トランスジェンダーとカミングアウト

こんばんは！

浅沼智也です。

僕が親に自分のセクシュアリティをカミングアウトしたのは12年前になります。

田舎ということもあり、性同一性障害の言葉すら知らない家族でした。そんな中で意を決し話しましたが、最初は理解がなく「気のせいだよ、変なこと言わないで、あんたみたいな人は存在しない」と言われる日々でした。

19歳の頃ジェンダークリニックに母親を連れていき、医師から性同一性障害について説明してもらいましたが、母親から出た一言は「どうやったら女に戻れるか」でした。

カミングアウト後、円滑にいく家族もあるとは思いますが、僕の場合親への理解を得るのには10年の時間を費やしました。僕も辛かったですがきっと両親も辛かったと思います。縁を切る話も出たし、疎遠にもなった時期もあります。

でも、今は理解を得ようと頑張ってくれており、自分も歩み寄ろうとしています。僕の周囲にもセクシュアリティのことで家族とうまくいっていない当事者は少なくありません。

かけがえのない家族だと思いますので、時間をかけてでもお互い歩み寄ってほしいなと思います。

本日の応援メッセージをご紹介させていただきます！

　
 東 由紀
Allies Connect代表

女だから、男だから、外国人だから、若いからと、人が決めた価値観で誰も可能性を制限されない世界がいい。そのために、まずは知ること、知らせること。自分にできることを見つけ、一歩を踏み出す人たちを心から応援します。