皆様、SSJ代表の山田一竹です。

 

4月開催「シリア 殺戮と破壊の中で紡ぐ希望… −エイハム・アハマドを迎えて」と、このクラウド・ファンディングでの挑戦を BuzzFeed Japan / BuzzFeed Japan News にて、掲載いただきました!

エイハムさんがこれまで歩んだ道が丁寧に綴られた、素晴らしい記事となり掲載されています。僕も企画への想いを少しだけ語らせていただいております。
ぜひ、ご一読ください!記事はこちら


クラウドファンデイングも日に日に募集終了に近づいております!企画の成功には、まだまだ皆様からのご支援が欠かせない状況となっております。
この挑戦はAll or Nothingといい、目標額である130万円にたどり着けない場合は、1円も手に入れることができないという仕組みになっております。
少額からご支援が可能ですので、どうかご協力のほどよろしくお願い申し上げます!ぜひぜひ、周りでご賛同いただけそうな方にもこの挑戦をお知らせください。
エイハムさんの想いを一人でも多くの日本の方に届けるため、そして彼の歩んできた道、想い、そして演奏を通してシリアで起きていることに向き合うために。どうか皆さまのお力をお貸しください。

 

すでに、「別に来日する必要はないんじゃないか」というコメントが出ているようなのですが、僕は彼を呼ぶことにこそ意味があると信じてこの1年半諦めずに準備をしてきました。彼は、シリアで壊滅しきったヤルムークで、自分の命が危険にさらされても演奏を続けました。人々の恐怖が和らぐように、すこしでも現実を忘れられるように。
当時のヤルムークに広がるのは、武装した軍に囲まれる中で、子供たちが「草を食べたくはない」ということを真剣に願うような現実です。
そんな彼らを「怖くないよ、一緒に歌おう」と励まし続けた彼の生き様を、同じ時代に生きる私たちは絶対に胸に刻むべきです。
彼がどれだけの苦しみ、絶望、死を見つめてきたのか、それでも決して止めない演奏にどんな想いと感情が込められているのか。同じ人間として私たちは知るべきです。


ドイツで難民となった今も、ヤルムークに閉じ込められる人、そしてシリアで人間として生きることを許されない人びとのために、今日も休む暇なく、大好きな家族とゆっくりする時間も犠牲にしてピアノを弾き、歌い続けています。

この企画は、決して「シリア難民の成功話」なんかじゃありません。彼もスターになることなんて望んでいません。
僕は、彼の痛みを伝えたい。そしてシリアの痛みを伝えたい。そう強く思っています。
日本に暮らす私たちは、本来彼らの痛みがわかるはずです。その感覚が鈍り、シリアの現状について為す術もないと思ってしまう今だからこそ、彼にしか奏でられない演奏を届けたい、届けるべきだと思っています。

 

人間が人間として生きるということすら許されない絶望と破壊の中で、彼は人びとを励まし続けました。右も左も分からない新天地ドイツで「自分は家族や仲間を置いて逃げた」というとてつもない葛藤を抱え、難民排斥運動が勢いをつける中、難民は難民である前に一人の人間で、野蛮な生き物じゃないということを伝えてきました。

彼がどんな状況に置かれても紡いできた希望。それを絶やしてはいけないと思います。この日本からも灯火を掲げたいと心から思います。今、シリアで起きていることは、目を塞ぎたくなるような破壊と殺戮です。そんな中でも私たちが彼らの痛みを知り、同じ人間としてこの現実に向き合い続ければ「希望」は紡げるはずです。

僕は、「もうどうすることもできない」などと沈黙に逃げ込みたくはありません、エイハムさんもそうであったように...。
 

記事:

https://www.buzzfeed.com/jp/yoshihirokando/syria-music

Yahoo!版:

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180319-00010002-bfj-soci