医療系学生の挑戦！高校生に出張授業で医療の知識を伝えたい！

ページをご覧の皆様、ご支援くださった皆様。

 

いつも応援してくださり、ありがとうございます。

先日、皆様のおかげで目標金額の50%を達成することができ、

少しほっとした一方で、まだまだ道半ば。

さらに頑張るぞと思いを新たにしました。

 

さて、スタッフの想いを連載するコーナー。

今回は高橋愛莉ちゃんの声を掲載いたします。

高橋愛莉ちゃんは、いつもおしゃれなセンスを生かしてInstagramやTwitterの更新を行ってくれています。

 

Q1.自己紹介をお願いします！
東京女子医科大学3年高橋愛莉です。
出身高校は私立田園調布学園です。

高橋愛莉ちゃんと責任者林で未来の先生展で発表して参りました。

 

Q2.なぜ医療系学部に入ろうと思いましたか？
初めは小学生の頃にドキュメンタリー番組を見て、「人の命と向き合い、救うことの出来る医者ってかっこいいな」という漠然とした想いを抱きました。
その後、中学生の時に祖父が立て続けに亡くなりました。2人とも難病指定の病気でした。この時の主治医の先生の対応の差を今でもはっきり覚えています。
一方はもう治らないから、と祖父にも家族にも冷たく接し、もう一方は治らないとわかっていても、祖父や家族に親身に接して下さりちょっとした疑問にもわかりやすく答えて下さいました。
医者は知識だけあってもダメだと感じ、患者やその家族の心身ともにサポートできる医者になりたいと思いました。

 

Q3.SCOMEに入ったきっかけを教えてください。
2年生の時に初めてIFMSA新歓に参加しました。そこで「良い医療者になるために」「人生観・死生観を考える」といったSCOMEの紹介を聞き、入学してからの1年間そういったことをほとんど考えてこなかったことに気づきました。
色々な考えや意見をたくさんの人と交わしたいと思いSCOMEに入りました。

 

Q4.SCOMEを通して達成したいこと、なりたい姿があったら教えてください。
私は臨床の現場に出た時に、患者の心身ともに支えられる医者になりたいと考えています。そのためには医者としての知識・技術のみならず、どのように患者に接することができる医者になるかが重要になると思います。
病気や生活に不安を抱えた患者の方々と接するに当たり、その人がどのように生き、人生をどのように考えているかは共に病気と向き合う上で大切な要素となってくるので、SCOMEでたくさんの人と意見を共有することで柔軟に考えられるようになりたいと思います。

 

Q5.高校生企画への思いやスタッフとして活動してみて感想を教えてください。
私は高校生の頃、医療知識が全然ありませんでした。大学に入ってからもテレビなどをよく見る母や祖母の方が病気について知っていると感じる時はたくさんありました。
しかしメディアの伝え方によっては病気や治療について間違った知識が付いてしまったり、ネットの情報だけを頼りにしていては何が正しくて何が間違っているのか判断もつかないままになってしまうこともあると思います。今回の企画が高校生のうちから正しい医療知識を持ったり、誤った情報かを考えるきっかけになってくれたら嬉しいです。

 

Q6.自分が医療系学部に入る前に高校生企画があったらよかったなと思うことはありますか？
私の通っていた高校は医学部に進学する人数が少なく、医学部に進んだ人から直接話を聞く機会はほとんどありませんでした。また先生も各大学の特徴よりも、問題の解きやすさや合格出来そうな可能性に着目して指導してくださっていました。なので今回の高校生企画がそういった高校生や先生方が進路を考える際に役立つと思っています。

 

Q7.支援してくださった方へメッセージをお願いします
支援してくださった皆様、また応援してくださっている皆様に心より御礼申し上げます。

たくさんの高校生のもとへ企画を届けたいという想いが強くあり、そのためにも今年の8校、また来年度以降の開催を継続させていきたいという想いが日に日に強くなっております。
クラウドファンディング終了までは残り1ヶ月ほどとなりましたが、私たちの企画はまだこの先長く続くものとなりますので、今後も応援のほどよろしくお願いいたします。

 

東京女子医科大学医学部3年

高橋愛莉