかる時間、費用の負担の大きさが高いハードルになっています。
がん診療に関わる認定看護師資格の取得には約半年から1年程度、専門看護師資格の取得には2年を要します。それぞれ、教育機関での研修が必要になるため、勤務先を休職することがあります。受験料、入学金、授業料だけで100万円程度かかり、さらに在学期間中の教材費、書籍代、通学および臨地実習に係る交通費・宿泊費、生活費等の費用は個人負担となっています。所属する病院からのサポートがある場合もありますが、個人の負担が重くのしかかっていることが現状の問題点です。
このような背景のもと、がん患者さんにより良い医療を受けていただくため、長崎県のがん診療に関わる医療スタッフ(看護師、薬剤師、作業療法士など。医師は除く)の人材育成を推進することを目的に本プロジェクトを実施いたします。まずは10名の資格保有者の増加を目指して、がん診療基幹病院や緩和ケア病棟を有する病院、訪問看護ステーションなどで、より良いがん治療・ケアが円滑に進められるよう、専門スタッフを増やす支援を行いたいと考えています。
プロジェクト概要と支援金の使途内訳について
運営主体
長崎大学
プロジェクト概要
長崎大学と長崎県がん診療連携協議会で協力し、がん診療に関する専門資格取得者を増加させることで、長崎県の充実したがん診療の更なる安定化を図るため、長崎県のがん診療に関わる医療スタッフ(看護師、薬剤師、作業療法士など。医師は除く)の人材育成(資格取得支援)を推進するプロジェクトです。
支援金の使途(内訳概算)
●第一目標金額:300万円で実施すること
新規に資格を獲得した者に書籍代、交通費、研修参加費用として1人20万円、合計10名分を、資格取得補助金として提供します。
対象となる資格は、以下の通りとします。
➀日本看護協会
認定看護分野新たな認定看護分野(19分野のうち以下の分野)
緩和ケア、がん薬物療法看護、乳がん看護、がん放射線療法看護
➁日本看護協会
専門看護分野
がん看護
③日本作業療法士協会
がん専門作業療法士
④日本病院薬剤師会
がん薬物療法専門薬剤師、がん薬物療法認定薬剤師
※上記以外で、がん拠点病院の指定要件に関わる資格の取得を目指す場合は個別に相談を受けることとします。
|対象者の選考について
実施年度に、対象となる資格の合格発表が全て終わった日から2か月程度猶予をもって申し込みを締切る。10名を超えた場合は、地域、施設、職種、申し込みの順番などを参考に、長崎大学病院がん診療センター独自の基準にて選考する。資格取得後は、長崎県内で勤務できることを前提とする。
|内訳
・補助金20万円 × 10名 = 200万円
・講習会開催費 40万円 × 1回 = 40万円
・手数料 = 60万円
※講習会の費用、実施回数は変動する可能性がございます。その場合は補助金にまわすなど、現在お示ししている資金内訳の中で調整をいたします。
|実施スケジュール
・2024年から2026年にかけて資格取得した方を対象に費用負担をしていく想定です。
※資格取得者の人数により、期間は変動する可能性がございます。
●第二目標金額:500万円(第一目標+200万円)で実施すること
第一目標が達成した場合には、助成できる人数を10名から18名に拡大し、引き続き資格取得補助の費用に充てさせていただきます。
|内訳
・補助金 20万円 × 18名 = 360万円
・講習会開催費 40万円 × 1回 = 40万円
・手数料 = 100万円
※講習会の費用、実施回数は変動する可能性がございます。その場合は補助金にまわすなど、現在お示ししている資金内訳の中で調整をいたします。
認定看護師・専門看護師の修学スケジュール
今回の支援対象となる資格の一部、認定看護師と専門看護師の資格取得のスケジュールイメージは以下の通りです。一朝一夕で取得できるものではないため、今回の育成プロジェクトも数年単位でのサポート体制を想定しています。
●認定看護師 B課程(1年コース)
<B課程認定看護師教育機関>
合計教育時間数:原則800時間程度
・共通科目380時間
・専門科目:認定看護分野+特定行為研修区分別 上限225時間・下限180時間
・統合演習15時間以上、臨地実習150時間以上
●専門看護師
看護学専攻( 博士前期課程 ) 専門看護師(CNSコース) 取得できる学位:修士 (看護学)
専門看護師教育課程基準の所定の単位:総計38単位取得
講義・実習・演習・課題研究
・共通科目A:看護教育論、看護管理論、看護理論、看護研究、コンサルテーション論、
看護倫理、看護政策論
・共通科目B:フィジカルアセスメント、病態生理学、臨床薬理学
・専攻分野共通:専門分野を深めるために基盤となる病態生理、看護理論、看護援助論など
・専攻分野専門科目:専門性を深めるための特定の専門領域(薬物療法、緩和ケアなど)
・演習
・課題研究
これからも、地域のがん診療を支えていくために。
