医療系学生の挑戦!高校生に出張授業で医療の知識を伝えたい!
支援総額
目標金額 1,200,000円
- 支援者
- 93人
- 募集終了日
- 2019年11月25日
iPS細胞による網膜再生医療実用化|患者さんに光を失わせない未来へ
#医療・福祉
- 現在
- 19,319,000円
- 寄付者
- 378人
- 残り
- 34日
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#子ども・教育
- 現在
- 41,520,000円
- 寄付者
- 1,146人
- 残り
- 6日
国立科学博物館マンスリーサポーター|地球の宝を守りつづける
#子ども・教育
- 総計
- 645人
病理標本、病気の顕微鏡所見、デジタル化した学習サイト運営を継続する
#医療・福祉
- 総計
- 4人
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#まちづくり
- 総計
- 30人
てくてくサポーター募集中|闘病ママパパの子育て・暮らしのサポーター
#子ども・教育
- 総計
- 8人
多世代・多地域ごちゃまぜ地域サロン ~マンスリーサポーター募集~
#まちづくり
- 総計
- 1人
プロジェクト本文
終了報告を読む
〜達成のお礼〜
10月より開始した本プロジェクトですが、
皆様の温かいご支援により目標金額120万を達成いたしました。
心より御礼申しあげます。
達成以降いただいたお金は、2020年度の開催の運営費用として使用させていただきます。
来年度以降もこの企画をさらに発展させられますよう、
引き続き温かい応援やご支援のほどよろしくお願いいたします。
IFMSA-Japan SCOME スタッフ 一同
2019年11月12日追記
全国8ヶ所の高校で開催
医療知識・進路選択について教えたい!
はじめまして、IFMSA-Japan SCOMEの副責任者を務めています、東北大学医学部5年の林明澄と申します。「IFMSA-Japan(国際医学生連盟 日本)」という医療系学生団体の「SCOME(スコミ)」というチームで仲間と“寄り添うこと”や“チーム医療”について学んだり高校生向けの企画・運営をしています。
SCOMEの発足は7年前。「よい医療者になるために必要なことを自ら学び、医療系学部の教育の質の保証の担保と補填を行いたい」という想いから、医療系学生が立ち上がりました。そして、この想いを現実のものとするべく、これまでチーム医療や人生観に関する勉強会や講演会、カリキュラムについてのアンケート調査を実施してきました。
さらに、医療や大学生活について、医療系を目指す高校生に伝えたいという思いから「高校生向けに出張授業」をスタート。
昨年度は初めての開催ということもあり、1ヶ所のみでしたが、今年度は全8ヶ所で開催したいと考えています。ただ、それも相応の資金が必要であり、学生の私たちだけで継続していくのには経済的余裕がありません。
そこで、皆さまのお力をお借りして、本年度の開催に漕ぎつけたいと思いプロジェクトを立ち上げました。今回、「高校生向けに出張授業」の運営資金として120万円が必要です。皆さま、どうかご支援よろしくお願いいたします。
IFMSA-Japanとは?
IFMSA-Japanの母体、国際医学生連盟(IFMSA)は、「全ての医学生がグローバルヘルスのために団結し、将来の医療において地域、世界で活躍できるリーダーを育成する」ことをビジョンに掲げ、1951年にヨーロッパで設立された国際NGO。日本支部は1961年に加盟後、2000年頃に体制を一新し現在に至る。全国の医学部・医科大学のESSや医療系サークルなどの団体会員、及び個人会員で構成されている。
SCOMEとは?
SCOME(医学教育に関する委員会)は、医学教育の観点からより良い医療者になり、良い医療をつくることを目的として設立。「日本中の医療系学生が普段自分たちの受けている教育にほんの少し意識を向けるだけで、現在の医学教育、更には未来の医療は必ずよくなる」という理念を持ち活動している。
「高校生の時に知りたかった・・」
進路選択は一生を左右するくらい大切なこと
出張授業は、医療系学生である私たちが感じた、「高校生のときに知りたかった・・」という思いがきっかけで立ち上がりました。大学に入学してから、気づくことは多々あります。
1、入学前と入学後のギャップ
医療職において、学部選択は職業選択と直結します。しかし、高校生は大学や学部の違いが分からないため、偏差値のみで進路選択をする傾向があります。医療職はそれぞれ強みがあり、また、同じ学部でも大学によってそれぞれに特色があります。
「各大学の特色を知っていたら、違う進路選択をしたのに…」
私たちの仲間には、そのような言葉を漏らすメンバーもいます。
医療系学生の多くが「医学部に入る前に、医療現場や医学部の違いを知る機会がなかった。」と口にします。
他にも看護学生は、「看護学部に入学して初めて、看護師は最も患者さんの傍にいる時間が長く、気持ちに寄り添える職種であることを知った。看護師の特色を高校生のうちに知りたかった」と言います。
2、医療知識を学ぶ機会が少ない
私たちが受けている義務教育では、日常で医療について学ぶ機会はほとんどありません。そのため、一般の人が怪我や病気のとき、適切な対応を取ることは難しいです。
