アウトサイダー アート フェア NY 盛況のうち無事終了
プロジェクトを見守り応援してくださったみなさまにご報告です！！！
一昨日遅くOutsider art fair NY出展のお役目を終え無事帰国いたしました。
渡米前の数ヶ月は、ほとんど休みを取らずに準備を進めて参りました。
NY到着後は、現地在住の友人たちの助けを借りながら、おかげさまで、万事滞りなく開催期間を乗り切ることができました。その間、日本で応援してくださっている皆さまお一人お一人のお気持ちが、常に大きな支えとなっていました。本当にありがとうございました。
文字通り怒涛のような4日間でしたが、あらゆる意味で実り多きフェアでした。
本当に、本当に、行ってよかったです。
私たちのブースを訪ね、作品を前に感嘆の声を上げる人の何と多かったことか‼
多くの観客やアート関係者とお話しする中で、彼らの作品は世界でも十分に通用するという確信を得られたことは大きな自信に繋がりました。
世界には、こんなにもユニークで心を揺さぶる独学自修のアート、生きることと表現することが密接につながった切実で美しい表現が溢れています。
今回の気づきの中に、日本だけでなく、障がいのある作家が創作する場所は私が想像していたよりもっとたくさんあるということ。世界中で、こうした場所は、きっとこれから増えていくのではないかという嬉しい予感がしています。そうした施設やギャラリーで働く人たちや、作家と交流を持つことができたことは、今後の私たちの活動にとっても大きな財産となるでしょう。
また、New York Times をはじめとする多くのメディアがフェアを取り上げてくれました。
＊掲載媒体のリストはこちら https://www.outsiderartfair.com/new-york
プレビュー初日には、世界最大のオークション会社CHRISTIE’S NYがこの分野初となるオークションを開催し注目を集めました。こうした場所で、日本の作家が紹介される日もそう遠くはないかもしれません。
Outsider art の専門誌「Raw Vision」編集長ゴメスさんとは、誌面で作家の特集記事を組みたいと来月訪日の際の再会を約束しました。他にもたくさんのギャラリストが日本の作家に興味を示してくださいました。今後もこうしたみなさんと連絡を取り合いながら、さらに作家の可能性を広げていきたいと思います。
また、幸運なことに、今回販売した作品は、いずれも良質なアートコレクターの元にお届けすることができました。販売して終わりではなく、継続的に作家に関心を持って頂けるよう情報を共有ししつつ、さらなる未来に繋げていきたいと思います。
今は、無事会期を終え一定の成果をあげられたことに心から安堵しておりますが、明日からまた暫く残務処理に追われます。お待ち頂いているリターンについても、なるべく早くお届けできるよう順次進めて参ります。誠に恐れ入りますが、今暫くお待ちくださいますようお願い申し上げます。
恵比寿西5差路のACM Galleryは、１月２９日（水）から通常営業を開始します。
これからも、自ら社会とつながることが困難な作家のため、精力的に作品のご紹介をして参ります。
当団体は個人・法人向けのサポーター会員制度を設けております。この活動は、多様性という大切な価値を社会の中で根付かせるために、みなさんの支えのもと成り立っています。是非この機会に、私たちの活動の仲間として、継続的なご支援をご検討くださいませ。
尚、ご支援頂いた資金は、予定通り、ブース代、各種備品レンタル代、輸送費、保険代、インストーラー人件費、旅費、宿泊費、Readyfor 手数料（資金全体の１４％）のために全額使用させて頂きました。
改めまして、ご支援頂いた皆さま、本当にありがとうございました。
私たちの夢は始まったばかりです。ここをスタートに、これからも、皆さまのお励ましの言葉を支えにしながら、誰もが輝ける、本当の意味で多様性に富んだ社会の実現に向けて、一歩一歩着実に進んで参りたいと思います。
今後とも、ご指導ご鞭撻のほど、心よりお願い申し上げます。
一般社団法人Arts and Creative Mind 代表
ACM Gallery ディレクター 杉本志乃
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