老後はひとり暮らしが幸せ!を、ひとり暮らしのシニアに伝えたい

老後はひとり暮らしが幸せ!を、ひとり暮らしのシニアに伝えたい

支援総額

1,223,000

目標金額 1,200,000円

支援者
20人
募集終了日
2023年11月12日

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プロジェクト本文

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▼自己紹介

 

「老後はひとり暮らしが幸せ」の著者です。耳鼻科の町医者です。息子はふたりいて、すでに独立し、夫婦で暮らしていますから、いずれひとりになります。そのとき、どうすればよいのか、ずっと考えてきました。そこで、大阪府門真市医師会のご支援を得て、10年間、5人のボランティアとともに170人のひとり暮らしの方々に定期的に電話をする活動をいたしました。また、そこから出てきたいろいろな問題について、診療所に来院された方々のご意見も頂戴し、非常に貴重なお話をたくさん教えてもらいました。その結果、ひとりは最後まで幸せだということがわかりました。そのことをひとりでも多くのひとり暮らしのシニアにお伝えしたいと思い、お話ロボットを作りましたが、ロボットを購入する力がある人も限られているという問題にぶつかりました。そこで、ロボットの無料または低価格貸し出しシステムの構築を模索していますが、私自身は71歳であり、事業の継続性を考え、つじかわ耳鼻咽喉科の業務委託法人である有限会社敬勝メディカルサービスを運営主体とし、クラウドファンディングに挑戦したいと思います。

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

長期にわたって、170名のひとり暮らしのシニアの方々に電話でいろいろなお話を伺ってきますと、厳しい環境に置かれていても、少ないお金と限りある支援だけで、最後まで自宅に楽しく過ごされている人がいることがわかりました。彼らが実践している暮らしの知恵や工夫は、すべてのシニアの方々にも有用なものと考え、何冊かの本を上梓してきましたが、どうしても本では十分に伝え切れていません。そこで、東大工学部人工物工学研究センター本田幸夫先生(厚労省介護ロボット担当参与・前大阪工業大学教授)のご指導のもとで、お話ロボットを作りました。 

 

このロボットならば大量の情報でも、ゆっくりと雑談を交えながら、何度も時間をかけて提供することができます。しかし、高齢者の発音はロボットにとって聞き取りにくいものですから、音声認識だけに頼ると、対話が途切れがちになることが問題でした。そこで、収集した膨大なデータベースから予想される応答例を、ボタンを使って対話したところ、独居高齢者の気分が改善することがわかり、この度、Springer Nature社が発行するUniversal Access in the Information Societyに本ロボットの論文が受理され、その学術的な価値が認められました。

https://rdcu.be/de52A(doi : 10.1007/s10209-023-01007-9 直接飛べないようなら、このアドレスをコピー&ペーストしてお試しください)

これらは、ひとり暮らしのシニアが感じる思いには共通点が多くみられ、限られた選択肢を提供するだけでも、ひとり暮らしの人々の心を和らげるに十分な情報提供ができるということを示唆しています。  

具体的には、本ロボットは、ひとり暮らしで遭遇するいろいろな問題を取り上げ、ボタンを使ってデータベースから頻度の高い順に選択肢を提示しながら話を進めていきます。選択肢を示すボタンは4つしかなくても、少しずつ問題点を絞っていけば、簡単に必要な情報にたどり着けます。そして、単なる日常会話だけではなく、ひとり暮らしの人々の気持ちを楽にするという目的をもって対話できるようにも作られています。これはいままでに無かった新しいタイプのコミュニケーションロボットです(特許第2021-132697号)。   

https://www.keisyomedical.jp/index.html  (直接飛べないようなら、このアドレスをコピー&ペーストしてお試しください)

 

また、昨今、人とのコミュニケーションをはかるロボットは、その話す内容の説明責任が問われます。その点、本ロボットは、AIを使っていませんので、内容を正確に提示することができ、「ひとり老後楽生き事典(水曜社)」として上梓しております(リターンの中にはこれが含まれているものがあります)。 

また、このロボットを作るにあたり、3つのモットーを設定しました。

1 可能な限り根拠に基づく情報提供を心がける。

2 金銭に関することを押し付けたり、金品を要求したりするようなことはしない。

3 可能な限り宗教的な表現を避け、特定の宗教にかたよらないように努力する。  

 

そして、ネットは使わず、ボタン操作の記録も1週間で自動的に削除されますので、個人情報が抜き取られる心配もありません。ここまででロボットは完成したのですが、ここでロボットの価格面で問題に直面いたしました。ひとりで暮らすシニアは、必ずしも経済的に余裕がある人ばかりではありません。たくさんの人々に試してもらうには、希望される方々に無料または低価格で貸し出しする必要があると思います。

 

▼プロジェクトの内容

 