それは医療系を目指す高校生も一般の方も同じです。今回の出張授業を通じて、体の構造や働き、病気について興味を持ってもらいと考えています。また、医療について調べるコツなども伝えていきたいです。
私たち医療系学生ですら、高校生の時に知らなかったことが多々あります。スタッフの一人は、医学部に入って医療について学び、治療指針を定めた“ガイドライン”があることを知り衝撃を受けました。医学研究が進み、医療というものが深く、いろんな研究進み、たくさんのことが解明されていること。
学べば学ぶほど、新しいことがわかり、医学部の授業は驚きの連続でした。
自分たちの生活に直結する病気や治療の話をたくさんの人に知ってほしいです。
これらの経験から、
1、医療系職種や学部の特色について知り、適切な進路を選択できるようにしたい。
2、日本のヘルスリテラシーを向上したい。
という目的で医療系学生の出張授業を始めました。
初めての出張授業
2018年度の出張授業は、2019年2月16日、私の母校・静岡県立韮山高校(伊豆の国市)で開催しました。授業は3つのワークショップで構成されます。
1. いざという時の対処法
「骨折」「出血」「気胸」「アナフィラキシー」「心室細動」「上顎中切歯の完全脱臼」この6つの症例を用いて、患者役の高校生にどう対処すべきかを話し合い、実践します。AEDのシミュレーターを実際に取りに行くなど、実際に体を動かしながら体験をします。分からないときには、適切な医療情報の調べ方やヒントもお伝えします。
2. 医療現場についてを学ぶ
実習で経験した症例をもとに、どのような職種に関われるかを学びます。また、患者家族にどう寄り沿ったらいいかについて考える機会も作ります。状況に応じた多様な関わり方から医療のさまざまな職種、及び「第2の患者」と言われる患者家族について知ってもらえるような内容にしています。
3. 進路相談
大学生と高校生が気軽に話せる時間を設けています。進路相談から大学生活に関することまで、医療系学部の実情をフリートーク形式で話します。「児童精神科医になりたいけれど、どこの医学部に行くとより詳しく学べますか?」など、具体的な進路の相談を受けることも多かったです。
■授業時間
13:00~13:10 ワークショップ準備
13:10~13:40 SCOME 紹介・アイスブレーキング
13:40~14:50 リアル脱出救命ゲーム
14:55~16:00 医療者にかかるとき~とあるおばあちゃんの入院~
16:05~17:30 フリートーク 大学生活について聴いてみよう!
参加者の声
医療知識について
・身近に起きそうな、どう対処したらいいかわからない問題を勉強することができました。いろいろな事態を想定して、本当に医療の現場にいるみたいで楽しかったです。
・けがのときや、倒れたときに行う応急手当について教わりました。もし周りの人がそうなった場合、自分もできるように覚えておきたいです。
進路について
・これまでの医療系セミナーに比べて、アクティブで楽しくもあり、アドバイスもとても的確でよい学びになりました。医療系の仕事に興味がわいたので、これから勉強をもっと頑張っていきたいです。
・こんなに大規模な医療系セミナーを開催してくださりありがとうございます。今までぼんやりだった夢のカタチがはっきりした感じがします。これから精一杯頑張ります!
一校から始まった活動。
少しずつ広がり見せはじめた。
昨年の実績もあり、「自分の学校でこの企画を開催してほしい」という声をたくさんいただいています。今年度は8箇所で開催する予定です。
他にも、すでに2020年度の開催に向け依頼を頂いている高校もいくつかあります。
都会の高校生はもちろん、地方の高校生にも出張授業を実施できればと考えています。
本年度は授業内容もブラッシュアップ!臓器の場所を絵描き歌で学ぶワークショップ(トリセツ・カラダ・プロジェクト)を取り入れています。また、楽しみながら、ゲーム感覚で学んでもらえるよう、AEDのシミュレーターや創傷メイクも用いています。
今回、皆さまのご支援はそれらの備品や名札などの準備費用、高校へ伺うための交通費、出張授業にかかる運営の一部費用に充てさせていただきます。
開催スケジュール
■開催日時
・2019年
9/28(土) 山形県立酒田東高校(山形)
11/10(日) Z会進学教室 ラボラトリ三島 (静岡)
11/23(土) 愛媛県立今治西高校(愛媛)
12/14(土) 福岡県立小倉高校(福岡)
12/21(土) 世田谷学園中学・高等学校(東京)
12/26(木 ) 山形県立米沢興譲館高校(山形)
・2020年
2/1(土) 大谷中学校・高等学校(大阪)
2/15(土) 金蘭千里中学・高等学校(大阪)
■授業時間
13:00〜17:00
※多少の変動はありますが、基本は以下の通りです。
13:00~13:15 IFMSA-Japan SCOME紹介、アイスブレーキング
13:15~14:25 リアル救急救命ゲーム
14:35~15:55 事例から考える良い医療者とは?~チーム医療&寄り添うこと〜
16:00~17:00 フリートーク 大学生活についてを聴いてみよう
ミスマッチを減らしたい
医療に対して志と夢を持てる未来へ
この活動で、医療や学部について知ってもらい、高校生が抱いている夢を叶える手助けをしたいです。学生の頃、自分たちも同じように悩み、医療系学部に入学しました。近い目線の私たちだからこそ、伝えられることがあると思っています。
