支援総額
目標金額 2,500,000円
- 支援者
- 225人
- 募集終了日
- 2022年4月28日
マンスリーサポーター募集!生活困窮者の命と住まいを守る活動
#医療・福祉
- 総計
- 8人
夜の世界で孤立・困窮している女性たちに、必要な支援を届けたい
#医療・福祉
- 総計
- 182人
希望のまちを諦めない、抱樸をひとりにしない|緊急プロジェクト
#まちづくり
- 現在
- 40,457,000円
- 支援者
- 1,970人
- 残り
- 28日
もやいの「葬送」プロジェクト|身寄りのない方の「お見送り」を考える
#医療・福祉
- 現在
- 2,163,000円
- 寄付者
- 208人
- 残り
- 26日
貧困や虐待等で親を頼れない若者が将来を諦めず生きていける伴走支援を
#子ども・教育
- 現在
- 6,073,000円
- 支援者
- 299人
- 残り
- 20日
SOSを出す犬猫たちを救い続けるために。保護ハウス修繕にご支援を
#動物
- 現在
- 3,126,000円
- 寄付者
- 190人
- 残り
- 25日
「いのち」と「こころ」の灯台を守る!ごちゃまるクリニック緊急再建
#子ども・教育
- 現在
- 22,780,000円
- 支援者
- 890人
- 残り
- 1日
プロジェクト本文
終了報告を読む
はじめに、2021年度に実施したクラウドファンディング「コロナ禍で急増する住まいを失った方へほっとできる支援を届けたい」では、みなさまのご支援により、目標金額の300万円、さらにネクストゴールとして350万円を達成することができました。
ご支援くださったみなさま、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。頂戴いたしましたご支援は、生活に困窮している方々への支援(支援物資の購入、相談員の増員、シェルターの環境整備等)に活用させていただいております。
みなさまのあたたかいご支援により少しずつ支援を拡充することができております。しかし、長期化するコロナ禍で新たな問題も発生しています。これまで支援した方との交流の場がなくなったことで継続的な支援が難しくなり、支援を求める年齢層の変化や女性からの相談も増えてきております。
以前より多様化、複雑化、複合化した地域の福祉ニーズに対応していくため、一人でも多くの方に支援を届けるため、新たな相談支援の仕組みが必要とされています。
2022年度はこのコロナ禍で深まってしまった「孤立」を少しでも解消できる取り組みにより力を入れていきたいと考えています。引き続きほっとプラスの支援活動にお力添えをいただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
こんにちは、NPO法人ほっとプラス(藤田孝典、平田真基)です。
私たちは2011年より埼玉県を中心にホームレス状態の方、身寄りのない方、障害をお持ちの方など社会的に弱い立場にある方々の支援活動を行っています。
活動を始めた経緯は、法人創設者の藤田孝典が学生時代に偶然知り合ったホームレス状態にある「おっちゃん」と出会ったことがきっかけです。その方は元銀行の支店長で政治や経済にも詳しく家族もいたのですが、職場のストレスからうつ病を発症したことで、転げ落ちるようにホームレスになってしまったとのことでした。 おっちゃんとは週に1・2回ほど会っていましたが、半年が経った頃、急におっちゃんが住むテントが撤去されてしまい、いなくなってしまいました。
藤田自身「社会福祉や福祉制度を十分に理解できている」と思っていたのに「自分は何も出来なかった」と無力感を強く感じました。以後、「おっちゃん」のような人を助けられる勉強がしたいと本格的にホームレス支援の活動を始めました。
その後、ホームレス支援の活動を通じて見えてきた課題にも合わせて取り組み始め、2015年5月より知的・精神障害者を対象としたグループホームの運営を開始し、在宅生活の見守りや通院介助、他の団体と連携した障害福祉サービスのコーディネートを行ってきました。
またコロナ禍になり、多様な生活困窮に起因した相談やニーズに応えるため、支援体制の拡充のためのクラウドファンディングにも挑戦し、多くの方に支えていただきながら活動の幅を広げ、現在に至ります。
今般の新型コロナウイルス感染症の影響は、人々の衣食住に大きく影を落としています。
「仕事を失ってしまった」「家賃を滞納してしまい住まいを失ってしまいそう」「ネットカフェでの生活が継続できなくなった」という相談が増えており、生活困窮状態に陥ってしまう大きな要因にもなっています。
感染拡大初期の頃は、「ネットカフェが休業になってしまい、寝泊まりする場所が無い」という相談や、給付金の動向や申請方法などに関する問い合わせがメインで、その後は寮付きの住み込みの仕事をされていた方が仕事を失い同時に住まいを失ったという相談、仕事の減少で収入が減り家賃の滞納が続いているという相談が増えています。
この間そのような状況にある方へ、シェルターでの受け入れ、行政が実施している一時的な公営住宅への入居やホテル宿泊事業等、寝泊まりできる場所や福祉制度へのつなぎ支援を多く行ってきました。
そのような支援を行う中で、我々が今の懸念事項として考えている問題は「孤立化」です。
一時的な住まいの確保は出来たものの、そのような状況にある方の多くは頼れる家族や知り合いがいない、情報や通信手段を持たない方も多くいらっしゃり、1日のうち誰とも話す機会がない、という方も多くいらっしゃいます。
私たちともコミュニケーションを取る機会が減り、久しぶりに連絡が取れたと思ったら「実は入院していた…」とこともありました。大事に至らなかったものの、さらにこの状況が進むことで最悪の場合、孤立死に至ってしまう…ということも容易に考えられます。緊急の課題として対策に取り組んでいきたいと思っています。
この2022年で特に力を入れて行いたい活動は以下の3点です。
①居場所づくり活動(いこいの会)の実施
コロナウイルスが蔓延する以前より行っていた地域での居場所づくり活動(いこいの会)を、感染対策を講じた上で開催します。
月1回を目安に公民館を借りて、交流会を開催し、法人スタッフやボランティア、専門職(看護師、社会福祉士)等との交流・相談の場を作ることで、コロナ禍で希薄になってしまった方々との繋がりおよび地域との交流を活性化させたいと考えています。