このロボットは、1カ月間使ってもらえれば、ひとり暮らしを限られた支援と少ないお金でうまく暮らしていく道筋を伝えられるようになっています。ですから、1か月ごとに、次々と貸出しすれば、理論的には1台で1年間に10~12名の方々に試してもらえる計算です。そこで、今回、7000円以上ご支援くださった方々で、1か月間の使用制限付きですが、ロボット(1台)の貸し出しを希望される人がおられたら、貸出チケットをリターンに含めたいと思います。

 

貸出チケット

・有効期限 発行日から6ヶ月内

・対象:7000円以上支援していただいた方々で、1か月間の使用期限付きロボット(1台)の貸出を希望される人

・募集方法:無料貸し出しをメールにて希望された人に貸出チケットおよび契約書を送付します(貸出申込の際には、別途弊社との契約が必要です)。

・募集人数:140名(貸し出すロボットはおひとり様1台です。貸出ロボットの台数に制限があり、先着順に発送しますが、場合によっては数か月間から最長1年間お待ちいただくこともあることをご了承願います)

・決定方法:先着順

・適切に貸出先を決定出来る理由:7000円以上のご支援に報いるため(なお、ひとりでも多くの方に貸し出したいため、ロボットは1か月間の使用制限があります。1か月使用後に返却願います。)

・ロボットの発送は、有限会社敬勝メディカルサービスより発送いたします。 

 

今回はお受けできませんが、将来的には全国の老人会や婦人会、サークル活動をしておられる人々に貸し出しすることも可能と考えております。グループに貸し出しすれば、少ない台数で効率よく貸し借りしてもらえる可能性もでてきます。ひとりで暮らすシニアは、さまざまな状況で暮らしておられ、また、それぞれのお考えをお持ちとは思います。ですから、まず、試してもらい、その人のお考えに沿っていなければ、すみやかに返却していただき、また、新たな方に貸し出ししてもらうようにすれば、効率よく貸し出してもらえるのではないかと期待します。

 

いままで慎重に準備を進めてきて、十分に実施可能と考えて今回のクラウドファンディングに応募しておりますが、それでも、実際にやってみれば、予期せぬ問題点が潜んでいるかもしれません。このようにまだまだ課題もたくさんありますが、このロボットをできるだけ低負担で使ってもらう道筋を模索するために、このプロジェクトに挑戦したいと考えますので、どうかご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

今回のプロジェクトでは十分な体制をとれていませんが、将来、広く希望者を募り、低価格で貸し出しするシステムを確立できれば、当然、さらにいろいろなご意見を頂戴できるはずです。12年間、170名のひとり暮らしの人々から教えてもらった膨大なデータに、これらのご意見(一次情報)を追加していけば、今以上に充実したロボットとなっていくはずです。今の時代を情報化・長寿化・少子化の時代だととらえるならば、自分自身の老いと向き合いながらひとりで暮らし続ける方法も、社会の変化に合わせて、当然、変化してくるはずです。どのようにひとりで老後を暮らせばよいのか、老後によく出会う問題への対処法はどうするのか、専門家ではない当事者の目線で情報交換することは大切なことだと思います。このロボットが、みなさんの声を共有する場になってくれるように、がんばりますのでお力を貸してほしいと思います。よろしくお願い申し上げます。

 

プロジェクト実行責任者:
辻川覚志(有限会社敬勝メディカルサービス)
プロジェクト実施完了日:
2023年12月28日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

プロジェクト実行完了日までにロボットを利用される方全員に満足してもらえるよう調整に努めます。また、いただいた貴重な資金は、製品製造費用に充てます。

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プロフィール

大阪市立大学医学部卒、脳神経外科を研鑽、脳神経外科専門医を取得、めまいに興味を持ち、関西医科大学耳鼻咽喉科に転籍、ドイツデュッセルドルフ大学耳鼻咽喉科留学、帰国後、厚生省前庭機能異常調査研究班の仕事に関与、一貫して神経系の研究ならびに臨床に従事、医学博士。日本耳鼻咽喉科専門医。1993年大阪府門真市にて耳鼻咽喉科医院開業。趣味は料理とパソコン。2011年より門真市医師会「お元気ですかコール」活動に従事。著書に「老後はひとり暮らしが幸せ」「ふたり老後もこれで幸せ」「続・老後はひとり暮らしが幸せ」「ひとり老後楽生き事典」(ここまで水曜社)「老後のホンネ、幸せなのはどっち?」(PHP文庫)がある