研修に必要な期間の滞在費の一部は所属する病院がサポートしてくれる場合もありますが、書籍の購入、講演会、勉強会への参加などに関しては自己研鑽となるため、自費で賄っている場合が多いです。この分の費用をクラウドファンディングから募った寄附金でサポートしたいと考えています。
がん診療は、患者さんに寄り添った医療、専門性が高い医療が求められています。それを実現するためには、医師のみではなく、看護師、薬剤師、理学、作業療法士など多くの職種で、高いモチベーションを有するチームが重要です。これからの未来の長崎県のがん診療を支える新たなメンバーを増やしていきたいです。
人口減少、 地方からの人口流出は社会問題となっており、それは医療界も同様です。看護師不足をはじめ、地域医療機関の病院スタッフの確保も重要な課題です。その中で、地域のがん診療を支えるべく、自費で自己研鑽を行っている医療スタッフにスポットを当てていただけないでしょうか。この育成は、必ず地域のがん診療の向上につながるものになります。
ぜひ皆様からの温かいご寄附をお願い申し上げます。
実行メンバーより皆様へ
芦澤 和人
長崎大学病院がん診療センター/センター長・教授
がん患者さんにより良い医療を提供するためには、常に専門性を持った多職種が寄り添う「チーム医療」が不可欠です。私のがんゲノム検査外来における専門の看護師の同席は、がん患者さんに安心感をもたらしていることを、毎回実感しています(写真)。しかし、長崎県のがん診療の専門医療者は減少傾向にあり、高齢化に伴いがん患者数が年々増加している現況では、その人材育成は急務となっています。そこで、長崎県がん診療連携協議会の事務局がある長崎大学病院がん診療センターでは、専門資格の取得に必要な費用の一部をサポートする人材育成プロジェクトを開始することとしました。本趣旨をご理解いただき、ご協力を賜りますよう心からお願いいたします。
谷口 寛和
長崎大学病院がん診療センター/ 講師
患者さんに安心してがん診療を受けていただきたい、日々そう思いながら診療に当たっています。がん患者さん1人1人が異なる社会背景をお持ちであり、悩み、不安の内容も多岐に渡ります。
がん患者さんが抱えるそれぞれの思いを共有し、解決策を共に探る。そのような、患者さんに寄り添ったより良い医療を提供するためには、がん診療に関する専門知識を有する医療スタッフの存在が不可欠であり、この人材育成プロジェクトを立ち上げました。長崎県のがん患者さんのために、本プロジェクトへのご協力、ご支援を賜りますようお願いいたします。
本田 琢也
長崎大学病院がん診療センター/ 副センター長
「長崎に貢献」をテーマに、専門である抗がん剤治療や緩和治療のみならず、手術・放射線治療など、患者さんやご家族の皆様にどのような治療がより良いかを日々、総合的に検討しております。
治療経過中も何度もお話し合いをしながら、質の高い医療を提供できるよう努めております。そのなかで看護師、薬剤師、作業療法士など専門資格を持つ医療者からの助言や支援は欠かせないものとなっております。皆様方のご支援が、長崎県全体のがん診療の質の向上に直結するものと確信しております。ご支援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
石井 浩二
長崎大学病院緩和ケアセンター/ 副センター長・准教授
初めまして、長崎大学病院で麻酔科・緩和ケアセンターに所属しております石井です。”緩和ケア”という言葉からは終末期医療やホスピスというイメージを持たれる方が多いかと思います。そのような側面は確かにあり、とても重要な医療・ケアであることは間違いありません。緩和ケアでがんを治すことはできませんが、がん治療をサポートするという一面もあり、こちらもとても重要なものであると考えております。
例えば、痛みのために病院に来ることができなければ、がん治療を受けることができなくなります。また吐き気のような抗がん治療の副作用をコントロールできないと治療を継続することができなくなります。このようながん治療を継続するサポートを行う緩和ケアもあるということを知っていただけるとありがたいです。
一方でがんを患っている患者さんはいろんな問題を抱えますので、医師以外の医療スタッフの充実というのが欠かせません。皆さんの少しずつのご協力によりがん患者さんのサポートを行う専門性の高い医療者の育成にご協力いただけないでしょうか。
松尾 久美
長崎大学病院がん診療センター・緩和ケアセンター/看護師長
全国的にも高齢化が急速に進んでいますが、長崎県でも2025年には65歳以上の高齢者が24.2%に達すると推測されています。また、がん治療は進歩し続け、高齢者でも可能な手術や薬物療法が増加し、がん治療を受ける患者さんが増加傾向にあります。
