【ご報告】ミャンマー地震緊急支援 ~被災地へ希望を届けて5か月~
「ミャンマー地震緊急支援 ~被災地へ希望を届けたい~」のクラウドファンディングに、多くの皆さまから温かいご支援をいただき、心より御礼申し上げます。
2025年3月28日にミャンマー中部で発生したマグニチュード7.7の大地震から、早くも5か月が経ちました。
地震発生直後から、オイスカの現地研修センターのスタッフは「被災者の力になりたい」との思いで、水や食料の配布、瓦礫の撤去などに奔走しました。停電や物資不足、連日40度を超える猛暑という厳しい環境の中でも、皆さまからのご支援は被災者を支える大きな力となりました。皆さまから託されたクラウドファンディングでのご寄付、並びに一般寄附を通じて、これまで水や食料の配布、生活再建のための物資配布、義援金の提供、被災した建物の修繕など、現地の被災者一人ひとりに確実に届けてまいりました。
ある村の方からは「日本の皆さんから届いた支援と知り、涙が出ました。このご恩は決して忘れません」という言葉が届いています。現地スタッフからも、「日本の皆さんの応援が私たちの力になっています。これからも一生懸命に活動を続けます」と感謝と決意の声が寄せられています。
地震発生から5カ月が経過した現在も、震災の影響で厳しい生活を余儀なくされている人々は多く、オイスカでは引き続き被災地に寄り添った支援を行っています。
今回のクラウドファンディングで皆さまから頂いたご寄付は、既に現地へ全額送金し、以下の支援活動の一部として活用させていただきました。(なお、全体の活動は他の一般寄附と併せて実施しています)また、寄付金受領証につきましても、すでに皆さまへ発送いたしました。
◆緊急物資支援
・地震発生直後から、オイスカの活動拠点の周辺地域の住民などを対象に、飲料水、米、食用油、菓子などの食料品や敷マットなどの生活物資(一部対象)を720世帯5290名に届けました。さらに、被害が特に甚大だった45世帯には義援金を届けるなど、より地域の状況に即した支援も実施しました。これらの緊急支援は、被災地の中でも困窮度や緊急性の高い人々を中心に、物資を直接届けました。
◆教育支援、農業支援
・緊急支援に加え、被災した保育園1か所の修繕並びに研修センターの修繕を行いました。また、そして、飲料水確保のための浄化水装置を1カ所に設置しました。農業支援として、86世帯に資材を供与し、研修を併せて実施するなど、被災地のニーズを探りながら支援を進めました。







今後も現地と連携しながら、必要とされる支援を確実に届けられるよう、いただいたご寄付を活用し活動を続けてまいります。
オイスカとしては、これまで実施してきた生活物資支援に加え、今後は生活再建のための農業や教育支援をさらに進めていく予定です。
今回の地震による甚大な被害を考えると、被災地の再建には時間がかかると予想されています。現地はまだまだ再建の途上にありますが、私たちオイスカは、これからも被災地の方々に寄り添い、必要な支援を届けられるよう活動を続けてまいります。
▶ 「お礼動画」
活動の詳細は、ミャンマー地震緊急支援の特設ページでもご覧いただけます。
▶https://oisca.org/myanmarbokin2025/
皆さまには、今後ともミャンマー地震の被災地に関心をお寄せいただき、活動を応援していただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
オイスカ クラウドファンディング担当
藤井啓介



















