クラウドファンディングにご支援いただいた方々への経過報告
令和6年3月31日
【ウクライナ支援プロジェクトの経過報告】
1,はじめに
私たちはソ連崩壊を経て1991年5月にウクライナ・プリピチャ市(チェルノブイリ原
発立地場所)などを訪問・視察しました。以後95回訪問して医療品、医薬品の寄贈と研
究医等の日本への招聘・医学研修などを行っています。(2020年コロナ禍によって中
断)
2,ウクライナ支援(1次)
2020年2月にロシアによるウクライナ侵攻が始まり私たちはこれまで関係のあった内
外の仲間を通じて避難民を引き受けることにしました。先ず、ウクライナから母娘を受
け入れ、破滅的な被害を受けたプリピチャ市に隣接するブチャ市などへの医療支援の
為、キエフ救急医療センターなどへ止血帯・消毒剤などを届けました。
3,ウクライナ支援(2次)
ウクライナの実情調査の為、佐々木代表は地雷の撤去に使う金属探知機をウクライ
ナに送るため2023年9月18日から26日までポーランドとウクライナを訪問し22日23
日の両日キエフ、オデッサ、ミコライフを視察して金属探知機5台と車椅子2台を寄贈し
ました。戦場のミコライフで活動中のウクライナ緊急対策チームのロマン隊長は、「あ
と100台あれば更にスムーズな地雷除去が可能になる。」とのことで次なる支援として
金属探知機100台、車椅子30台の寄贈を約束しました。
帰国後、2023年11月にクラウドファンディングで資金を募り11月29日には目標の300万
円を達成しました。
4,ウクライナ支援(3次)
2024年3月23日に金属探知機170台、車椅子・歩行器31台、 そしてインフラが破壊
されていまだに復興せず寒い生活を余儀なくされている実情に鑑み全国から寄せられた
毛布・セーター・防寒着など264点(段ボールで54箱)の物資が秋田船川港を出港しま
した。この後神戸港、シンガポール、ポーランド(グダニスク港5/21)に到着し陸路キ
エフに着く予定です。
【収支報告】
クラウドファンディングが無事に達成しましたので、令和6年1月10日に皆様からご支
援いただいた資金を受領致しました。
➀ クラウドファンディングによる支援総額 3,049,000円
同上手数料(フルサポートプラン) 570,163円
(差し引き受け取り金額) 2,478,837円
➁ 支出
金属探知機代 1,510,000円
ポーランド・ウクライナ・カンボジア視察 旅費(佐々木代表) 310,000円
ポーランド(グダニスク)までの物資の輸送費 912,000円
リターンの商品・運賃代 22,000円
寄贈された車椅子31台の運賃(国内) 60,000円
事務局人件費 180,000円
通信費・備品(物品輸出梱包/段ボール代他) 78,000円
ポーランド(グダニスク)からキエフまでの陸路の運賃見込み 約 200,000円
合計 3,272,000円
差し引き収支合計 ー793,163円(予定)
【リターンの発送状況について】
リターン品につきましては令和6年1月12日にすべて発送が完了しています。
もし届いていないなど不具合がありましたら連絡いただきますようお願いいたします。
【今後について】
進捗状況は逐次ご報告させていただいておりますがウクライナ支援はウクライナが平
和になるまで続ける予定です。皆様のご支援及びご協力をよろしくお願い致します。
当会では約80万の費用捻出の為、皆様からの応援をお待ちしております。
寄付先 (一社)人財バンク 秋田銀行 刈和野支店 普通口座 1023681
Ukraine Stork PROJECT 事務局
〒019-2112 秋田県大仙市字刈和野175番地1
℡:0187-75-2626 fax:0187-75-2227
直通 090-2955-4097(岩澤)
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