離島や長崎市以外の医療圏からも多くの患者さんが治療に来られておりますが、がん治療が奏功する患者さんがいる一方で、残念ながら効果がなく緩和医療が中心となってくる患者さんもおられます。今後を見据えると地域包括ケアシステムを上手く活用し、どの治療段階にいる患者さんでも可能な限り地域全体で支えていく必要があるかと思います。そのために長崎県内どこにいても安心して治療が受けられるように、長崎県内のがん関連の専門看護師、認定看護師を育成していきたいです。皆様のご理解と温かいご寄附を宜しくお願い申し上げます。
森下 暁
長崎大学病院がん診療センター/副看護師長・がん看護専門看護師
医療の進歩とともにがん医療において、手術、放射線療法、薬物療法、ゲノム医療など治療の選択肢が多岐に渡るようになりました。患者さんやご家族は、それらの治療だけでなく、仕事や学業、生活、療養など様々な選択が続いていきます。そのような時に、一緒に考え、相談できる医療職であるように努めております。
患者さんのくらしを近くでみながら、「今」困っている問題、そして「これから」起こりうることを考え、支援できる医療者の育成は重要です。みなさまのご支援を受け、がん医療を支える医療者の育成につなげられたらと思います。何卒宜しくお願い致します。
応援コメント
中尾 一彦
長崎大学病院/ 病院長
新しい薬や治療法が開発されて、がんの診療は大きく進歩しています。その一方で、薬の特徴や副作用などを解りやすく説明してくれるがん専門の薬剤師さんや、治療中の体調管理や日常生活の注意点を教えてくれて、心配や悩みの相談にものってくれるがん専門の看護師さんの数は大きく不足しています。クラウドファンディングの支援をいただくことで、がん診療を支える専門の医療従事者(薬剤師、看護師、作業療法士)の養成が出来れば素晴らしいと思います。皆様、ご協力どうぞよろしくお願い申し上げます。
大山 要
長崎大学病院薬剤部 / 教授・薬剤部長
「患者さんのご不安に寄り添うチーム医療」のためには、医師の質だけでなく、医療従事者(看護師・薬剤師・作業療法士など)の質の向上がとても大切です。我々薬剤師は抗がん剤の副作用などお薬に関する患者さんのご不安をやわらげる役割を担っております。人口減少が著しい長崎県での医療スタッフの確保は年々難しくなっていますが、医療従事者の認定・専門資格取得に光を当てていただく、今回のクラウドファンディングは我々の大きな励みとなります。ご支援のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。
小渕 美樹子
長崎大学病院 / 看護部長
長崎大学病院では、質の高いがん看護を提供できる体制を行うために人材育成を行ってきました。2006年から2019年までの12年に渡り、国の委託事業である「専門分野における質の高い看護師育成事業(がん看護研修)」を長崎県内のがん診療連携拠点病院と協働して実施し、113名の修了生を県下に送り出すことができました。しかし、この事業の終了後は、資格取得のためには県外にいかないといけないことや、資格にかかる時間や費用負担の大きさが高いハードルとなり、どの病院でもなかなか後進の育成ができていないのが実情です。今回の「長崎県のがん診療に関わる医療従事者のための人材育成プロジェクト」は、がんに関連する資格を取得したい者にとっては心強い支援となります。ひいては、地域のがん患者さんへ寄り添い、よりよい医療をうけていただけることに必ずつながります。是非とも応援したいと思います。
ご寄附をいただいた方への優遇措置について
◎税制上の優遇措置
国立大学法人長崎大学(長崎大学西遊基金)へのご寄附に対しましては、税制上の優遇措置が適用されます。本学が発行する「寄附金領収書」を添えて確定申告を行うことにより、税制上の優遇措置を受けることができます。
寄附金領収書の発行日とお手元に郵送される予定月
寄附金領収書の発行日は、原則として本クラウドファンディングの募集終了日(2024年3月15日)以降、READYFOR株式会社より長崎大学に寄附金が入金されたのを確認後、2024年5月10日頃の日付で発行されます。郵送しお手元に届くのは、2024年6月末頃を予定しております。
【個人からのご寄附】
①所得税の寄附金控除
所得控除制度
(寄附金額 - 2,000円)を課税所得金額から控除
※控除を受けられる寄附金額は、総所得金額等の40%が上限となります。
②個人住民税(県民税・市町民税)の寄附金税額控除
お住まいの都道府県・市区町村が、条例により長崎大学を寄附金控除の対象法人として指定している場合、個人住民税の寄附金控除(税額控除)の対象となります。
個人住民税税額控除
個人県民税 (寄附金額 - 2,000円)× 4%を所得税額から控除
個人市町民税 (寄附金額 - 2,000円)× 6%を所得税額から控除
※控除を受けられる寄附金額は、総所得金額等の30%が上限となります。
【法人からのご寄附】
法人税法第37条第3項第2号により全額損金として算入できます。
免責事項等
▽ご寄附の前に、利用規約を必ずご一読ください。
▽ご寄附確定後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。