出張授業を実施することで、入学後のミスマッチ感を取り除き、モチベーション高く医療を学ぶ学生を一人でも増やしていきたいです。たくさんの高校生が広い視野を持ち、夢にあった適切な進路選択ができれば、それはひとつの医療レベルの底上げです。
さらに、一般の方も医療内容を正しく理解することで、予期せぬときの対応の仕方、自らの薬の処方や治療への意義を見出すことができます。これも医療に関心の強い国を作る第一歩となります。
私たち学生の立場から「医療に対して知識を持ち、高い志と夢を持てる社会をつくる」一助となりたいです。
この想いに共感していただける皆さま、どうかご支援・応援のほどよろしくお願いいたします。
資金使途
今回皆様からいただいたご支援で、出張授業にかかる費用に充てさせていただきます。資金の使い方は、IFMSA-Japanのルールにそって、使用させていただきます。
資料印刷代:30,000円
教材費:50,000円
スタッフ交通費:869,680円
物品移動費:10,000円
備品代:20,000円
手数料:220,320円
計1,200,000円
メンバー紹介
リターン
・お礼のお手紙
私たち大学生より、心を込めた感謝の手紙をお送りします。
・活動報告
昨年度開催した静岡での出張授業と、今年度開催する全8校の出張授業を合わせた計9校の活動報告をまとめてお送りします。
・高校生によるお礼の手紙
高校生企画を体験した高校生からの感謝のメッセージです。この企画を通じて、夢がどのように変わったかこれからどんな高校生活を送っていきたいかなどのお手紙をお送りします。
・全国ご当地のお菓子(1か所)
高校生企画を開催した土地での、高校生おすすめのご当地お菓子を合わせてお送りします。
・出張授業への参加権
これからも高校生向け出張授業を全国で多数開催する予定です。企画にご家族やご友人がご参加いただける権利をご用意いたします。
・医療系学生への進路相談(60分)
医学部でどういった教育を受け、何年の研修期間があるのか等がイメージつかないため知りたいと教員の方に教えいていただきました。皆様の質問、ご相談に可能な限り何でも対応させていただきます。これを学びたいのだけど、どこの大学がいいかしら?といった進路相談にお答えします。医学部のみならず看護、リハ、福祉系などさまざまな医療系学部についてもお答えします。
・倫理的問題の授業プラン(道徳、総合の授業用)
・進路指導用資料(医学部や他学部の進路やその後の生活をまとめたもの)
医療系を目指す子を受け持っている予備校や学校での授業の際に役立てて欲しいです。医学部でどういった教育を受け、何年の研修期間があるのか等がイメージつかないという教員の方の声を元に作成いたしました。
・最先端医療ニュース解説
分かるようで分かりにくい医療系ニュースを私たち医療系学生が解説いたします。
・高校生による“夢“ビデオ集
高校生がこの企画を通じてどんな“夢“に気づいたのか、どんな進路を歩みその夢を実現したいと思ったのかをまとめたビデオを共有いたします。
・高校生の「カラダ地図」集
私たちの出張授業では、「カラダ・トリセツ・プロジェクト」ワークショップで高校生に初見で体内の臓器を書いてもらいます。高校生はどのくらいの知識があるのか、その知識に地域差や傾向はあるかなどを分析したものをお送りします。
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本プロジェクトのリターンのうち、【お名前記載】に関するリターンの条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
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プロフィール
1996年静岡県出身 静岡県韮山高等学校出身。現在、東北大学医学部5年。 高校2年生の時に、重症だったアトピー性皮膚炎が治り体調が劇的に改善したことから、 痒みで苦しむ人をゼロにするため、医学部に入学。研究や勉強の傍ら、良い医療者を目指しIFMSA-Japan SCOMEで活動している。
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リターン
2,000円
<学生限定コース>応援コース
・お礼のお手紙
・活動報告
- 申込数
- 15
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年4月
5,000円
SCOME応援コース
・お礼のお手紙
・活動報告
- 申込数
- 46
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年4月
2,000円
<学生限定コース>応援コース
・お礼のお手紙
・活動報告
- 申込数
- 15
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年4月
5,000円
SCOME応援コース
・お礼のお手紙
・活動報告
- 申込数
- 46
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年4月
プロフィール
1996年静岡県出身 静岡県韮山高等学校出身。現在、東北大学医学部5年。 高校2年生の時に、重症だったアトピー性皮膚炎が治り体調が劇的に改善したことから、 痒みで苦しむ人をゼロにするため、医学部に入学。研究や勉強の傍ら、良い医療者を目指しIFMSA-Japan SCOMEで活動している。