残り35時間!!　私の車両保存の原点とクハ489-501の恩人②

続きです。

１０年前の２０１２年８月、それまでのしらさぎ号は車内を何度清掃しても、シートからホコリと匂いが消える事がありませんでした。

匂いと言っても、人気の「国鉄の香り」じゃありませんよ。

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タバコの脂の悪臭が、座席にこびりついていたのでした。

これを何とかするべく、当時の加賀市山中温泉支所の支所長に依頼して、シートモケットを新調させていただくお手伝いをしました。

市がモケットを購入し、ＮＰＯが張替作業をする、という連携事業でした。

その最中に、クハ４８９－５０１保存の話が、降って湧いてきたのです。

 

小松市長から、「ちゃんとメンテナンス出来る実績があるなら、譲渡の話をする」と条件を出されました。

それまで、単にしらさぎ号の清掃や簡易補修しかしてきませんでしたから、加賀市との連携事業を請けていない１ヶ月ほど前だったなら、無理だと判断されたかもしれません。

 

で、８月になり、綺麗になりました。

 

クハ４８９－５０１にとって、しらさぎ号とは現役時代、一瞬の出会いだったかもしれませんが、人と人、熱意と実働で今にご縁を頂いています。

どうか最後まで、諦めずにご支援をお願い致します！

そして次の将来、加賀市のしらさぎ号と小松市のクハ４８９－５０１が、再び相まみえる日が来るように、ごうぞご期待下さいませ！

 

残り36時間!!　私の車両保存の原点とクハ489-501の恩人① クハ489の屋根を補修｜特急あずさやかもめ時代を再現し後世へ繋ぐ（NPO法人北国(きたぐに)鉄道管理局（代表理事　岩谷 淳平） 2022/11/29 投稿）