▽寄附金領収書の名義・発送先は、原則としてご支援時に入力したお届け先の宛名と住所となります。クラウドファンディング達成後(ご支援確定後)は、ご寄附時にご回答いただく寄附方法・住所・宛名・電話番号・質問項目等への回答内容はご支援確定後、変更できませんのでご注意ください。達成後は個別にご連絡いただかない限り、原則としてご寄附時に入力いただいた宛名と住所に寄附金受領証明書(領収書)をお送りさせていただくことになりますのでお間違いのないようご注意ください。(クラウドファンディング達成前の変更方法はこちらをご覧ください。)
▽ご寄附完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。
▽ご寄附に関するご質問はこちらをご覧ください。
ギフトについてのご留意事項
※本プロジェクトのギフトのうち、【お名前掲載】に関するギフトの条件詳細については、こちらのページの「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。
2024年1月18日(木)に開始した本プロジェクトは、2月9日(金)に第一目標金額の300万円を達成することができました。これもひとえに、皆様からの温かいご支援の賜物と、スタッフ一同、心より御礼申し上げます。
本プロジェクトに関するご支援のみならず、多数の応援メッセージ・暖かいお言葉をいただきましたことは、私どもにとっては勿論のこと、長崎県内の、がん診療に関する専門的な資格取得を目指す医療スタッフにとっても大きな励みになるものと存じます。
皆様からのご期待に応えられるよう、これからも患者さんを支える“チーム医療”を提供していく決意を改めると共に、多くの医療スタッフに学びの機会を提供できるよう、努めてまいります。
今後につきましては、本プロジェクトから助成できる人数を拡大すべく、第二目標金額として500万円を掲げさせていただきました。
●第二目標金額:500万円(第一目標+200万円)で実施すること
第一目標でできる内容に加え、助成できる人数人数を10名から18名に拡大し、引き続き資格取得補助の費用に充てさせていただきます。
|内訳
・補助金 20万円 × 18名 = 360万円
・講習会開催費 40万円 × 1回 = 40万円
・手数料 = 100万円
※講習会の費用、実施回数は変動する可能性がございます。その場合は補助金にまわすなど、現在お示ししている資金内訳の中で調整をいたします。
引き続き、2024年3月15日(金)までの期間終了日まで、ご支援、応援を頂けますよう、何卒お願い申し上げます。
2024/02/15追記
長崎大学病院がん診療センター スタッフ一同
- プロジェクト実行責任者:
- 長崎大学病院がん診療センター 芦澤和人
- プロジェクト実施完了日:
- 2030年3月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
長崎大学と長崎県がん診療連携協議会で協力し、がん診療に関する専門資格取得者を増加させることで、長崎県の充実したがん診療の更なる安定化を図るため、長崎県のがん診療に関わる医療従事者 (看護師、薬剤師、作業療法士など。医師は除く)の人材育成(資格取得支援)を推進します。新規に資格を獲得した者に書籍代、交通費、研修参加費用として1人20万円、合計10名分を、資格取得補助金として提供します。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
ギフト
5,000円+システム利用料
5,000円コース
●寄附金領収書
●お礼のお手紙
●長崎大学西遊基金大学HPへのお名前掲載(ご希望制)
※寄附金領収書はご寄附時に入力いただいたご住所・お宛名に送付いたします。
※寄附金領収書は、2024年5月10日頃の日付で発行されます。郵送しお手元に届くのは、2024年6月末頃を予定しております。
※その他、長崎大学西遊基金への累計額に応じた謝意がございます。詳しくは以下HPをご覧ください。https://www.nukikin.jimu.nagasaki-u.ac.jp/special/
- 寄付者
- 50人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年6月
10,000円+システム利用料
1万円コース
●寄附金領収書
●お礼のお手紙
●長崎大学西遊基金大学HPへのお名前掲載(ご希望制)
※寄附金領収書はご寄附時に入力いただいたご住所・お宛名に送付いたします。
※寄附金領収書は、2024年5月10日頃の日付で発行されます。郵送しお手元に届くのは、2024年6月末頃を予定しております。
※その他、長崎大学西遊基金への累計額に応じた謝意がございます。詳しくは以下HPをご覧ください。https://www.nukikin.jimu.nagasaki-u.ac.jp/special/