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リターン

3,000+システム利用料


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感謝のメール

感謝のメールとともに、逐次、活動報告をしていきたいと思います。

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

7,000+システム利用料


感謝のメール + ひとり老後楽生き事典

感謝のメール + ひとり老後楽生き事典

ロボットが話す内容をまとめた本です。一度読んでいただき よろしければ親御さまにお勧めいただきたいと思います。

支援者
2人
在庫数
48
発送完了予定月
2023年12月

10,000+システム利用料


感謝のメールと本2冊

感謝のメールと本2冊

ひとり老後楽生き事典: ロボットが話す内容をまとめた本 
老後はひとり暮らしが幸せ: 老後はひとり暮らしをされるか、同居でもひとりのように暮らそうとされている人が幸せということをまとめた本です。
続・老後はひとり暮らしが幸せ: ひとり暮らしで「寂しさ」「不安」を消すことが、一番、老後の満足度を保ちやすいということがわかりました。
ふたり老後もこれで幸せ: 長寿の時代では、そんな場合は、距離を保ちながら、それぞれが独立して暮らす方が幸せという話を多く耳にした。
ひとり老後楽生き事典は今回のロボットの話す内容ですから必須ですが、残りの3点から1点選んでもらい、2冊まとめてリターンとしたいと思います。どれにするかお選び願います。

支援者
0人
在庫数
50
発送完了予定月
2023年12月

50,000+システム利用料


感謝のメール + 「楽生きロボット マロ」 + 本2冊 + 1年以内1回分のメンテナンス費用

感謝のメール + 「楽生きロボット マロ」 + 本2冊 + 1年以内1回分のメンテナンス費用

楽生きロボット+本(2冊)+1年以内1回分のメンテナンス費用(4800円)をリターンとします。

シニアでもわかりやすい表現を使った説明書を添付しています。さらに、文字で読んだ方がわかりやすい方のために、ロボットが話す内容の概略を記した本も添付します。また、使用開始後、1年以内に、ロボットのメンテナンスが必要となりますが、その際にかかる費用を初回のみ、すべて無料とします。本ロボットはボタンが6個しかなく、非常に簡単に操作できるようになっています。実際、90歳を超えた女性でも、お子さんに教えてもらわずに2年間、問題なく使ってもらえてました。

ロボットは、メロディだけですが、童謡も流します。歌詞も添付しておりますので、声を出して歌ってほしいと思います。また、早口言葉もいくつか入っています。しかし、ぜひ聞いてほしい内容は、「最小の支援とお金で、ひとりで最後まで自宅に楽しく暮らす方法」です。操作方法をわかりやすく解説したものを添付しますので、機械ものが苦手な方でも、炊飯器や洗濯機のスイッチを押せる方なら、簡単に操作できるはずです。お試しいただきたいと思います。

支援者
6人
在庫数
24
発送完了予定月
2023年12月

100,000+システム利用料


感謝のメール + 楽生きロボット+本2冊+1年以内1回分のメンテナンス費用+1年間の電話相談サポート(医療相談含む)

感謝のメール + 楽生きロボット+本2冊+1年以内1回分のメンテナンス費用+1年間の電話相談サポート(医療相談含む)

楽生きロボット+本(1650円)+1回分のメンテナンス費用(4800円)に加えて、
リターンのロボットが到着後、1年間はロボットに関するご質問だけでなく、ひとり暮らしに関するご質問や医療相談も含めて、ロボットの情報に照らし合わせながら、医師(辻川覚志)が電話対応いたします。お気軽にお電話ください。(連絡方法 つじかわ耳鼻咽喉科TEL 072-884-8770 診療時間中に電話でアポイントメントをお取りください)

シニアでもわかりやすい表現を使った説明書を添付しています。さらに、文字で読んだ方がわかりやすい方のために、ロボットが話す内容の概略をしたためた本も添付します。また、使用開始後、1年以内に、ロボットのメンテナンスが必要となりますが、その際にかかる費用を初回だけですが、すべて無料とします。本ロボットはボタンが6個しかなく、非常に簡単に操作できるようになっています。実際、90歳を超えた女性でも、お子さんに教えてもらわずに2年間、問題なく使ってもらえました。

支援者
9人
在庫数
1
発送完了予定月
2023年12月

プロフィール

大阪市立大学医学部卒、脳神経外科を研鑽、脳神経外科専門医を取得、めまいに興味を持ち、関西医科大学耳鼻咽喉科に転籍、ドイツデュッセルドルフ大学耳鼻咽喉科留学、帰国後、厚生省前庭機能異常調査研究班の仕事に関与、一貫して神経系の研究ならびに臨床に従事、医学博士。日本耳鼻咽喉科専門医。1993年大阪府門真市にて耳鼻咽喉科医院開業。趣味は料理とパソコン。2011年より門真市医師会「お元気ですかコール」活動に従事。著書に「老後はひとり暮らしが幸せ」「ふたり老後もこれで幸せ」「続・老後はひとり暮らしが幸せ」「ひとり老後楽生き事典」(ここまで水曜社)「老後のホンネ、幸せなのはどっち?」(PHP文庫)がある

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