プロジェクト概要

震災で、作業小屋兼道具置き場である倉庫がながされました。

仮設倉庫を建てることで、漁師さんたちをはじめとした6名の方が生計を立てることが出来ます。

 

初めまして、テツヤジャパンの小寺賀子と申します。私は東日本大震災の直後、任意団体復興ボランティア白樺隊を結成し、倉庫や小屋を必要とする人々に無料で設置•提供してきました。しかし、設置希望者が146人を超え、実費で払えない状況になり活動が難しくなりました。1年半を過ぎた今でも倉庫が欲しい、という電話を取るたびに早くなんとかしたいという気持ちで一杯になりました。

 

しかし、仮設倉庫を立てるための費用が不足しています。

どうか皆さまのお力をお貸しいただけないでしょうか。

 

(東日本大震災の際の津波によって家や倉庫が流された後の沿岸部)

 

今回のプロジェクトでは、DIY復興ドーム6棟分の材料費です。

 

元々漁師さん達は海辺の家に住み、一人ひとつは倉庫を持っていました。真水が入ると商品にならないウニは、屋根がありしっかりとした小屋の中で一つ一つウニは漁師さん達の手によって開かれていました。しかし、今回の震災で作業場が流されてしまったため、雨の振りそうな日には、ウニの口あげが出来ないため漁に出られせん。

 

(復興ドームDIYを設置している様子)

 

そこでDIY復興ドームという1日でも簡単に出来る仮設倉庫が必要とされています。沿岸部では仮設でない倉庫を建てることは禁止されているので、今の漁師さんのニーズにぴったりなものです。震災後、漁師さんたちは瓦礫をかき分け、周りの遺体に手を合わせながら必死で漁具を拾い集めました。せっかく集めた漁具も、外に置いておけば痛んで使えなくなってしまいます。一つ一つが高価で、鍵がかけられないテントには置いておけないので、倉庫が必要なのです。

 

毎年5キロまでは許されていた水揚げですが、今年は3キロまでと制限がかかっていて、漁に出れたとしても生活が苦しい状況が続いています。また三年間の仮設住宅の期限が来た時、山に移り住む場合でもその土地は自分たちで買わなければなりません。そのため前金というものを残しておく必要があり、少しでも節約して生活し、今後のために備えないといけないのです。

 

(山田町の漁師さん達)

 

6名の中に漁師さんもいます。漁を始めるためには約2000万円が必要です。漁には漁協でかけていた保険金がおりるか、国から購入費の約9分の1程度の補助が出ます。共同使用する漁具や共同作業などには徐々に助成金がおりはじめていますが、船越湾漁港では、個人の漁に対する国からの補助はほとんどありません。

 

(船越漁港の様子)

 

山崎さんとの出会いを機に、私は何としてもこのプロジェクトを成功させる、と自分に強く誓いました。

 

(17歳の時から漁師をしている山崎さん)

 

私は山崎さんという漁師さんに出会いました。漁師歴60年、彼は17歳のときから漁師一筋で生きてきました。具体的な倉庫の必要性を書くという面倒な作業の説明の途中で何人もの漁師さんがミーティングから去っていいく中、山崎さんは一言も話さず最後まで残って何を書けば良いのか熱心に聞いて帰られました。後日再び仮設住宅を尋ねると、山崎さんは震えた文字で綺麗に書かれた用紙を渡してくれました。彼の仮の住まいの裏には瓦礫の中から必死に拾ってきた漁具が散乱していました。今まで海の目の前に住んでいて運転免許を持たなくても、リアカーをバイクにつなげて少し走れば漁に出る事ができていた山崎さん。今では仮設住宅から3キロ離れた港までリアカー付きバイクを走らせて漁に出ていると教えてくれました。

 

これから雪で覆われる東北の道路を荷物いっぱいのリアカーをバイクで引っ張って走るのは77歳の身体にはとても危険です。しかし、それでも生活のためには止めるわけにはいかないし、何よりも海に出るのが好きだと静かに言いました。それを聞いた時、私は胸が苦しくなりました。もし倉庫が元の土地に建てられたら、リアカーを何キロも引かなくていいし、冬にはストーブを置き、鮭の餌付けが出来るね、と語りかけたら、山崎さんは少しだけ笑顔で頷いてくれました。

 

最後に今回倉庫を必要としている6名のうちの1名、佐々木さんからのお手紙をご紹介します。

(漁師をしている佐々木さん)

 

「倉庫が欲しいです。平成23年3月11日の東日本大震災で家、倉庫が流れ、ウニ•アワビ•ワカメ用の道具が全て流れてしまいました。現在、家族8人で色々な物を置くこともなく、仮設の入り口の脇、又は、裏の隅に置いたりしています。平成24年度に入ってからも収入がありません。ようやく7月になり、ウニの口開けがありました。それに伴い、ウニ漁の準備費用に30万円かかりました。漁に出る際も、仮設から遠く、大変困っています。少しでも近い所に倉庫が欲しいと思っております。是非、皆様のご協力をお願い申し上げます。」

 

食卓に並ぶウニの一つ一つの背後には、山崎さんや佐々木さんのような多くの漁師さんの姿があります。その漁師さん達がもう一度漁に出られるよう、ご協力頂けないでしょうか。

 

皆さまのあたたかいご支援、宜しくお願い致します。

 

 

■引換券詳細

引換券は全て、支援者が現地へ足を運んで頂く内容となっています。被災地以外の場所から来た人による直接的な応援は、精神的にダメージを受けている被災者にとって頑張ろうという気持ちが湧いてきます。また、設置活動に参加して頂ける支援者の方は、翌日の現地ツアーでこの漁師町を知ることができます。また今回ツアーに参加出来ない方のために、いつかこの町を訪れることができるよう今回支援して頂くDIY復興ドームへの地図、ローカルな山田町観光案内地図をお送り致します。

 

•設置したDIY復興ドームへの記名

•6名からのお礼のメッセージを記載した地元の大漁旗ポストカード(※下図はイメージ図)

 

•DIY復興ドームから制作した木片キーホルダーと地図(※下図は木片キーホルダーのイメージ図)

自宅から復興ドームまでの道のり、交通手段、価格が記載されています。

 

•地元の人しか知らない山田町ローカルガイドブック

•DIY復興ドームの設置体験及び現地ツアーへの招待券

無料で東京発で車を出します。現地集合の場合は、最寄り駅まで迎えに伺います。宿泊先は変更可能ですが、その際に発生する費用は自己負担でお願い致します。

 

▼テツヤジャパン

http://tetsuya-jp.com

 

▼DIY復興ドーム

•DIY復興ドームとは?

http://tetsuya-jp.com/birchply/birchply_1_dome.html

 

•組立の様子

http://www.youtube.com/watch?v=82vrw74Czps


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