- 寄付者
- 97人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年6月
30,000円+システム利用料
3万円コース
●寄附金領収書
●お礼のお手紙
●長崎大学西遊基金大学HPへのお名前掲載(ご希望制)
※寄附金領収書はご寄附時に入力いただいたご住所・お宛名に送付いたします。
※寄附金領収書は、2024年5月10日頃の日付で発行されます。郵送しお手元に届くのは、2024年6月末頃を予定しております。
※その他、長崎大学西遊基金への累計額に応じた謝意がございます。詳しくは以下HPをご覧ください。https://www.nukikin.jimu.nagasaki-u.ac.jp/special/
- 寄付者
- 19人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年6月
50,000円+システム利用料
5万円コース
●寄附金領収書
●お礼のお手紙
●長崎大学西遊基金大学HPへのお名前掲載(ご希望制)
※寄附金領収書はご寄附時に入力いただいたご住所・お宛名に送付いたします。
※寄附金領収書は、2024年5月10日頃の日付で発行されます。郵送しお手元に届くのは、2024年6月末頃を予定しております。
※その他、長崎大学西遊基金への累計額に応じた謝意がございます。詳しくは以下HPをご覧ください。https://www.nukikin.jimu.nagasaki-u.ac.jp/special/
- 寄付者
- 19人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年6月
100,000円+システム利用料
10万円コース
●寄附金領収書
●お礼のお手紙
●長崎大学西遊基金大学HPへのお名前掲載(ご希望制)
●学内銘板へのご芳名掲載
※寄附金領収書はご寄附時に入力いただいたご住所・お宛名に送付いたします。
※寄附金領収書は、2024年5月10日頃の日付で発行されます。郵送しお手元に届くのは、2024年6月末頃を予定しております。
※その他、長崎大学西遊基金への累計額に応じた謝意がございます。詳しくは以下HPをご覧ください。https://www.nukikin.jimu.nagasaki-u.ac.jp/special/
- 寄付者
- 16人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年12月
300,000円+システム利用料
30万円コース
●寄附金領収書
●お礼のお手紙
●長崎大学西遊基金大学HPへのお名前掲載(ご希望制)
●学内銘板へのご芳名掲載
※寄附金領収書はご寄附時に入力いただいたご住所・お宛名に送付いたします。
※寄附金領収書は、2024年5月10日頃の日付で発行されます。郵送しお手元に届くのは、2024年6月末頃を予定しております。
※その他、長崎大学西遊基金への累計額に応じた謝意がございます。詳しくは以下HPをご覧ください。https://www.nukikin.jimu.nagasaki-u.ac.jp/special/
- 寄付者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年12月
500,000円+システム利用料
50万円コース
●寄附金領収書
●お礼のお手紙
●長崎大学西遊基金大学HPへのお名前掲載(ご希望制)
●学内銘板へのご芳名掲載
※寄附金領収書はご寄附時に入力いただいたご住所・お宛名に送付いたします。
※寄附金領収書は、2024年5月10日頃の日付で発行されます。郵送しお手元に届くのは、2024年6月末頃を予定しております。
※その他、長崎大学西遊基金への累計額に応じた謝意がございます。詳しくは以下HPをご覧ください。https://www.nukikin.jimu.nagasaki-u.ac.jp/special/
- 寄付者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年12月
1,000,000円+システム利用料
100万円コース
●寄附金領収書
●お礼のお手紙
●長崎大学西遊基金大学HPへのお名前掲載(ご希望制)
●学内銘板へのご芳名掲載
※寄附金領収書はご寄附時に入力いただいたご住所・お宛名に送付いたします。
※寄附金領収書は、2024年5月10日頃の日付で発行されます。郵送しお手元に届くのは、2024年6月末頃を予定しております。
※その他、長崎大学西遊基金への累計額に応じた謝意がございます。詳しくは以下HPをご覧ください。https://www.nukikin.jimu.nagasaki-u.ac.jp/special/
- 寄付者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年12月