こんにちは、石田純哉です。

 

 皆様からのご支援により、現在の目標額達成率は38%となりました。まだまだ、先は長いですが、皆様からのご支援にとても励まされています。深く感謝申し上げます。

 

 ブルキナファソ南西州のわらぶき教室を初めて見たのは、今年の4月14日です。場所は学習教材配布活動を行っているポニ県ブルンブルン郡のチョーガガラ小学校でした。行政のデータを確認していた時に、南西州の小学校の教室数に対してわらぶき教室の割合がとても大きかったため、取り組まなければいけない問題だと考え、早い段階で直接確認する必要があると考えたからです。

 

 南西州の県ごとのわらぶき教室の割合は北から下記のようになります(2016年)。

・イオバ県(991教室のうち216教室:21.8%)

・ブグリバ県(527教室のうち143教室:27.1%)

・ポニ県(1224教室のうち308教室:25.2%)

・ヌンビエル県(350教室のうち33教室:9.43%)

 

 わらぶき教室で困ることは何でしょうか?雨、風などにより勉強ができないときがあるということはすぐに想像できることだと思います。

 しかし、実際は風雨が激しい時でも勉強をせざるを得ません。「雨、風が激しいから勉強を止めよう」とはなりません。そういう状況でも勉強をしなければならないのです。

 同様に、そうした状況でも先生は授業をしなくてはならないのです。そして、先生もこうした環境の学校には赴任したがりません。つまり、わらぶき教室の学校からは質の高い授業を提供できる先生は離れていくという現実があります。

 もちろん、志の非常に高い先生もいます。しかし、状況を考えれば、私はそういう環境から離れる先生を志が低いとは思うことはできません。むしろ、子どもたちのためにも、先生が子どもたちに集中できる環境を整える必要を強く感じます。私が出会ったわらぶき教室の先生たちも、皆、子どものことを真剣に考えている方ばかりでした。

 

 小学校へ入学する子どもたちはまだまだ増えます。それに伴い教室もどんどん必要になります。それに対して、行政の予算は追いつくことができていません。こういう状況ですが、地域の方が主体的に教室不足の問題を解決していくための支援方法を私たちはまだ見つけることができていません。

 今回の教室建設プロジェクトは、教室建設という直接的な支援に加え、ブルキナファソの教室建設基準に従った教室建設過程を確認することで、この地域に適した住民の方々による教室建設を模索するプロジェクトでもあります。

 

 まだまだ現地の声を代弁するには力不足な私たちですが、皆様からの引続きの温かいご支援、何卒宜しくお願い申し上げます。写真はブルンブルン郡、ブセラ郡のわらぶき教室の学校です。

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