以前は写真のような食事会や季節イベント(流しそうめん、餅つき、スイカ割り)などを行っていました。新型コロナウイルスの影響もあり、今までと同じような形で活動を行うことは難しいと思っていますが、出来る範囲で対面で交流、相談ができる場を作れたらと考えています。食事に関しても、以前はみんなで顔を合わせて食事をしていたのですが、持ち帰りのお弁当にしたり等工夫をしながら、食事の提供も行っていけたらと思っています。
②居宅訪問活動の充実
この2年間で相談を受けた中のうち、「住まいを失ってしまった」という状況の方約30名のアパート入居支援を行ってきました。必要に応じて見守り等をしていますが、身寄りがない、体調を崩しているなど孤立状態にある方が大半なので、継続して居宅の訪問や体調の確認、生活相談を受ける体制を整えられたらと考えています。
現状、新規の相談対応でマンパワーがとられてしまい、アフターフォローまで手が届いていないので、①の居場所づくり事業と合わせて、人員を増やすことで各居宅への訪問活動にも力をいれたいと考えています。
③路上巡回活動の継続実施
約10年間継続して行ってきた埼玉県内(主に川口駅、大宮駅周辺)での路上巡回活動を継続して実施します。食糧や支援物資の提供、体調の確認、支援制度の案内、希望者にはその後の制度やシェルター入居等のサポートにつないできました。
コロナ前は定例で月1回の実施だったところを、今年度は定例で月2回の巡回その他状況に応じて(路上から相談があった時、雪や台風の日など)巡回の回数を増やしてきました。
活動では毎回10~15名ほどのホームレス状態の方へお声掛けをしています。支援制度を案内し、路上生活から脱出する方もいらっしゃいますが、また次の機会に巡回すると新たに路上生活に陥ってしまった方が増えているという現状が続いています。
新型コロナウイルス感染症の再流行に伴い、今後さらに生活が困窮してしまう方、住まいを失ってしまうという方が増加する懸念があるので、状況に応じて頻度や活動場所を増やしていけたらと考えています。
私たちは進行し続けている貧困と格差に日々接しています。そのなかで人々が悩み苦しみ、明日への希望を持てない状況に向き合ってきました。生活困窮状態は怠惰などといった個人の性質から発生するのではなく、社会構造や雇用構造から生み出されるものだと認識しています。
しかし、社会保障制度や社会システムは社会構造の変化に追いついておらず、セーフティネットの役割を果たせていません。 ややもすれば自己責任と突き放し、個人の怠惰と責めてしまいます。
人々の苦しさに向き合いながら、誰もが生活困窮しやすく、住みにくい私たちの社会を変革していく必要があると思っています。
困窮している方々の深刻な状況は、長引くコロナ禍でさらに加速し、複雑化しています。 すべての人がほっとできる社会・地域に向けて活動を続けてまいりますので、ぜひご支援をよろしくお願いいたします。
ご留意事項
※支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。
※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、こちらのページの「支援契約」にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。
- プロジェクト実行責任者:
- 平田真基(NPO法人ほっとプラス)
- プロジェクト実施完了日:
- 2023年3月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
居場所づくり活動および通年での居宅訪問・路上巡回支援活動、活動の発信・啓発を行います。 使途: 居場所づくり活動運営費(36万円:食材費・会場費など) 旅費交通費(6万円:ガソリン代など) 支援物資購入費(15万円:夜回り用保存食、衣類、マスク、カイロなど) 人件費(120万円:アルバイトスタッフ人件費) 通信費(24万円:相談用携帯代、事務所電話代) リターン(14万円:書籍購入代 送料) 手数料(35万円:READYFOR様への支払い)
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額と目標金額との差額は、自己資金や他の寄付金等で補填
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プロフィール
埼玉県さいたま市を中心に生活困窮状態にある方の支援を行っているNPO法人です。路上巡回活動やシェルター、グループホームを通じた住まいの支援、支援活動の社会への発信(ソーシャルアクション)を行っています。
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リターン
10,000円+システム利用料
ほっとできる支援を後押しコース①
・サンクスレター(郵送またはメールにて送付します。)
・当法人発行の広報誌(ご希望の方のみ。3回分をメールまたは郵送にて送付します。)
・オンラインの報告会にご招待いたします。(ご希望の方のみ。)
※オンライン報告会は2023年1月を予定しております。詳細な日程は追ってお送りいたします。
- 申込数
- 41
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年3月
3,000円+システム利用料
サンクスレターコース
・サンクスレター(郵送またはメールにて送付します。)
- 申込数
- 79
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年6月
10,000円+システム利用料
ほっとできる支援を後押しコース①
・サンクスレター(郵送またはメールにて送付します。)
・当法人発行の広報誌(ご希望の方のみ。3回分をメールまたは郵送にて送付します。)
・オンラインの報告会にご招待いたします。(ご希望の方のみ。)
※オンライン報告会は2023年1月を予定しております。詳細な日程は追ってお送りいたします。
- 申込数
- 41
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年3月
3,000円+システム利用料
サンクスレターコース
・サンクスレター(郵送またはメールにて送付します。)
- 申込数
- 79
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年6月
プロフィール
埼玉県さいたま市を中心に生活困窮状態にある方の支援を行っているNPO法人です。路上巡回活動やシェルター、グループホームを通じた住まいの支援、支援活動の社会への発信(ソーシャルアクション)を行っています。